UBIQUOの新イヤホンやMATRIXの新ポータブルヘッドホンアンプも
<ポタフェス>“SOUL”から“セスク”コラボヘッドホン/USB-DAC製品続々…真空管搭載機やBluetooth対応モデルも
10月20日・21日の2日間にわたり東京・秋葉原で開催されるe☆イヤホン主催のポータブルオーディオイベント「ポータブルオーディオフェスティバル」(通称ポタフェス)。本記事では、CAV/ミックスウェーブ/トップウィング/オンズ/zionote/ムジカアコスティックス/FOCAL/サエク/Pro-ject/アスク/バイオスケール/エントリージャパンの出展内容をレポートする。
■CAV
CAVは、同社が取り扱うヘッドホンブランド“SOUL”から、スペインのサッカー選手セスク・ファブレガスとコラボレーションしたヘッドホン「SL300CESC」を参考出展している。フラグシップモデル「SL300(関連ニュース)」のバリエーションモデルで、ブラックの筐体にゴールドのラインを施しているデザインが特徴。外観以外の仕様はSL300と同一とのことで、年内の発売を予定している。
そのほかにも、スマートフォン周辺機器ブランド“BuruTta”のポータブルヘッドホンアンプ「BRT-PA1」や、振動スピーカー「BRT-G1」なども出展している。また同ブース内には、加賀ハイテックのBluetooth対応振動スピーカー「MeoSound」も展示されており、こちらも試聴が行える。
■ミックスウェーブ
ミックスウェーブは、同社が取り扱うブランドの製品を一挙に展示している。
今回の出展にあわせ、ALO Audioのヘッドホンアンプ機能を搭載する真空管USB-DAC「The PanAm(パンナム)」を試験販売している。こちらは、入力系統にはアナログRCA/3.5mmステレオミニ/USBを備え、USB経由で96kHz/24bitの入力ソースに対応するモデル。ヘッドホン出力には3.5mm端子と6.3mm端子を両方備えている。内部にはウォルフソン製のDACチップを搭載。周波数特性は40Hz〜30kHz(±1dB)となる。
本体には電源端子を備えており、単体でも駆動できるが、オプションで同サイズの専用電源「PassPort」も用意している。価格は本体+電源のセットで大体10万円くらいとのこと。
加えて、11月上旬頃から取り扱いを開始する予定だというBEAT AUDIOブランドのバランス接続イヤホンケーブルも披露している。こちらは大体2万円くらいでの販売を予定しているという。
また、9月から発売されているUnique Melodyブランドのカスタムインイヤーモニター3機種(関連ニュース)や、Fanny Wangブランドのヘッドホン「2000series Over Ear Wangs」や「1000series On Ear Wangs」なども出展している。
■トップウィング/オンズ
トップウィングとオンズは共同でブースを構えている。トップウイングは、同社が取り扱う米HiFiMANのヘッドホン「HE-400」「HE-300」などのモデルをフィーチャーし、試聴デモを行っている。
オンズは、同社が取り扱うMATRIXブランドの新ポータブルヘッドホンアンプ「Mini-Portable」を出展。近日発売を予定しているモデルで、価格はオープンだが、52,500円前後での実売が予想される。カラーはブラック/ピンク/ブルーの3色。
入力端子にアナログRCA/USB/同軸/光デジタル端子を備えており、同軸/光デジタル経由で192kHz/24bit、USB経由で96kHz/24bitの入力ソースに対応する。
D/Aコンバーター部に「AD1955」、アンプ部に「AD8620」を搭載している。パーツにもこだわり、ニチコン製コンデンサーやALPS製のポテンションメーターを採用している。周波数特性は20Hz〜20kHzで、SN比は112dB、ダイナミックレンジは118dB。バッテリーで約8時間の連続駆動に対応する。今回のポタフェスでは、オンズが取り扱うGRADOのヘッドホンと組み合わせて試聴が行える。
■zionote
zionoteは、UBIQUOの新イヤホン「E903」を参考出展。年末の発売を予定しており、価格は1万円弱になる見込みとのこと。さらに新規ブランドとなるEXSからも、未発表のイヤホン「X10J」「X20J」を出展している。それぞれの価格は現段階で、X10Jが7〜8千円、X20Jが2万円くらいを想定しているという。
さらに、JL Acoustic Labsブランドからポータブルヘッドホンアンプ「BAB3」も参考出展している。動作処理を内部のマイクロコントローラーで行う点が特徴のモデルで、入力はアナログRCAのみを備えるシンプルな仕様としている。こちらは近日発売を予定している。
■ムジカアコスティックス
ムジカアコスティックスのブースでは、tralucent audioのカスタムイヤホン「2plus1」を出展。中/高域用にBAドライバーを1基ずつ、低域用にダイナミックドライバーを1基搭載するハイブリッドドライバーを採用したモデルで、現在プレオーダーを受付中とのこと。
