アプリ連携やBTスピーカーとしての活用も
FENDER、BT/Wi-Fi対応ギターアンプ「MUSTANG GT」実演イベント。歴代アンプを1台で再現
フェンダーミュージックは、BluetoothスピーカーにもなるWi-Fi内蔵ギターアンプ「MUSTANG GT」シリーズを発表(関連ニュース)。5月下旬の発売に先駆けて、ギタリストの菰口雄矢さんを迎えて実際にMUSTANG GTアンプの活用方法などを紹介するプレビューイベントが開催された。
MUSTANG GTシリーズは、ギターアンプとしては世界初となるWi-Fi搭載の多機能モデリングデジタルアンプで、歴代のフェンダーアンプサウンドをデジタルでシミュレートすることができる。「MUSTANG GT40」「MUSTANG GT100」「MUSTANG GT200」の3機種をラインナップする。
Bluetoothに対応し、Bluetoothスピーカーとしても使用可能。スマホで本機を操作したり、ワイヤレス再生を楽しんだり、バックトラックを再生しながらギターを演奏するといった使い方もできる。スピーカーはGT40が6.5インチを2基、GT100が12インチを1基、GT200が12インチを2基搭載する。
また、無料の専用アプリ「FENDER TONE」を用意。アンププリセットの管理やセットリストの作成などが可能で、自身で作成したプリセット情報を本アプリからクラウド上の「Community Created」にアップロードすることで、ユーザー同士でシェアする事もできる。iPhone/Android向けを用意するが、Android用は現状一部機能に制限があり、今後のアップデートで対応するとのこと。
まずはフェンダーミュージック代表・エドワード・コール氏が登壇。同社がポリシーとする『プレーヤーが求める音の実現』のためにアンプは非常に重要であるとし、「Fenderはこれまで70年以上にわたってベストな製品を作り続けており、中でも“MUSTANG”は世界で最も売れているFenderのアンプシリーズ。最新モデル「MUSTANG GT」も現代のニーズに合うよう開発している」と語った。
また、今回大きな特徴となっている専用スマホアプリ「FENDER TONE」については、「今後のデジタル戦略において重要な一つと考えている」と説明。「音楽がライフスタイルと切り離せないものの一つとなっている中で、プロミュージシャンだけではなく、初心者や『いつかギターを弾きたい』と思っている方、また純粋に音楽を楽しむ方たちも含めて、より幅広い層に向けて興奮や楽しみを提供できる製品だ」とアピールし、MUSTANG GTシリーズは「ゲームチェンジャーになる」と語った。
続いて、プロダクトマネージャーの藤川真人氏が本機の特徴を紹介。もともとFenderのアンプ製品は、創設者のレオ・フェンダー氏が1964年に初のアンプを開発した事に始まり、クリーントーンが人気となってギターアンプが広まっていったとのこと。その後、年代ごとのサウンド傾向やニーズに合わせたアンプ製品を次々と発売。2011年からデジタルアンプ「MUSTANG」シリーズを登場させている。
MUSTANG GTシリーズは、Wi-Fi機能搭載により本体のみでネット接続が可能。PCレスでOTAによるファームウェアアップデートを行うことや、Fenderのウェブサイトからアーティストやフェンダーが作成したプリセットをダウンロードすることができる。
また47種類のエフェクターも搭載しており、カスタマイズする事でユーザーの好きな音を作る事も可能。エフェクターは今後のファームウェアアップデートでさらに追加する予定とのことだ。
本機について「歴代のアンプが全て入っていると思ってもらいたい。デジタルでアナログライクなトーンをどこまで再現できるかを追求し、音にこだわって開発してきた」と説明。開発には3年ほどの時間がかかったという。また、アンプ製品としてはとても軽量で使いやすいことも強調した。
本イベントではギタリストとして活躍されている菰口雄矢さんを迎えて、実際に本機を使ったデモンストレーションが行われた。
本体にはカラー液晶ディスプレイを装備しており、こちらから直感的な操作も可能。プリセットを選択したり、エフェクターの追加など細かな設定もできる。専用アプリ「FENDER TONE」でも同じく操作可能だ。
当日はGT200を使用。本モデルにはフットスイッチが付属しており、ルーパー機能を使ってフレーズを重ねて録音する事も可能とのこと。なお、フットスイッチは7月以降に別売(8,900円前後を想定)も予定しており、他のモデルでも使用できる。
