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Jシリーズ初の機能

東芝、4Kレグザ「J20X」発売 − HDRや“全録”タイムシフトマシン機能に新対応

公開日 2015/07/29 12:43 ファイル・ウェブ編集部
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東芝は、全録機能「タイムシフトマシン」にも新たに対応した4K対応テレビ「REGZA(レグザ) J20Xシリーズ」を8月12日から発売する。

レグザ「J20Z」シリーズ

55J20X(55型)¥OPEN(予想実売価格34万円前後)
49J20X(49型)¥OPEN(予想実売価格29万円前後)
43J20X(43型)¥OPEN(予想実売価格24万円前後)

地デジチューナーを9基、BS/110度CSチューナーを3基搭載した4K対応テレビ。HEVCデコーダーも内蔵し、「ひかりTV 4K」「Netflix」「4Kアクトビラ」などの4Kネット配信サービスも外部チューナーなしで視聴できる。また、HDRにも2016年2月のアップデートによって対応する予定。

HDR入力にもアップデートで対応する

いわゆる“全録”機能である「タイムシフトマシン」に対応した点が従来機「J10X」からの大きな進化点。放送中の番組を冒頭から見られる「始めにジャンプ」、放送済み番組の番組表から選んですぐに再生できる「過去番組表」、多くの番組の中から見たい番組へすぐにたどりつけるよう配慮した「新ざんまいスマートアクセス」の3つの機能を利用できる。

新製品の説明を行った東芝・本村氏

「新ざんまいスマートアクセス」は、ジャンルごとに並んだ放送済みの番組のリストから、見たい番組を選べるというもの。今回新たにレグザクラウドサービス「TimeOn」やYouTubeなどからも選べるようになった。そのほかタイムシフトマシン用USBハードディスクを増設することも可能になった。

また、レグザクラウドサービス「TimeOn」の「みるコレ」サービスに対応。ユーザーの好みに応じて、録画番組やこれから放送される番組など、膨大な番組群の中から好きな番組やYouTube動画を、ジャンル別、タレント別、人気別に見つけ、すぐに楽しむことができるという。同社では、「タイムシフトマシン」と「みるコレ」サービスにより、「新しいテレビの楽しみ方を実現する」としている。

「みるコレ」サービスにも対応

ミドルクラスのモデルでありながら直下型LEDバックライトを採用。同社が「全面直下型LED」と呼ぶ直下型バックライトによって、「精細感ある豊かな色彩のリアルな映像を、高輝度かつ高コントラストに映し出す」としている。ローカルディミングには非対応。

直下型バックライトを採用している

画質エンジンには「4KレグザエンジンHDR」を搭載。バックライトの輝度と広色域パネルを緻密にコントロールすることで色表現範囲が拡大され、微妙な色の違いまでも繊細に描き出すともしている。

また、同エンジンでは彩度に合わせた輝度の高域成分の補正や、文字の周りの目立つデジタルノイズ低減などの高画質化処理などを行う「4Kマスターリファイン」にも対応。テレビ番組やブルーレイソフトなどの映像も4K画素の緻密な映像で楽しめるように配慮している。

4Kマスターリファインもさらに進化させた

「アドバンスドHDR復元」機能も搭載

4Kマスターリファインでは、撮影するカメラによって異なる高輝度領域の圧縮特性を高精度に推定して復元し、明るく輝くシーンの中の白い部分を立体的に再現するという「アドバンスドHDR復元」、彩度に合わせて輝度の高域成分を補正して色の濃い映像も細部の質感まで鮮やかに再現し、高彩度のテクスチャーをより精細に表現する「インテリジェントカラーテクスチャー復元」、テロップなどの文字周りのノイズを抑えて滑らかに再現する「グラフィックスエッジクリア」といった技術を搭載。

また、4Kマスターリファインとは別に、映像送信の際に圧縮された色域を復元して色表現領域を拡大することで、自然で豊かな色を再現するという広色域復元技術でも高画質化を図っている。

そのほかUSB-HDD録画およびSeeQVaultに対応。SeeQVault対応USBハードディスクやSDメモリーカードに録画した番組を、SeeQVault対応の東芝ブランドのレグザブルーレイに接続して視聴したり、ブルーレイディスクに保存できる。

