WチューナーでNETFLIX非対応のDMR-BRW1010/BRW510も
パナソニック、「新番組おしらせ」搭載/NETFLIX対応BDレコーダー“DIGA”「DMR-BRZ1010」など3機種
パナソニックは、ブルーレイレコーダー“DIGA”(ディーガ)新モデル5機種を発表。10月16日より順次発売する。本稿では新機能「新番組おしらせ」を搭載し4K動画ファイルやハイレゾ音源の保存・再生にも対応する「DMR-BRZ1010/BRW1010/BRW510」の3機種について紹介する。
■新番組の見逃しを防止する新機能
3製品とも基本的なスペックは共通で、上記の表のように搭載チューナー数やHDD容量が主な違い。「DMR-BRZ1010」がトリプルチューナー、「DMR-BRW1010」と「DMR-BRW510」がWチューナーとなる。なお、3モデル中では「DMR-BRZ1010」のみNETFLIXにも対応している。
「新番組おしらせ」機能を新搭載。番組表を開くと、番組名に <新><新番組><新シリーズ>などの情報が付与された番組をポップアップで通知。リモコンの「新番組」ボタンを押すと、新番組の内容や出演者などの情報を確認でき、そのままワンタッチで録画予約も行える。
さらに、リモコンの赤。緑、黄ボタンで画面に表示するジャンルの変更、青ボタンで放送波ごとの絞込みまで可能。例えば、年に4回ある地デジのドラマ改編期には「地デジのドラマ」に絞り、まとめて新ドラマをチェックするなどといった使い方ができる。
■4K動画やハイレゾ音源の保存・再生も可能
ビデオカメラなどで撮影した4K動画やハイレゾ音源を含む音楽ファイルをハードディスクに保存し再生することも可能。動画はMPEG-4 AVC/H.264:High Profile 5.1以下、ビットレート100Mbps 以下の、1,920×1,080/120p、3,840×2,160/30p、4,096×2,160/24pまでのファイルに対応している。なおハイレゾオーディオの再生にはHDMI入力/光デジタル音声入力のいずれかの端子を持つハイレゾ対応のアンプが必要。
音楽はMP3/WAV/FLAC/AAC/DSD/ALACファイルに対応。HDDに保存した音楽ファイルを、本製品で再生できるだけでなく、ミュージックサーバとしてネットワークで接続されたハイレゾ対応オーディオ機器側からも再生することができる。
また、e-onkyo musicで購入した楽曲を自動でハードディスクにダウンロードする機能も搭載。本製品にe-onkyoアカウントに関する情報を登録すると、スマートフォン等から購入済みの音楽ファイルを自動でダウンロードする。本製品とネットワークオーディオ機器をホームネットワーク接続しておけば、従来必須だったパソコンやNASを使うことなく、ハイレゾ音源のダウンロードから再生までの全てをPCレスで行えるようになる。また、電源オフの状態でも音楽を配信できる。
4K撮影動画や音楽ファイルをHDDに取り込んだ後、一時的にブルーレイディスクやSeeQVault規格のUSB-HDD1へバックアップして保管することも可能。また、今回発表したモデルのうちDMR-BRS510を除く4機種以降のモデルであれば、例えば、自宅と実家の機器など機器間でデータの共有・再生も行える。
■宅外からスマホで番組視聴も
スマートフォン等で宅外からテレビを視聴できるリモート視聴機能「外からどこでもスマホで視聴」に対応。iOSやAndroid対応のスマートフォンやタブレット端末に専用アプリの「Panasonic Media Access(メディアアクセス)」(無料)をダウンロードすると、本製品の録画番組や本製品が受信したリアルタイムの放送を外出先からストリーミング再生できる。
また、アドバンスドAVCエンコーダの「ネット最適化技術」も搭載。接続の安定性と画質を改善し、低ビットレートでも安心して見られる画質モード「150Kbps(パケット節約)」にも対応しているため、パケット通信量を気にせず、いつでも快適に視聴できるとしている。
