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24時間連続録画に耐えるHDDも発売

アイ・オー、SeeQVault対応のUSB-HDD - 手のひらサイズでコンセント不要

公開日 2015/07/01 20:35 編集部:近藤 貴彦
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アイ・オー・データ機器は、SeeQVault対応のポータブルHDD“AVHD-PUTSQ”シリーズとAV録画用途に特化した外付HDD“AVHD-VR”シリーズを7月下旬より発売する。

“AVHD-PUTSQ”シリーズ
AVHD-P2UTSQ」(2TB)¥25,500(税抜)
AVHD-P1UTSQ」(1TB)¥16,500(税抜)

“AVHD-PUTSQ”シリーズ

“AVHD-PUTSQ”シリーズは、コンテンツ保護技術SeeQVault対応のポータブルHDD。本製品に録画したテレビ番組を、他のSeeQVault対応機器に接続して、そのまま視聴することが可能。外部インターフェースはUSB3.0/2.0を採用。

筐体には、深夜の予約録画中でも気にならないようにランプレス設計を採用。また、3.5インチHDDと比べて発熱の少ない2.5インチHDDを採用することで、ファンレス構造を実現した。外形寸法は134W×26H×78Dmmの手のひらサイズ。

手のひらサイズ

バスパワー駆動に対応しており、コンセントは不要。USBケーブルから録画データとともに必要な電力も供給する。付属品としてケーブル長80cmのUSBケーブルを同梱する。

また、テレビ背面への取り付けフックが付属し、テレビ背面への吊り下げとテレビ足元への横置きが選べる。フックは、手回しネジで取り付けるため工具なしでテレビに取り付けることができる。


“AVHD-VR”シリーズ
AVHD-VR3.0」(3TB)¥26,600(税抜)
AVHD-VR2.0」(2TB)¥21,000(税抜)

“AVHD-VR”シリーズ

“AVHD-VR”シリーズは、AV録画用途に特化した外付HDD。長時間加速エージングによる厳しい品質検査に合格したという、24時間連続録画にも耐えうるHDDのみを採用。また、すべてのHDDにおいて全データ領域の品質検査を実施しているため、録画失敗のリスクを大幅に低減したという。

各社のテレビやレコーダーに対応しており、ケーブル1本で4K放送やハイビジョン番組を録画可能。録画・再生の操作もテレビやレコーダーなどに付属のリモコン1つで行うことができる。外部インターフェースはUSB3.0/2.0を採用。

なお、ソニー“ブラビア”で録画したHDDの場合、「録画番組お引っ越しツール for ブラビア」をダウンロードすれば、録画番組をまるごと“AVHD-VR”シリーズに移動することができる。

デザイン面については、高さ34.5mmの横置きデザインを採用。安定性の高い横置き設置を前提としながらも、薄型テレビなどの足元の空間に設置できるよう薄さを絶対条件として構造を最適化したとのこと。

内部には振動・騒音対策が施されている。まず、4箇所のダンパー素材とフローティング構造により、内部HDDの振動を効果的に吸収し、振動による雑音を低減したという。

内部HDDの振動を効果的に吸収

また、ファンの回転数を温度状態に合わせて適切に制御する「ダイナミック・ファン・コントロールシステム」を採用。ファンの周りにも制振クッションが取り付けられ、騒音対策が施されている。ファン搭載モデルでありながら、ファンを搭載しないモデルと同等の静音性を実現したとのこと。

電源を内蔵しており、日本メーカー製の電解コンデンサーを採用した電源モジュールを採用している。また、ACケーブルは、本体から取り外せる分離タイプを採用。

“AVHD-VR”シリーズの背面

接続したテレビの電源オン・オフに合わせて、HDDも自動でスタンバイになる「電源連動機能」も搭載。また、背面に電源スイッチを備えており、オフにすることで待機電力をゼロとすることができる。

背面にはハードディスク増設専用コンセントも備えており、複数台のHDDを設置可能。最大4台まで重ね置きができる。なお、増設は“AVHD-VR”シリーズ専用となっている。

外形寸法は215W×34.5H×187Dmm、質量は約1.4kg。付属品としてのUSB3.0/2.0ケーブル(約1.5m)、ACコード(約1.5m)を同梱する。

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