ゲームに必要な4K高画質処理を行う「4K瞬速ゲームダイレクト」も搭載。約0.05フレーム(約0.83msec)の低遅延を実現した。

音質面では、豊かな低域再生を実現する「ラビリンスバスレフ型BOX」と組み合わせた「高能率&高耐入力スピーカー」を合計出力20Wのハイパワーアンプで駆動する「レグザパワーオーディオシステム」を採用。独自の音源分離技術によりリモコンのボタン1つで人の声が聞き取りやすくなる「クリア音声」も搭載している。

そのほか、J20Xシリーズなどに対応した純正ハードディスク4機種(2TB〜5TB)も9月上旬より順次発売。24時間連続稼働対応で、ファンの音がしないファンレス設計を採用し、ラインナップは下記の通り。

J20Xシリーズなどに対応した純正ハードディスク4機種も登場する

・THD-250D2 2TB 500GB ¥OPEN(予想実売価格65,000円前後) 9月上旬発売
・THD-500D2 4TB 1TB ¥OPEN(予想実売価格40,000円前後) 9月中旬発売
・THD-200V2 2TB(タイムシフトマシン録画・通常録画兼用)¥OPEN(予想実売価格37,000円前後) 9月上旬発売
・THD-300V2 3TB(タイムシフトマシン録画・通常録画兼用)¥OPEN(予想実売価格28,000円前後) 9月中旬発売

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  • ジャンル液晶テレビ(ディスプレイ)
  • ブランドTOSHIBA
  • 型番55J20X
  • 発売日2015年8月12日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格34万円前後)
【SPEC】●サイズ:55型 ●画素数:3,840×2,160 ●チューナー:地上デジタル×9、BS・110度CSデジタル×3 ●接続端子:HDMI入力×4、ビデオ入力…映像×1/音声(L/R)×1、HDMIアナログ音声入力×1(ビデオ音声入力と兼用)、アナログ音声出力×1(ヘッドホン兼用)、光デジタル音声出力×1、SDメモリーカードスロット×1、ヘッドホン×1(アナログ音声出力兼用)、USB×4、LAN×1 ●消費電力:200W(待機時0.4W) ●外形寸法:1,241W×772H×247Dmm(スタンド含む) ●質量:18.5kg(スタンド含む)
  • ジャンル液晶テレビ(ディスプレイ)
  • ブランドTOSHIBA
  • 型番49J20X
  • 発売日2015年8月12日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格29万円前後)
【SPEC】●サイズ:49型 ●画素数:3,840×2,160 ●チューナー:地上デジタル×9、BS・110度CSデジタル×3 ●接続端子:HDMI入力×4、ビデオ入力…映像×1/音声(L/R)×1、HDMIアナログ音声入力×1(ビデオ音声入力と兼用)、アナログ音声出力×1(ヘッドホン兼用)、光デジタル音声出力×1、SDメモリーカードスロット×1、ヘッドホン×1(アナログ音声出力兼用)、USB×4、LAN×1 ●消費電力:179W(待機時0.4W) ●外形寸法:1,105W×695H×247Dmm(スタンド含む) ●質量:16kg(スタンド含む)
  • ジャンル液晶テレビ(ディスプレイ)
  • ブランドTOSHIBA
  • 型番43J20X
  • 発売日2015年8月12日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格24万円前後)
【SPEC】●サイズ:43型 ●画素数:3,840×2,160 ●チューナー:地上デジタル×9、BS・110度CSデジタル×3 ●接続端子:HDMI入力×4、ビデオ入力…映像×1/音声(L/R)×1、HDMIアナログ音声入力×1(ビデオ音声入力と兼用)、アナログ音声出力×1(ヘッドホン兼用)、光デジタル音声出力×1、SDメモリーカードスロット×1、ヘッドホン×1(アナログ音声出力兼用)、USB×4、LAN×1 ●消費電力:157W(待機時0.4W) ●外形寸法:972W×621H×232Dmm(スタンド含む) ●質量:13.5kg(スタンド含む)