「ORBI」「FITT360」
<CES>メガネ型とネックバンド型の「ウェアラブル360度カメラ」が登場
家電を始めとする様々な分野のブランドが世界中から集まるイベント「2018 International CES(Consumer Electronics Show)」の開幕を翌日に控えた1月8日(米国現地時間)、前夜祭的イベント「CES Unveiled」が開催された。各社の出展のなかから、本稿では「ウェアラブル360度カメラ」を出展していた2社を紹介する。
まずサングラスタイプの360度カメラ「ORBI」を出展していたのが、米バークレーに本拠を置くスタートアップ企業のORBIPrime。両眼の脇と、左右両方のツルの先端(耳にかかる部分)に1基ずつの合計4基の小型カメラによって前後左右の映像を撮影するというもので、「360度動画撮影ができる世界初のアイウェアだ」とアピールしている。
1080pで連続60分までの360度動画記録が可能で、IP64相当の防水性能も備えるほか。本体にはmicroSDカードスロットも装備。クラウドファンディングでは世界各国から当初目標の362%となる約34万ドルを集めたとのことで、2018年8月の出荷を予定しているという。
一方、ネックバンド型の「FITT360」を出展していたのが韓国のLINKFLOW。こちらはネックバンド部に後方を捉えるカメラを2基、ネックバンド先端部の片方のみに1基というカメラ3台構成を採用。「世界初のネックバンド型ウェアラブル360度カメラ」だとしている。
カメラはいずれも1080pで、最大90分間の360度動画を撮影可能。IPX6相当の防水性能を備えるほか、GPSも内蔵している。Kickstarterでのクラウドファンディングを間もなく開始し、2018年第2四半期中の出荷を予定しているとのことだった。
LINKFLOW社のスタッフは「現在一般的な360度カメラは手に持たねばならないタイプが多いが、FITT360なら両手を他のことに使える」と、ハンズフリーで360度動画撮影を行えるメリットをアピールしていた。
まずサングラスタイプの360度カメラ「ORBI」を出展していたのが、米バークレーに本拠を置くスタートアップ企業のORBIPrime。両眼の脇と、左右両方のツルの先端(耳にかかる部分)に1基ずつの合計4基の小型カメラによって前後左右の映像を撮影するというもので、「360度動画撮影ができる世界初のアイウェアだ」とアピールしている。
1080pで連続60分までの360度動画記録が可能で、IP64相当の防水性能も備えるほか。本体にはmicroSDカードスロットも装備。クラウドファンディングでは世界各国から当初目標の362%となる約34万ドルを集めたとのことで、2018年8月の出荷を予定しているという。
一方、ネックバンド型の「FITT360」を出展していたのが韓国のLINKFLOW。こちらはネックバンド部に後方を捉えるカメラを2基、ネックバンド先端部の片方のみに1基というカメラ3台構成を採用。「世界初のネックバンド型ウェアラブル360度カメラ」だとしている。
カメラはいずれも1080pで、最大90分間の360度動画を撮影可能。IPX6相当の防水性能を備えるほか、GPSも内蔵している。Kickstarterでのクラウドファンディングを間もなく開始し、2018年第2四半期中の出荷を予定しているとのことだった。
LINKFLOW社のスタッフは「現在一般的な360度カメラは手に持たねばならないタイプが多いが、FITT360なら両手を他のことに使える」と、ハンズフリーで360度動画撮影を行えるメリットをアピールしていた。