Bluetooth機能を使ってバックトラックを再生しながらのギター演奏も実演。菰口さんは、MUSTANG GTを実際に使用してみた感想として「YouTubeなどでもフリーの練習用楽曲はたくさんあって、流しながら演奏するというのはすごく現代的な練習方法。Bluetoothでアンプから再生しながら簡単にできるのがとても良いと思う」と語った。
MUSTANG GTシリーズは、ギターアンプとしては世界初となるWi-Fi搭載の多機能モデリングデジタルアンプで、歴代のフェンダーアンプサウンドをデジタルでシミュレートすることができる。「MUSTANG GT40」「MUSTANG GT100」「MUSTANG GT200」の3機種をラインナップする。
Bluetoothに対応し、Bluetoothスピーカーとしても使用可能。スマホで本機を操作したり、ワイヤレス再生を楽しんだり、バックトラックを再生しながらギターを演奏するといった使い方もできる。スピーカーはGT40が6.5インチを2基、GT100が12インチを1基、GT200が12インチを2基搭載する。
また、無料の専用アプリ「FENDER TONE」を用意。アンププリセットの管理やセットリストの作成などが可能で、自身で作成したプリセット情報を本アプリからクラウド上の「Community Created」にアップロードすることで、ユーザー同士でシェアする事もできる。iPhone/Android向けを用意するが、Android用は現状一部機能に制限があり、今後のアップデートで対応するとのこと。
まずはフェンダーミュージック代表・エドワード・コール氏が登壇。同社がポリシーとする『プレーヤーが求める音の実現』のためにアンプは非常に重要であるとし、「Fenderはこれまで70年以上にわたってベストな製品を作り続けており、中でも“MUSTANG”は世界で最も売れているFenderのアンプシリーズ。最新モデル「MUSTANG GT」も現代のニーズに合うよう開発している」と語った。
また、今回大きな特徴となっている専用スマホアプリ「FENDER TONE」については、「今後のデジタル戦略において重要な一つと考えている」と説明。「音楽がライフスタイルと切り離せないものの一つとなっている中で、プロミュージシャンだけではなく、初心者や『いつかギターを弾きたい』と思っている方、また純粋に音楽を楽しむ方たちも含めて、より幅広い層に向けて興奮や楽しみを提供できる製品だ」とアピールし、MUSTANG GTシリーズは「ゲームチェンジャーになる」と語った。
続いて、プロダクトマネージャーの藤川真人氏が本機の特徴を紹介。もともとFenderのアンプ製品は、創設者のレオ・フェンダー氏が1964年に初のアンプを開発した事に始まり、クリーントーンが人気となってギターアンプが広まっていったとのこと。その後、年代ごとのサウンド傾向やニーズに合わせたアンプ製品を次々と発売。2011年からデジタルアンプ「MUSTANG」シリーズを登場させている。
MUSTANG GTシリーズは、Wi-Fi機能搭載により本体のみでネット接続が可能。PCレスでOTAによるファームウェアアップデートを行うことや、Fenderのウェブサイトからアーティストやフェンダーが作成したプリセットをダウンロードすることができる。
また47種類のエフェクターも搭載しており、カスタマイズする事でユーザーの好きな音を作る事も可能。エフェクターは今後のファームウェアアップデートでさらに追加する予定とのことだ。
本機について「歴代のアンプが全て入っていると思ってもらいたい。デジタルでアナログライクなトーンをどこまで再現できるかを追求し、音にこだわって開発してきた」と説明。開発には3年ほどの時間がかかったという。また、アンプ製品としてはとても軽量で使いやすいことも強調した。
本イベントではギタリストとして活躍されている菰口雄矢さんを迎えて、実際に本機を使ったデモンストレーションが行われた。
本体にはカラー液晶ディスプレイを装備しており、こちらから直感的な操作も可能。プリセットを選択したり、エフェクターの追加など細かな設定もできる。専用アプリ「FENDER TONE」でも同じく操作可能だ。
当日はGT200を使用。本モデルにはフットスイッチが付属しており、ルーパー機能を使ってフレーズを重ねて録音する事も可能とのこと。なお、フットスイッチは7月以降に別売(8,900円前後を想定)も予定しており、他のモデルでも使用できる。
Bluetooth機能を使ってバックトラックを再生しながらのギター演奏も実演。菰口さんは、MUSTANG GTを実際に使用してみた感想として「YouTubeなどでもフリーの練習用楽曲はたくさんあって、流しながら演奏するというのはすごく現代的な練習方法。Bluetoothでアンプから再生しながら簡単にできるのがとても良いと思う」と語った。