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6月7日オープン「ビックカメラ赤坂見附駅店」を一足先に覗いてきた

公開日 2013/06/05 17:26 永井光晴
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ビックカメラは6月7日(金)、東京メトロ赤坂見附駅「ベルビー赤坂」に「ビックカメラ赤坂見附駅店」を新規開店する。4日、報道関係者と近隣住民向けの内覧会が行われた。


6月7日にグランドオープンするビックカメラ赤坂見附駅店
ビックカメラ赤坂見附駅店は、地下1階〜地上9階、売り場面積6,000m2。池袋本店と同等の広さを持つフロアに、池袋本店(6,000m2)とパソコン館(3,000m2)の商品のほとんどを詰め込んだ豊富な品揃えを誇る。売上目標は年間100億円。

赤坂という立地は、JR山手線内に出店する初の家電量販店。地下鉄の駅ビルへも初出店となる。赤坂見附駅と永田町駅に地下通路で直結し、東京メトロ5路線(銀座線・丸ノ内線・有楽町線・半蔵門線・南北線)からアクセス可能。赤坂見附駅改札からはわずか10秒、雨に濡れることなく入店できる。

東京メトロの利用客は37万人で、池袋の42万人に次ぐ2位のメガステーションである一方、2km圏内の住民は7万人と、明らかに平日オンリーのビジネス街である。そこでビジネスマン、OLをターゲットとした新たな戦略店に位置づけられる。

開店準備を担当した堀越執行役によると「ビジネスパーソンのON・OFFをがっちりサポートしています」。インク、用紙、文房具(ビックカメラの取扱いは初!)などのオフィス用品や、最新ビジネスツールのほか、くすり(第一類含む)や日用品、身だしなみに必要な美容・健康グッズなどビジネスに欠かせない商品を豊富に揃えている。

(株)ビックカメラ 堀越 雄 執行役員

ビックカメラ初の文房具売り場。名刺整理などの提案コーナーもある


スマホアクセサリーは有楽町店に次ぐ種類の多さ

OL向けの理美容家電だけでなく、ビジネスマン向けにシェーバーの品揃えビックカメラでNo.1だという
くすりの「ビックドラッグ」はB1Fの改札口直結のフロアにあり、風邪薬やサプリメント、二日酔いの予防や緩和薬などもビジネスマン向けに用意している。

B1Fの改札口直結のフロアにある「ビックドラッグ」

さらにパソコン関連のサポートのため、「ソフマップ サービス&サポートカウンター」やアップルの正規「修理カウンター」も設置し、パソコンの不具合などの緊急事態にも対応する。これもビジネスサポートの一環となる。

緊急の対応もしてくれる「ソフマップ サービス&サポートカウンター」

アップルの正規「修理カウンター」も設置

ビジネスのOFF面においては、7Fゴルフ用品、ゴルフウェアフロアを充実させたほか、健康のための自転車通勤者向けの提案もなされている。8Fおもちゃフロアにおいては「LEGO アーキテクチャー」や「ナノブロック」、「大人の超合金」など趣味性の高い(価格も高い)商品がある。また子供ためのお土産や誕生日プレゼント向けの品揃えも充実させた。

自転車売り場にある、自転車通勤の提案ボード


ゴルフウェアの種類も目を見張るばかり

ゴルフ用品の充実はビジネスマンのOFFをサポートする


「大人の超合金」や「LEGO アーキテクチャー」など趣味性の高い商品も用意
気になるオーディオ、デジタルAVの品揃えも充実だ。フロア面積の関係からハイエンド機や大型商品には限界があるが、高級ヘッドホンの聴き比べもでき、デジタルリテラシーの強いビジネスマン向けに、ハイレゾ音源のネットオーディオや、タブレットやスマホを使った録画予約のシステム提案、動画配信サービスの紹介や、最新の4Kテレビもきっちり展示されている。

多数の高級ヘッドホンが試聴可能だ

ハイレゾ音源によるネットオーディオのコーナー


ソニーの4Kテレビも展示している

スマホやタブレットによるテレビとの連携提案
赤坂は多くの大使館や外資系企業があり、来日する外国人向けのハイクラスなホテルも多い。「既存の店舗が観光などの訪日外国人をターゲットにしていたのに加え、赤坂周辺には在日外国人が多く住んでいる」(堀越執行役)。そこで店内ガイドや案内板などを日英併記にしたり、英語の接客も可能としている(店員の約2割)。

また、地元密着方針も強く打ち出している。ビックポイントカードの提示で、地元商店街とタイアップした飲食の優待制度がある。ビール1杯無料から、最低でも5%OFFから最大30%OFFまでのサービスが受けられる(当初は近隣20店舗でサービス開始)。

ビックロにもある「お酒の試飲カウンター」。ビック酒販の目玉商品、798,000円のロマネコンティは売約済み

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