AI-501DAの後継機
<ポタフェス>ティアック、DAC内蔵プリメイン「AI-503」'17年2〜3月に発売。13万円前後
ティアック(株)は、本日から秋葉原で開催されている「ポタフェス」にて、DAC内蔵プリメインアンプ「AI-503」を2017年2月〜3月に発売すると発表した。価格はオープンだが13万円前後での販売が予想される。本体色はブラックとシルバーの2色。
「AI-503」は、生産完了していたAI-501DAの後継機という位置づけ。同社企画販売促進課の吉田穣氏は、「おかげさまでAI-501DAは我々の予想よりも多くのご支持をいただいた。今回、待望の後継機となるのがAI-503だ」と紹介した。
コンセプトは「Bluetoothにも対応したハイレゾ時代のプリメインアンプ」。スピーカーリスニングにも興味があるDAPユーザーや、ポータブルオーディオで集めた資産も活かしたいというユーザーなどの掘り起こしを狙う。
またスマホやタブレットからワイヤレスリスニングを楽しみたい、省スペースでも高品質なオーディオシステムを構築したいといったニーズにも応えられるよう、仕様を固めていった。
UD-503譲りの、デュアルモノラル構成のDAC/プリアンプ部を搭載。USB-DAC機能はDSD 11.2MHz、PCM384kHz/32bitに対応。DACはAKMの「AK4490」を2基採用する。またデュアルクロック、4種類のPCMデジタルフィルターや2種類のDSDフィルターなどの機能も備える。
また内部はDAC部からプリアンプ部までフルバランス伝送で、独自の高精度電子ボリューム制御回路「TEAC-QVCS」も内蔵する。
パワーアンプ部はICEpowerのClass-Dアンプを採用した。最大出力は40W+40W、定格出力は28W+28W。電源部にはトロイダルコア電源トランスを採用した。
ヘッドホンアンプ部についても、UD-503やHA-P5からヘッドホンアンプ回路を受け継いだ。TEAC-HCLDバッファーアンプ回路を内蔵し、プッシュプル回路とオペアンプのディスクリート構成によるAB級動作を行う。「ほとんどのヘッドホンでA級動作できる」(吉田氏)という。
ヘッドホンジャックは3.5mm 4極ジャックを採用し、グランド分離接続に対応。最大出力は280mW+280mWで、適合負荷インピーダンスは16Ω〜600Ωとなる。
BluetoothのコーデックはSBC、AAC、aptXのほか、ソニーが提唱するLDACにも対応。LDAC対応機器との組み合わせで、Bluetoothでもハイレゾ相当の高音質再生が行える。
背面の入力端子は、デジタル系がUSB-A×1、光(角形)×1、同軸(RCA)×1。アナログ入力はRCA×1となる。前面にも入力端子を備え、光(丸型)デジタルと3.5mmステレオミニの兼用端子を搭載している。
なおユニークな機能として、プリアウト機能も搭載した。外部パワーアンプで本格的なオーディオシステムに発展できるほか、サブシステムと本格システムの併用も可能となる。
デザイン面では、Referenceシリーズのアイコンとなっているアナログレベルメーターが特徴。本機では精悍な表情をもたせたいという狙い、また視認性の高さから白色照明を採用。メーターのディマーやオン/オフも可能となっている。
そのほかユーザーインターフェースも細かな改善を積み重ねた。従来機ではレベル表示を行うディスプレイがなかったため「ボリュームの位置が遠いところから分かりにくい」という声があったという。
そのを改善すべく、インプットセレクターのLEDランプがボリュームレベルに応じて点灯するようにした。またデジタルフィルター切替時に、同じくインプットセレクターのLEDの光り方で、どのフィルターかが分かるよう改良した。
