HOME > ニュース > ハーマン、一般からアイディアを募集する「未来のヘッドフォン発明チャレンジ」

参加型発明企業「Quirky」と提携

ハーマン、一般からアイディアを募集する「未来のヘッドフォン発明チャレンジ」

公開日 2015/04/13 17:50 編集部:小野佳希
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ハーマンインターナショナルは、参加型発明企業「Quirky」と次世代オーディオ製品の共同開発に向けて提携。第一弾として「未来のヘッドフォン発明チャレンジ」と題したプロジェクトを打ちたて、一般からのアイディア募集を開始した。


Quirkyのオンラインプラットフォームを通して、一般消費者から新たな商品のアイディアを募集。審査を経て選ばれたアイディアは、ハーマンのプレミアブランドの一つとして開発され、世界中で販売される。なお、本件のQuirkyのホームページは全て英語表記で、応募も英語のみでの受け付け。日本語での応募は選考の対象とならない。また、ハーマンインターナショナルジャパンでは、応募に際してのサポートは行っていない。応募締め切りは4月21日(火)(日本時間4月22日12:00)。

Announcing Quirky + Harman from Quirky on Vimeo.



応募要件は「現在のテクノロジーで実現可能であること」「消費者向けの製品であること(アプリやビジネスプランは不可)」「既存のアイディアでないことが確認できていること」など。応募されたアイディアは、専門家による審査員団とコミュニティの投票により決定、米国時間の4月29日(水)午後7時にQuirky+ハーマンの審査会(https://www.quirky.com/liveからライブストリーミング)で発表される。

ハーマンインターナショナルのチーフマーケティングオフィサー兼副社長を務めるラルフ・サンタナ氏は「次世代製品にファンの方々の意見を取り入れることは、私たちにとってお客様のインサイトを知ることができるだけでなく、お客様との双方向のコミュニケーションを強化する上で助けになります」とコメント。

「我々はQuirkyコミュニティの発明家たちと協力して、スマートデザイン、フォーム、機能性や接続性に新たな突破口を開くような開発ソリューションを探求していくことに喜びを感じます。まずはヘッドフォンから始めて、徐々に他のビジネスにも拡大していきます」としている。

Quirkyは、一般市民の製品アイディアを商品化するサービス。自社のデザイナーとエンジニアがQuirkyのオンラインコミュニティと開発の初期段階からあらゆる側面で協力してアイディアを具現化する。さらに、製品が売れると、Quirkyはその分の収益をアイディアや開発に貢献したメンバー一人一人に還元する。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE