「ディズニー イン・ホーム コンベンション」開催
ディズニー、2013年の作品戦略を紹介 − ルーカスフィルムやジブリ作品にも言及
ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンは、新商品ラインナップと販売展開を紹介する「ディズニー イン・ホーム コンベンション」を開催した。
冒頭であいさつした同社代表取締役社長のポール・キャンドランド氏は、「アベンジャーズ」が約30億円、「オズ はじまりの戦い」が20億円、「シュガー・ラッシュ」が約30億円の興行収入となりそうなことなど、ディズニー作品が非常に好調であることを紹介。「オズ はじまりの戦い」について「映像がキレイな映画なのでブルーレイにぴったりだと期待している」と、パッケージ化にも自信を見せる。
また、ルーカスフィルムが傘下に加わったことにも言及。「ちょうど来週、ルーカスフィルム本社から何名かスタッフがくる。詳しいことはまだ言えないが、スターウォーズのエピソード7も計画しているし、グッズも色々考えている。これから様々な提案をしていく」と語った。
そして「ルーカスフィルムがファミリーに加わったことによって、ディズニー全体のポートフォリオが変わってきている」とコメント。ルーカスフィルムを加えた5つのブランドで映画を出していくが、本数を絞って、各映画にもっと予算を投入するよう戦略的な変更を行う」とした。
加えて、これまでアメリカ以外では開催されていないファンイベント「D23」を、今年10月に東京ディズニーリゾートで開催することも紹介した。
ゼネラルマネージャーの堀越隆行氏は「ソフトというのは必要不可欠なものではない。それだけに『欲しい』『見たい』と思ってもらえるよう、どうやって好きになってもらうかを深く掘り下げていこうと思っている」とコメント。「そのために良い作品群を紹介していくこと、作品の良さをどう伝えるかが重要だと考えている」とした。
また「新しい試みとして、技術的なことをもって提案していく」としてデジタル・コピーの取り組みに言及。「消費者の皆さんに新しい映像体験を紹介することで新しい市場を創っていけるのではないかと思っている」とした。
ジブリ作品については、「紅の豚」などでパナソニックによる「マスターグレードビデオコーディング」(MASTER GRADE VIDEO CODING、略称「MGVC」)(関連ニュース)技術を採用している点を改めて紹介。そのほか宮崎駿監督による「風立ちぬ」、そして高畑勲監督の「かぐや姫の物語」が公開を控えていることなども紹介した。
最後に登壇したエグゼグティブ ディレクターの山内康祐氏は、ポール氏が触れたブランド戦略へ改めて言及。「例えばマーベルは過去、作品ごとに異なるスタジオからリリースされるなどブランド戦略が皆無だった。しかし我々は違う」と語り、「まだ我々が1作品もリリースしていない時期から、マーベルコーナーやマーベルキャンペーンを実施してきた」と続ける。
そして「ブランドとは内容と質を保証するものであり、ユーザーの選択の助けになるもの。一貫性が重要だ」とブランド戦略の重要を説き、「ディズニー、ジブリ、マーベルとそれぞれのブランドを大切にし、展開していく」とした。
また山内氏はデジタルコピーへの取り組みにも言及。「映像の視聴スタイルはリビングから個室へ。テレビからPC、スマホへと広がっている」とし、「この流れに、我々はパッケージとデジタルの両面で対応していく」とコメント。「理想は、デジタルがパッケージに置き換わるのではなく、パッケージにデジタルが加わっていくこと」と言葉を続け、「日本はデジタルとパッケージが共存する市場になると確信している」とまとめた。
冒頭であいさつした同社代表取締役社長のポール・キャンドランド氏は、「アベンジャーズ」が約30億円、「オズ はじまりの戦い」が20億円、「シュガー・ラッシュ」が約30億円の興行収入となりそうなことなど、ディズニー作品が非常に好調であることを紹介。「オズ はじまりの戦い」について「映像がキレイな映画なのでブルーレイにぴったりだと期待している」と、パッケージ化にも自信を見せる。
また、ルーカスフィルムが傘下に加わったことにも言及。「ちょうど来週、ルーカスフィルム本社から何名かスタッフがくる。詳しいことはまだ言えないが、スターウォーズのエピソード7も計画しているし、グッズも色々考えている。これから様々な提案をしていく」と語った。
そして「ルーカスフィルムがファミリーに加わったことによって、ディズニー全体のポートフォリオが変わってきている」とコメント。ルーカスフィルムを加えた5つのブランドで映画を出していくが、本数を絞って、各映画にもっと予算を投入するよう戦略的な変更を行う」とした。
加えて、これまでアメリカ以外では開催されていないファンイベント「D23」を、今年10月に東京ディズニーリゾートで開催することも紹介した。
ゼネラルマネージャーの堀越隆行氏は「ソフトというのは必要不可欠なものではない。それだけに『欲しい』『見たい』と思ってもらえるよう、どうやって好きになってもらうかを深く掘り下げていこうと思っている」とコメント。「そのために良い作品群を紹介していくこと、作品の良さをどう伝えるかが重要だと考えている」とした。
また「新しい試みとして、技術的なことをもって提案していく」としてデジタル・コピーの取り組みに言及。「消費者の皆さんに新しい映像体験を紹介することで新しい市場を創っていけるのではないかと思っている」とした。
ジブリ作品については、「紅の豚」などでパナソニックによる「マスターグレードビデオコーディング」(MASTER GRADE VIDEO CODING、略称「MGVC」)(関連ニュース)技術を採用している点を改めて紹介。そのほか宮崎駿監督による「風立ちぬ」、そして高畑勲監督の「かぐや姫の物語」が公開を控えていることなども紹介した。
最後に登壇したエグゼグティブ ディレクターの山内康祐氏は、ポール氏が触れたブランド戦略へ改めて言及。「例えばマーベルは過去、作品ごとに異なるスタジオからリリースされるなどブランド戦略が皆無だった。しかし我々は違う」と語り、「まだ我々が1作品もリリースしていない時期から、マーベルコーナーやマーベルキャンペーンを実施してきた」と続ける。
そして「ブランドとは内容と質を保証するものであり、ユーザーの選択の助けになるもの。一貫性が重要だ」とブランド戦略の重要を説き、「ディズニー、ジブリ、マーベルとそれぞれのブランドを大切にし、展開していく」とした。
また山内氏はデジタルコピーへの取り組みにも言及。「映像の視聴スタイルはリビングから個室へ。テレビからPC、スマホへと広がっている」とし、「この流れに、我々はパッケージとデジタルの両面で対応していく」とコメント。「理想は、デジタルがパッケージに置き換わるのではなく、パッケージにデジタルが加わっていくこと」と言葉を続け、「日本はデジタルとパッケージが共存する市場になると確信している」とまとめた。