加えて、アプリ「メディアアクセス」には番組表機能を新しく搭載。番組表を開くと、レコーダーで録画した番組と放送予定の番組を同時に番組表に表示する。録画番組を選択するとそのままスマホで番組の再生が始まり、「放送予定の番組表」からはそのまま録画予約が行える。アプリは10月に予定しているアップデートによってこれらの機能に対応する。
本機で録画した番組を別の部屋のテレビで楽しむことができる「お部屋ジャンプリンク」にも対応。録画した番組や受信した放送を別室の「プライベート・ビエラ」やスマートフォン/タブレットなどに2ヶ所同時に転送できる。
そのほかインターネット関連ではNETFLIXにも対応。リモコンに専用ボタンを搭載している。また、ディモーラ/ミモーラに登録すれば、例えば音楽番組でアーティストの演奏シーンだけを再生するなどとったように、再生したい番組の見たいシーンのみを連続して再生することができる。
■「4Kダイレクトクロマアップコンバート」などで高画質に配慮
独自の「4Kダイレクトクロマアップコンバート」を採用。ハイビジョン領域の色信号補間を経ずに、デコードしたハイビジョン信号からダイレクトに4K信号にアップコンバートすることで、鮮度が高く、自然な質感と立体感にあふれた映像で楽しめるとしている。
また、4K/30pアップコンバートにも対応。4Kカメラで撮影され、ハイビジョンで放送されている高解像度なドキュメンタリーやドラマ番組などを美しく表現できるとも説明している。
さらに、高画質BDソフトの制作を多数手がけるパナソニックの研究開発拠点、パナソニックハリウッド研究所(PHL)で培った技術を応用した高度な映像処理だという「リアルクロマプロセッサ」にも対応。BDの映画ソフトから、音楽、ドキュメンタリー、アニメなど原画に忠実な再現を追求し、フルHDテレビとの接続でも、美しい映像が楽しめるとしている。
また、4K超解像/W超解像技術も搭載。4K映像の輝度信号と色信号を画素単位で分析・補正し、4K映像の鮮鋭感や精細感を自在に調整することができる。輝度信号と色信号の両方に対して輪郭とテクスチャを補正することにより、圧縮や伝送で失われた成分をクリアに再現するという。また、本技術は4K映像の再生に加えて、ハイビジョン映像を4Kアップコンバート出力する場合にも有効だという。
■「新着番組」画面や「再生メニュー」などで操作性にも配慮
録画番組の再生メニューには「新着番組」画面も用意。録画した番組の中からあらかじめ設定したお気に入りのジャンルや好きなタレントのシーンだけをまとめて整理できる。家族で使用する場合は、好みのジャンルやキーワードに応じて個人のフォルダ設定ができるので、自分の録画した番組を素早く探し出したい時に利用できる。また、「時間指定チャンネル録画」を使用している場合は、チャンネル録画した番組の中から、いつもよく見る番組や、話題の番組・ニュースなどをすぐに探し出して再生できる。
なお、新着番組画面での各種昨日の利用には、インターネットの接続および「ディモーラ/ミモーラ」への機器登録が必要で、一部機能は有料。ディモーラ/ミモーラは「CLUB Panasonic」の会員登録(無料)を行うことで利用できる。2016年3月末日までに本製品を機器登録した場合には、最長7ヶ月間「ディモーラ/ミモーラ」の有料サービスを無料で楽しめるキャンペーンも実施する。
視聴しながら操作ができる「再生メニュー」も装備。番組の視聴または再生中に、「再生メニュー」を使用すると画面の四隅にメニューが表示され、視聴中の番組をシーンから再生したり、再生中の番組とよく似たジャンルの番組を確認することなどができる。
入出力端子には、HDMI、映像入力、2chアナログ音声入力を各1系統装備。SDメモリーカードスロットやLAN端子も備え、USB端子は本体前面にUSB2.0対応のものを、背面にUSB3.0対応のものを装備している。BRZ1010のみ、光デジタル音声出力とI.LINK端子(4ピン)TS入力も装備している。
型番 | HDD容量 | チューナー数 | 予想実売価格 | 発売日 |