また、露mycroftのBluetooth対応USB-DAC「myst 1866」も出展している。Bluetooth 2.1に準拠している点が大きなポイントで、Bluetooth対応デバイスとの接続をワイヤレスで行える。入力はデジタル専用で、USB/光デジタル/同軸デジタルを備えており、最大96kHz/24bitまでのソースに対応する。出力は3.5mmヘッドホン端子のほか、ラインアウト端子も1系統備えている。同社の直販サイトでは、85,900円(税込)で受注開始している。
■アスク
アスクは、SOL REPUBLICブランドのヘッドホン「SOL REPUBLIC Tracks Ultra」と「SOL REPUBLIC Deadmau5」を出展している(関連ニュース)。SOL REPUBLICは、Monster Cableの創始者・Noel Lee氏の息子であるKeven Lee氏が立ち上げたブランドで、国内ではアスクが9月下旬に発売を開始したばかり。
また、会場では11月上旬発売を予定しているというPUMAブランドのイヤホンも参考出展している。こちらは3,480円(税込)で販売する見込みとのこと。そのほかに、iPhoneで動画の360度撮影が行えるカメラ用アタッチメントなども用意し、同社取り扱い製品の多彩なラインナップをアピールしている。
■FOCAL/サエク/Pro-ject
FOCAL、サエク、Pro-jectの3ブランドは共同でブースを出展している。FOCALからは、ヘッドホン「SPIRIT ONE」のホワイトモデル「SPIRIT ONE WHITE」が参考出展されている。
そのほか、サエクが取り扱うHRTの「Head Streamer」「iStreamer」や、国内ではナスペックが取り扱うPro-jectブランドの「DOCK BOX」「HEAD BOX S」なども展示している。
■バイオスケール
バイオスケールは、ポータブルヘッドホンアンプ“Bispa”シリーズをアピール。特に今回のポタフェスでは、e☆イヤホンオリジナルモデルとなる「BSP-PHPA-02ES」をメインにフィーチャーしている。
また、ゼンハイザーのヘッドホン「HD25」用のアタッチメントケーブル「BSP-HD25-SCB」と専用ケーブル3種類も参考出展している。実際の発売予定については未定とのことだが、製品化の際には、専用ケーブルを1本付属した状態で1万円以下で販売していく予定とのこと。
■エントリージャパン
エントリージャパンは、同社が取り扱うコンプライのイヤホンチップ全製品をブース内にラインナップしている。その場で試聴が行えるほか、ブース内で販売も行っている。
■CAV
CAVは、同社が取り扱うヘッドホンブランド“SOUL”から、スペインのサッカー選手セスク・ファブレガスとコラボレーションしたヘッドホン「SL300CESC」を参考出展している。フラグシップモデル「SL300(関連ニュース)」のバリエーションモデルで、ブラックの筐体にゴールドのラインを施しているデザインが特徴。外観以外の仕様はSL300と同一とのことで、年内の発売を予定している。
そのほかにも、スマートフォン周辺機器ブランド“BuruTta”のポータブルヘッドホンアンプ「BRT-PA1」や、振動スピーカー「BRT-G1」なども出展している。また同ブース内には、加賀ハイテックのBluetooth対応振動スピーカー「MeoSound」も展示されており、こちらも試聴が行える。
■ミックスウェーブ
ミックスウェーブは、同社が取り扱うブランドの製品を一挙に展示している。
今回の出展にあわせ、ALO Audioのヘッドホンアンプ機能を搭載する真空管USB-DAC「The PanAm(パンナム)」を試験販売している。こちらは、入力系統にはアナログRCA/3.5mmステレオミニ/USBを備え、USB経由で96kHz/24bitの入力ソースに対応するモデル。ヘッドホン出力には3.5mm端子と6.3mm端子を両方備えている。内部にはウォルフソン製のDACチップを搭載。周波数特性は40Hz〜30kHz(±1dB)となる。
本体には電源端子を備えており、単体でも駆動できるが、オプションで同サイズの専用電源「PassPort」も用意している。価格は本体+電源のセットで大体10万円くらいとのこと。
加えて、11月上旬頃から取り扱いを開始する予定だというBEAT AUDIOブランドのバランス接続イヤホンケーブルも披露している。こちらは大体2万円くらいでの販売を予定しているという。
また、9月から発売されているUnique Melodyブランドのカスタムインイヤーモニター3機種(関連ニュース)や、Fanny Wangブランドのヘッドホン「2000series Over Ear Wangs」や「1000series On Ear Wangs」なども出展している。
