DSDは2.8/5.6MHzのネイティブ再生に対応
ソニー、ポタアン上位機「PHA-2」 − 192/24やDSD再生に対応
ソニーはDAC内蔵のポータブルヘッドホンアンプ「PHA-2」を10月25日より発売する。価格はオープンだが、55,000円前後での実売が予想される。
本機は昨年10月に登場した同社初のポータブルヘッドホンアンプ「PHA-1」(関連ニュース)の上位モデルとなる。IFAで参考展示されていたモデル(関連ニュース)の国内市場投入が明らかになった形だ。PHA-1はUSB入力が96kHz/24bitまでの対応だったのに対し、本機は最大192kHz/24bitに対応。さらにDSD 2.8/5.6MHzの再生も可能となった。なお、PHA-1は継続となり、本機と併売される。
PCとの接続はUSB(microB)端子で行う。DSD再生についてはDoP(Mac向け)とASIO(Windows向け)に対応し、Mac/Windowsともに5.6MHzのDSD再生が可能。Windows PCとの接続については、専用ドライバーソフトが必要となる。
また、アシンクロナス伝送に対応し、高精度クロックジェネレーターを搭載。クロックジェネレーターが正確なクロックをDACに供給することで、D/A変換時の時間軸精度を向上させている。
また、DSDファイルも再生可能なPC用プレーヤーソフト「Hi-Res Audio Player」をPHA-2専用として用意。Windows専用となるが、DSDをはじめとする各フォーマットの音楽ファイルをドラッグ&ドロップするだけで簡単に再生できる。なお、DSD再生に固有の楽曲切り替え時ノイズについては、本機側でミューティングを行う。
USB(A)端子の入力については、従来機に引き続きiPhone、iPodなどのiOSデバイスとのデジタル接続に対応する。
DACチップは192kHz/24bitやDSDに対応するために、従来のウォルフソン製「WM8740」からTI製「PCM1795」へ変更された。オペアンプなどのアナログ系はPHA-1を踏襲しつつ、アナログ部とデジタル部の混在によるノイズの飛び込みを最小化するためのレイアウト見直しなどを図った。
アナログ増幅部には低ノイズ低歪率のオペアンプICを搭載。ヘッドホンアンプについては、出力段に電流帰還型ハイスルーレートヘッドホンアンプICを搭載。さらに、正負2電源方式によるOCL出力段を採用している。
アナログ音声出力端子として、ヘッドホン(3.5mmステレオミニ)を1系統、ラインアウト(3.5mmステレオミニ、出力固定)を1系統搭載。ヘッドホンアンプは最大出力は約165mW+165mW(8Ω、10%歪)で、ゲイン切り替えスイッチを搭載。ライン出力は本機からの新搭載で、アナログ入力端子と兼用となる。
電源は内蔵リチウムイオン充電池(DC3.7V)で、電池持続時間はアナログ接続時で約17時間、デジタル接続時で接続時約6.5時間。充電時間はパソコン経由の場合で約7時間、ACアダプター経由で約3.5時間となる。
筐体については、ツマミ部分だけをPHA-1から引き続きで、それ以外は全て新規パーツを採用した。筐体素材はアルミニウムで、バンパー部には亜鉛合金を用いている。サイズはPHA-1に比べて幅で1mm、高さで3mm、奥行きで10mm大きくなり、質量は50g重くなった。
周波数特性は10Hz〜100kHz(AUDIO IN入力時)、最大入力は1Vrms。外形寸法は約68Wmm×29Hmm×140Dmm、質量約270g。
本機は昨年10月に登場した同社初のポータブルヘッドホンアンプ「PHA-1」(関連ニュース)の上位モデルとなる。IFAで参考展示されていたモデル(関連ニュース)の国内市場投入が明らかになった形だ。PHA-1はUSB入力が96kHz/24bitまでの対応だったのに対し、本機は最大192kHz/24bitに対応。さらにDSD 2.8/5.6MHzの再生も可能となった。なお、PHA-1は継続となり、本機と併売される。
PCとの接続はUSB(microB)端子で行う。DSD再生についてはDoP(Mac向け)とASIO(Windows向け)に対応し、Mac/Windowsともに5.6MHzのDSD再生が可能。Windows PCとの接続については、専用ドライバーソフトが必要となる。
また、アシンクロナス伝送に対応し、高精度クロックジェネレーターを搭載。クロックジェネレーターが正確なクロックをDACに供給することで、D/A変換時の時間軸精度を向上させている。
また、DSDファイルも再生可能なPC用プレーヤーソフト「Hi-Res Audio Player」をPHA-2専用として用意。Windows専用となるが、DSDをはじめとする各フォーマットの音楽ファイルをドラッグ&ドロップするだけで簡単に再生できる。なお、DSD再生に固有の楽曲切り替え時ノイズについては、本機側でミューティングを行う。
USB(A)端子の入力については、従来機に引き続きiPhone、iPodなどのiOSデバイスとのデジタル接続に対応する。
DACチップは192kHz/24bitやDSDに対応するために、従来のウォルフソン製「WM8740」からTI製「PCM1795」へ変更された。オペアンプなどのアナログ系はPHA-1を踏襲しつつ、アナログ部とデジタル部の混在によるノイズの飛び込みを最小化するためのレイアウト見直しなどを図った。
アナログ増幅部には低ノイズ低歪率のオペアンプICを搭載。ヘッドホンアンプについては、出力段に電流帰還型ハイスルーレートヘッドホンアンプICを搭載。さらに、正負2電源方式によるOCL出力段を採用している。
アナログ音声出力端子として、ヘッドホン(3.5mmステレオミニ)を1系統、ラインアウト(3.5mmステレオミニ、出力固定)を1系統搭載。ヘッドホンアンプは最大出力は約165mW+165mW(8Ω、10%歪)で、ゲイン切り替えスイッチを搭載。ライン出力は本機からの新搭載で、アナログ入力端子と兼用となる。
電源は内蔵リチウムイオン充電池(DC3.7V)で、電池持続時間はアナログ接続時で約17時間、デジタル接続時で接続時約6.5時間。充電時間はパソコン経由の場合で約7時間、ACアダプター経由で約3.5時間となる。
筐体については、ツマミ部分だけをPHA-1から引き続きで、それ以外は全て新規パーツを採用した。筐体素材はアルミニウムで、バンパー部には亜鉛合金を用いている。サイズはPHA-1に比べて幅で1mm、高さで3mm、奥行きで10mm大きくなり、質量は50g重くなった。
周波数特性は10Hz〜100kHz(AUDIO IN入力時)、最大入力は1Vrms。外形寸法は約68Wmm×29Hmm×140Dmm、質量約270g。
関連リンク
- ジャンルその他
- ブランドSONY
- 型番PHA-2
- 発売日2013年10月25日
- 価格¥OPEN(予想実売価格55,000円前後)
【SPEC】●アナログ音声出力端子:ヘッドホン(3.5mmステレオミニ)×1、ラインアウト(3.5mmステレオミニ、出力固定)×1 ●電池持続時間:アナログ接続時…約17時間、デジタル接続時…接続時約6.5時間 ●充電時間:パソコン経由…約7時間、ACアダプター経由…約3.5時間 ●周波数特性:10Hz〜100kHz(AUDIO IN入力時) ●最大入力:1Vrms ●外形寸法:約68W×29H×140Dmm ●質量:約270g