DMR-BRG2010 | 2TB | 地デジ:6 BS/CS:6 | 10万円前後 | 10月16日 |
DMR-BRZ1010 | 1TB | 地デジ:3 BS/CS:3 | 8万円前後 | |
DMR-BRW1010 | 1TB | 地デジ:2 BS/CS:2 | 7万円前後 | |
DMR-BRW510 | 500GB | 地デジ:2 BS/CS:2 | 6万円前後 | |
DMR-BRS510 | 500GB | 地デジ:1 BS/CS:1 | 5万円前後 | 11月13日 |
■新番組の見逃しを防止する新機能
3製品とも基本的なスペックは共通で、上記の表のように搭載チューナー数やHDD容量が主な違い。「DMR-BRZ1010」がトリプルチューナー、「DMR-BRW1010」と「DMR-BRW510」がWチューナーとなる。なお、3モデル中では「DMR-BRZ1010」のみNETFLIXにも対応している。
「新番組おしらせ」機能を新搭載。番組表を開くと、番組名に <新><新番組><新シリーズ>などの情報が付与された番組をポップアップで通知。リモコンの「新番組」ボタンを押すと、新番組の内容や出演者などの情報を確認でき、そのままワンタッチで録画予約も行える。
さらに、リモコンの赤。緑、黄ボタンで画面に表示するジャンルの変更、青ボタンで放送波ごとの絞込みまで可能。例えば、年に4回ある地デジのドラマ改編期には「地デジのドラマ」に絞り、まとめて新ドラマをチェックするなどといった使い方ができる。
■4K動画やハイレゾ音源の保存・再生も可能
ビデオカメラなどで撮影した4K動画やハイレゾ音源を含む音楽ファイルをハードディスクに保存し再生することも可能。動画はMPEG-4 AVC/H.264:High Profile 5.1以下、ビットレート100Mbps 以下の、1,920×1,080/120p、3,840×2,160/30p、4,096×2,160/24pまでのファイルに対応している。なおハイレゾオーディオの再生にはHDMI入力/光デジタル音声入力のいずれかの端子を持つハイレゾ対応のアンプが必要。
音楽はMP3/WAV/FLAC/AAC/DSD/ALACファイルに対応。HDDに保存した音楽ファイルを、本製品で再生できるだけでなく、ミュージックサーバとしてネットワークで接続されたハイレゾ対応オーディオ機器側からも再生することができる。
また、e-onkyo musicで購入した楽曲を自動でハードディスクにダウンロードする機能も搭載。本製品にe-onkyoアカウントに関する情報を登録すると、スマートフォン等から購入済みの音楽ファイルを自動でダウンロードする。本製品とネットワークオーディオ機器をホームネットワーク接続しておけば、従来必須だったパソコンやNASを使うことなく、ハイレゾ音源のダウンロードから再生までの全てをPCレスで行えるようになる。また、電源オフの状態でも音楽を配信できる。
4K撮影動画や音楽ファイルをHDDに取り込んだ後、一時的にブルーレイディスクやSeeQVault規格のUSB-HDD1へバックアップして保管することも可能。また、今回発表したモデルのうちDMR-BRS510を除く4機種以降のモデルであれば、例えば、自宅と実家の機器など機器間でデータの共有・再生も行える。
■宅外からスマホで番組視聴も
スマートフォン等で宅外からテレビを視聴できるリモート視聴機能「外からどこでもスマホで視聴」に対応。iOSやAndroid対応のスマートフォンやタブレット端末に専用アプリの「Panasonic Media Access(メディアアクセス)」(無料)をダウンロードすると、本製品の録画番組や本製品が受信したリアルタイムの放送を外出先からストリーミング再生できる。
また、アドバンスドAVCエンコーダの「ネット最適化技術」も搭載。接続の安定性と画質を改善し、低ビットレートでも安心して見られる画質モード「150Kbps(パケット節約)」にも対応しているため、パケット通信量を気にせず、いつでも快適に視聴できるとしている。
