ダイナミックレンジ130dB以上
STマイクロ、世界初のHDR対応オーディオプロセッサー
STマイクロエレクトロニクスは、HDR(High Dynamic Range)オーディオ信号合成技術を搭載した世界初のオーディオプロセッサー「STA311B」を発表した。現在量産を開始しており、サンプル製品の単価は1000個購入時に約3ドル。
本プロセッサーでは、HDR技術により、130dBを超えるダイナミック・レンジのデジタル信号の生成を可能にする。このHDR技術は現在、STが特許を出願中で、囁き越えのような小さな音から、エンジンのような大きな音までを、同じレベルのクリアさで処理できるという。
アクティブスピーカーやドッキングステーション、デジタルメディアプレーヤなどのホームエンターテイメントシステムに幅広く利用することができる。
パッケージは8×8×0.9mmの小型VFQFPNパッケージで、ユーザーが設定できる独立バイカッド・フィルタ(チャネル当り最大10個)を備えるオーディオ処理チャネルを8個備えるほか、入出力ミキシング機能、マルチバンド・ダイナミックレンジ・コンプレッション、高度なポップ・ノイズ除去処理、入力サンプリング周波数の自動検出、入出力(前・後処理)RMS(二乗平均平方根)測定、さらにST独自のFFX Pulse Width Modulation技術ならびにHDR合成入力が、1チップに搭載されている。
このためメーカーは、様々な価格・性能設定の製品を、同一設計に基づいて設計することができ、コスト削減にもつなげることができる。
本プロセッサーでは、HDR技術により、130dBを超えるダイナミック・レンジのデジタル信号の生成を可能にする。このHDR技術は現在、STが特許を出願中で、囁き越えのような小さな音から、エンジンのような大きな音までを、同じレベルのクリアさで処理できるという。
アクティブスピーカーやドッキングステーション、デジタルメディアプレーヤなどのホームエンターテイメントシステムに幅広く利用することができる。
パッケージは8×8×0.9mmの小型VFQFPNパッケージで、ユーザーが設定できる独立バイカッド・フィルタ(チャネル当り最大10個)を備えるオーディオ処理チャネルを8個備えるほか、入出力ミキシング機能、マルチバンド・ダイナミックレンジ・コンプレッション、高度なポップ・ノイズ除去処理、入力サンプリング周波数の自動検出、入出力(前・後処理)RMS(二乗平均平方根)測定、さらにST独自のFFX Pulse Width Modulation技術ならびにHDR合成入力が、1チップに搭載されている。
このためメーカーは、様々な価格・性能設定の製品を、同一設計に基づいて設計することができ、コスト削減にもつなげることができる。