さらに発表会では、ORBから3.5mm4極バランス対応リケーブル/変換ケーブルの試作機がポタフェスで展示されることもアナウンスされた。3.5mm4極 - 4極XLR♀変換アダプターと、3.5mm4極 - beyerdynamic「T1 2nd/T5p 2nd」の2種類が用意されている。ティアックブースで実際の音を確認することが可能だ。
「AI-503」は、生産完了していたAI-501DAの後継機という位置づけ。同社企画販売促進課の吉田穣氏は、「おかげさまでAI-501DAは我々の予想よりも多くのご支持をいただいた。今回、待望の後継機となるのがAI-503だ」と紹介した。
コンセプトは「Bluetoothにも対応したハイレゾ時代のプリメインアンプ」。スピーカーリスニングにも興味があるDAPユーザーや、ポータブルオーディオで集めた資産も活かしたいというユーザーなどの掘り起こしを狙う。
またスマホやタブレットからワイヤレスリスニングを楽しみたい、省スペースでも高品質なオーディオシステムを構築したいといったニーズにも応えられるよう、仕様を固めていった。
UD-503譲りの、デュアルモノラル構成のDAC/プリアンプ部を搭載。USB-DAC機能はDSD 11.2MHz、PCM384kHz/32bitに対応。DACはAKMの「AK4490」を2基採用する。またデュアルクロック、4種類のPCMデジタルフィルターや2種類のDSDフィルターなどの機能も備える。
また内部はDAC部からプリアンプ部までフルバランス伝送で、独自の高精度電子ボリューム制御回路「TEAC-QVCS」も内蔵する。
パワーアンプ部はICEpowerのClass-Dアンプを採用した。最大出力は40W+40W、定格出力は28W+28W。電源部にはトロイダルコア電源トランスを採用した。
ヘッドホンアンプ部についても、UD-503やHA-P5からヘッドホンアンプ回路を受け継いだ。TEAC-HCLDバッファーアンプ回路を内蔵し、プッシュプル回路とオペアンプのディスクリート構成によるAB級動作を行う。「ほとんどのヘッドホンでA級動作できる」(吉田氏)という。
ヘッドホンジャックは3.5mm 4極ジャックを採用し、グランド分離接続に対応。最大出力は280mW+280mWで、適合負荷インピーダンスは16Ω〜600Ωとなる。
BluetoothのコーデックはSBC、AAC、aptXのほか、ソニーが提唱するLDACにも対応。LDAC対応機器との組み合わせで、Bluetoothでもハイレゾ相当の高音質再生が行える。
背面の入力端子は、デジタル系がUSB-A×1、光(角形)×1、同軸(RCA)×1。アナログ入力はRCA×1となる。前面にも入力端子を備え、光(丸型)デジタルと3.5mmステレオミニの兼用端子を搭載している。
なおユニークな機能として、プリアウト機能も搭載した。外部パワーアンプで本格的なオーディオシステムに発展できるほか、サブシステムと本格システムの併用も可能となる。
デザイン面では、Referenceシリーズのアイコンとなっているアナログレベルメーターが特徴。本機では精悍な表情をもたせたいという狙い、また視認性の高さから白色照明を採用。メーターのディマーやオン/オフも可能となっている。
そのほかユーザーインターフェースも細かな改善を積み重ねた。従来機ではレベル表示を行うディスプレイがなかったため「ボリュームの位置が遠いところから分かりにくい」という声があったという。
そのを改善すべく、インプットセレクターのLEDランプがボリュームレベルに応じて点灯するようにした。またデジタルフィルター切替時に、同じくインプットセレクターのLEDの光り方で、どのフィルターかが分かるよう改良した。
さらに発表会では、ORBから3.5mm4極バランス対応リケーブル/変換ケーブルの試作機がポタフェスで展示されることもアナウンスされた。3.5mm4極 - 4極XLR♀変換アダプターと、3.5mm4極 - beyerdynamic「T1 2nd/T5p 2nd」の2種類が用意されている。ティアックブースで実際の音を確認することが可能だ。