加えて、アプリ「メディアアクセス」には番組表機能を新しく搭載。番組表を開くと、レコーダーで録画した番組と放送予定の番組を同時に番組表に表示する。録画番組を選択するとそのままスマホで番組の再生が始まり、「放送予定の番組表」からはそのまま録画予約が行える。アプリは10月に予定しているアップデートによってこれらの機能に対応する。
本機で録画した番組を別の部屋のテレビで楽しむことができる「お部屋ジャンプリンク」にも対応。録画した番組や受信した放送を別室の「プライベート・ビエラ」やスマートフォン/タブレットなどに2ヶ所同時に転送できる。
そのほかインターネット関連ではNETFLIXにも対応。リモコンに専用ボタンを搭載している。また、ディモーラ/ミモーラに登録すれば、例えば音楽番組でアーティストの演奏シーンだけを再生するなどとったように、再生したい番組の見たいシーンのみを連続して再生することができる。
■「4Kダイレクトクロマアップコンバート」などで高画質に配慮
独自の「4Kダイレクトクロマアップコンバート」を採用。ハイビジョン領域の色信号補間を経ずに、デコードしたハイビジョン信号からダイレクトに4K信号にアップコンバートすることで、鮮度が高く、自然な質感と立体感にあふれた映像で楽しめるとしている。
また、4K/30pアップコンバートにも対応。4Kカメラで撮影され、ハイビジョンで放送されている高解像度なドキュメンタリーやドラマ番組などを美しく表現できるとも説明している。
さらに、高画質BDソフトの制作を多数手がけるパナソニックの研究開発拠点、パナソニックハリウッド研究所(PHL)で培った技術を応用した高度な映像処理だという「リアルクロマプロセッサ」にも対応。BDの映画ソフトから、音楽、ドキュメンタリー、アニメなど原画に忠実な再現を追求し、フルHDテレビとの接続でも、美しい映像が楽しめるとしている。
また、4K超解像/W超解像技術も搭載。4K映像の輝度信号と色信号を画素単位で分析・補正し、4K映像の鮮鋭感や精細感を自在に調整することができる。輝度信号と色信号の両方に対して輪郭とテクスチャを補正することにより、圧縮や伝送で失われた成分をクリアに再現するという。また、本技術は4K映像の再生に加えて、ハイビジョン映像を4Kアップコンバート出力する場合にも有効だという。
■「新着番組」画面や「再生メニュー」などで操作性にも配慮
録画番組の再生メニューには「新着番組」画面も用意。録画した番組の中からあらかじめ設定したお気に入りのジャンルや好きなタレントのシーンだけをまとめて整理できる。家族で使用する場合は、好みのジャンルやキーワードに応じて個人のフォルダ設定ができるので、自分の録画した番組を素早く探し出したい時に利用できる。また、「時間指定チャンネル録画」を使用している場合は、チャンネル録画した番組の中から、いつもよく見る番組や、話題の番組・ニュースなどをすぐに探し出して再生できる。
なお、新着番組画面での各種昨日の利用には、インターネットの接続および「ディモーラ/ミモーラ」への機器登録が必要で、一部機能は有料。ディモーラ/ミモーラは「CLUB Panasonic」の会員登録(無料)を行うことで利用できる。2016年3月末日までに本製品を機器登録した場合には、最長7ヶ月間「ディモーラ/ミモーラ」の有料サービスを無料で楽しめるキャンペーンも実施する。
視聴しながら操作ができる「再生メニュー」も装備。番組の視聴または再生中に、「再生メニュー」を使用すると画面の四隅にメニューが表示され、視聴中の番組をシーンから再生したり、再生中の番組とよく似たジャンルの番組を確認することなどができる。
入出力端子には、HDMI、映像入力、2chアナログ音声入力を各1系統装備。SDメモリーカードスロットやLAN端子も備え、USB端子は本体前面にUSB2.0対応のものを、背面にUSB3.0対応のものを装備している。BRZ1010のみ、光デジタル音声出力とI.LINK端子(4ピン)TS入力も装備している。