QNAP Turbo NASにHDD縦置き設置でコンパクト化実現した4ベイモデル「TS-453mini」

テックウインドは、QNAP Turbo NASシリーズの新製品として、HDDを縦置き設置する筐体設計によって省スペース化を実現した4ベイNAS「TS-453mini」と、QNAP NASとしては初めてAMD CPUを採用した「TVS-463」「TVS-663」「TVS-863」を本日5月25日より発売した。

・TS-453mini　￥OPEN（予想実売価格99,800円前後）
・TVS-863　￥OPEN（予想実売価格199,000円前後）
・TVS-663　￥OPEN（予想実売価格169,000円前後）
・TVS-463　￥OPEN（予想実売価格139,000円前後）

「TS-453mini」は、インテル Celeron のQuad Core CPUを採用し、3.5インチHDDを4台搭載可能なタイプでありながら、HDDを縦置きにする筐体設計を行うことで、横幅15.1cm/奥行20.0cmとコンパクトサイズを実現。大型の静粛な冷却ファンを採用し、本体底面から排気する設計になっているため、例えばデスク上の空きスペースに設置しても騒音を気にすることなく運用することが可能だとしている。またHDDトレイはネジの要らない構造になっているため、インストールもツールレスで行うことができる。

最大クロック2.41GHzのインテル Celeron Quad Core CPUを採用しているため、ハードウェアリソースを必要とするボリューム暗号化機能の有効化時にも220MB/sという高いアクセス性能を実現。また背面にHDMI出力ポートを備えており、これによって直接NASとモニタを接続しクライアントPC不要の初期セットアップ、およびメディアプレーヤー用途での活用やQvPC機能による仮想化マシンとしての活用も可能にしている。

TVS-863/TVS-663/TVS-463は、上記のようにQNAP NASとして初めてAMD CPUを採用したモデル。「SMB向けモデルとしては低価格ながら10GbEインターフェースの拡張に対応しているため、動画編集作業におけるストレージなど、大容量と高速インターフェースが同時に要請される用途に適した製品となっている」としている。それぞれの違いはHDDベイの数で、TVS-863が8基、TVS-663が6基、TVS-463が4基のベイを備えている。