■トップウィング/オンズ
トップウィングとオンズは共同でブースを構えている。トップウイングは、同社が取り扱う米HiFiMANのヘッドホン「HE-400」「HE-300」などのモデルをフィーチャーし、試聴デモを行っている。
オンズは、同社が取り扱うMATRIXブランドの新ポータブルヘッドホンアンプ「Mini-Portable」を出展。近日発売を予定しているモデルで、価格はオープンだが、52,500円前後での実売が予想される。カラーはブラック/ピンク/ブルーの3色。
入力端子にアナログRCA/USB/同軸/光デジタル端子を備えており、同軸/光デジタル経由で192kHz/24bit、USB経由で96kHz/24bitの入力ソースに対応する。
D/Aコンバーター部に「AD1955」、アンプ部に「AD8620」を搭載している。パーツにもこだわり、ニチコン製コンデンサーやALPS製のポテンションメーターを採用している。周波数特性は20Hz〜20kHzで、SN比は112dB、ダイナミックレンジは118dB。バッテリーで約8時間の連続駆動に対応する。今回のポタフェスでは、オンズが取り扱うGRADOのヘッドホンと組み合わせて試聴が行える。
■zionote
zionoteは、UBIQUOの新イヤホン「E903」を参考出展。年末の発売を予定しており、価格は1万円弱になる見込みとのこと。さらに新規ブランドとなるEXSからも、未発表のイヤホン「X10J」「X20J」を出展している。それぞれの価格は現段階で、X10Jが7〜8千円、X20Jが2万円くらいを想定しているという。
さらに、JL Acoustic Labsブランドからポータブルヘッドホンアンプ「BAB3」も参考出展している。動作処理を内部のマイクロコントローラーで行う点が特徴のモデルで、入力はアナログRCAのみを備えるシンプルな仕様としている。こちらは近日発売を予定している。
■ムジカアコスティックス
ムジカアコスティックスのブースでは、tralucent audioのカスタムイヤホン「2plus1」を出展。中/高域用にBAドライバーを1基ずつ、低域用にダイナミックドライバーを1基搭載するハイブリッドドライバーを採用したモデルで、現在プレオーダーを受付中とのこと。
また、露mycroftのBluetooth対応USB-DAC「myst 1866」も出展している。Bluetooth 2.1に準拠している点が大きなポイントで、Bluetooth対応デバイスとの接続をワイヤレスで行える。入力はデジタル専用で、USB/光デジタル/同軸デジタルを備えており、最大96kHz/24bitまでのソースに対応する。出力は3.5mmヘッドホン端子のほか、ラインアウト端子も1系統備えている。同社の直販サイトでは、85,900円(税込)で受注開始している。
■アスク
アスクは、SOL REPUBLICブランドのヘッドホン「SOL REPUBLIC Tracks Ultra」と「SOL REPUBLIC Deadmau5」を出展している(関連ニュース)。SOL REPUBLICは、Monster Cableの創始者・Noel Lee氏の息子であるKeven Lee氏が立ち上げたブランドで、国内ではアスクが9月下旬に発売を開始したばかり。
また、会場では11月上旬発売を予定しているというPUMAブランドのイヤホンも参考出展している。こちらは3,480円(税込)で販売する見込みとのこと。そのほかに、iPhoneで動画の360度撮影が行えるカメラ用アタッチメントなども用意し、同社取り扱い製品の多彩なラインナップをアピールしている。
■FOCAL/サエク/Pro-ject
FOCAL、サエク、Pro-jectの3ブランドは共同でブースを出展している。FOCALからは、ヘッドホン「SPIRIT ONE」のホワイトモデル「SPIRIT ONE WHITE」が参考出展されている。
そのほか、サエクが取り扱うHRTの「Head Streamer」「iStreamer」や、国内ではナスペックが取り扱うPro-jectブランドの「DOCK BOX」「HEAD BOX S」なども展示している。
■バイオスケール
バイオスケールは、ポータブルヘッドホンアンプ“Bispa”シリーズをアピール。特に今回のポタフェスでは、e☆イヤホンオリジナルモデルとなる「BSP-PHPA-02ES」をメインにフィーチャーしている。
また、ゼンハイザーのヘッドホン「HD25」用のアタッチメントケーブル「BSP-HD25-SCB」と専用ケーブル3種類も参考出展している。実際の発売予定については未定とのことだが、製品化の際には、専用ケーブルを1本付属した状態で1万円以下で販売していく予定とのこと。
■エントリージャパン
エントリージャパンは、同社が取り扱うコンプライのイヤホンチップ全製品をブース内にラインナップしている。その場で試聴が行えるほか、ブース内で販売も行っている。