2014年の動向予測も
'13年の映像ソフト市場、BD構成比伸張/アニメが牽引 − GfK調査
GfK Japanは、2013年のセル映像ソフトの販売動向を発表。2013年のセル映像ソフト市場は、数量前年比3%減、金額前年比1%減だったことや、BDソフト市場が前年比29%増の882億円だったことなどを発表した。
全国の映像ソフト取扱店(メディアストア、家電量販店、総合量販店、Eコマース等)における販売実績を基に推計した市場規模の調査レポート。DVDやBDすべてを含む2013年のセル映像ソフト市場は5,018万枚、2,177億円で、数量では前年比3%減、金額で前年比1%減と、前年をわずかに下回った。
実売平均価格は4,300円。BDソフトの拡大による押し上げ効果により、前年から2%上昇した。なお、販売チャネル別の金額構成比では、Eコマースが54%、メディアストアが27%、家電量販店が9%を占めた。
ジャンル別の金額構成比では、邦アニメが劇場公開作品の好調さを原動力に拡大を遂げ、前年から5%ポイント増の29%を獲得。一方、右肩上がりの成長を続けてきた音楽は拡大傾向が一服し、前年から3%ポイント減の30%という結果となった。
2013年のBDソフト市場は1,573万枚、882億円で、数量で前年比23%増、金額で前年比29%増だった。前年に鈍化した成長率は再び上向き、セル映像ソフト全体に占めるBDソフトの割合は数量ベースで31%、金額ベースで41%に達した。
チャネル別金額構成比はEコマースが67%、次いでメディアストアが16%、家電量販店が11%。EコマースにおけるBDの構成比は金額ベースで50%と、通常DVDと拮抗するまでに成長した。
ジャンル別では邦アニメと音楽が市場を牽引。金額構成比をみると、邦アニメは48%を占め前年に続き最大ジャンルだった。また、音楽は20%を占め邦アニメに次いだ。洋画は年末の伸び悩みが響き、前年から4%減の15%となった。
2014年通年の映像ソフト市場は、数年来続く緩やかな縮小傾向を引き継ぎ、前年から微減となると見込む。しかし、BDソフトの平均価格が上昇基調にあることや、DVDからBDへのシフトが進むことなどから、金額市場規模は、2013年からほぼ横ばいの水準となると予測。BDソフト市場は成長率はやや鈍化するものの、プラス成長を維持すると予測している。
全国の映像ソフト取扱店(メディアストア、家電量販店、総合量販店、Eコマース等)における販売実績を基に推計した市場規模の調査レポート。DVDやBDすべてを含む2013年のセル映像ソフト市場は5,018万枚、2,177億円で、数量では前年比3%減、金額で前年比1%減と、前年をわずかに下回った。
実売平均価格は4,300円。BDソフトの拡大による押し上げ効果により、前年から2%上昇した。なお、販売チャネル別の金額構成比では、Eコマースが54%、メディアストアが27%、家電量販店が9%を占めた。
ジャンル別の金額構成比では、邦アニメが劇場公開作品の好調さを原動力に拡大を遂げ、前年から5%ポイント増の29%を獲得。一方、右肩上がりの成長を続けてきた音楽は拡大傾向が一服し、前年から3%ポイント減の30%という結果となった。
2013年のBDソフト市場は1,573万枚、882億円で、数量で前年比23%増、金額で前年比29%増だった。前年に鈍化した成長率は再び上向き、セル映像ソフト全体に占めるBDソフトの割合は数量ベースで31%、金額ベースで41%に達した。
チャネル別金額構成比はEコマースが67%、次いでメディアストアが16%、家電量販店が11%。EコマースにおけるBDの構成比は金額ベースで50%と、通常DVDと拮抗するまでに成長した。
ジャンル別では邦アニメと音楽が市場を牽引。金額構成比をみると、邦アニメは48%を占め前年に続き最大ジャンルだった。また、音楽は20%を占め邦アニメに次いだ。洋画は年末の伸び悩みが響き、前年から4%減の15%となった。
2014年通年の映像ソフト市場は、数年来続く緩やかな縮小傾向を引き継ぎ、前年から微減となると見込む。しかし、BDソフトの平均価格が上昇基調にあることや、DVDからBDへのシフトが進むことなどから、金額市場規模は、2013年からほぼ横ばいの水準となると予測。BDソフト市場は成長率はやや鈍化するものの、プラス成長を維持すると予測している。