コネクテッドカーライフにも注力
“音のパイオニア”が最善を尽くしたカロッツェリア「サイバーナビχ」。発表会には小林可夢偉も登場
パイオニアは、カロッツェリアブランドよりカーナビゲーションシステム「サイバーナビ」および「サイバーナビχ」シリーズなど新製品を、本日4月18日にリリース。メディアに向け発表会を実施した。
本日発表されたのは、「サイバーナビ」の2018年モデル(関連ニュース)、より音質にこだわった上位モデルの「サイバーナビχシリーズ」(関連ニュース)。またハイレゾ対応スピーカー(関連ニュース)やディスプレイオーディオ(関連ニュース)、ドライブレコーダー(関連ニュース)と多岐にわたった。
まず会場ではパイオニア販売(株)代表取締役社長の蒲生宣親氏が登壇。「カロッツェリアが誕生したのが1986年、サイバーナビは1997年に登場し、以降ブランドを牽引してきました。今回発表のモデルは、これまで培った全てのノウハウを持って音質にさらなる磨きをかけ、エンターテイメント性を高めています。“これぞサイバーナビ”、感動と楽しさ、そして便利さを感じていただけると自負しています」と挨拶し、製品への自信を見せた。
続いて製品の紹介に、パイオニア(株)市販事業部 事業企画部の内田有喜氏が壇上に上がった。サイバーナビ全般の取り組みとして「カーナビゲーションには目的地まで効率的かつストレスなく安心してドライブできること、音楽や映像をより楽しみ快適な時間を得たい、先進的な機能やデザインでモノとしての所有欲を満たしたい、といった要望に加え、独自性ある新機能や新提案での新たな発見や体験に期待が寄せられています。2018年のサイバーナビは、ドライバーの行動範囲を広げ、ドライブでの新し発見の機会を創出する、すべてのカーナビゲーションを超越し、クルマで聴く音楽の体験を感動の領域にまで飛躍する、をテーマとしています」とコメント。
そうした理想を実現する“ハイエンドオーディオ”として「サイバーナビχシリーズ」を市場に投入、感動する音作りを行ったという。通常モデルに対し価格も高額だが、これは「従来は広くお届けするためコストの制限を設けていました。サイバーナビχシリーズは、“音のサイバーナビ” として最善を尽くしたモデルになります」と、そうした制限を取り払って開発に臨んだとしている。
一切の妥協を排除した音質追求として、「S/N:透明感と静寂感」「バランス:全帯域がこれまで以上にフラットだからこそ実現できた躍動感」「質感:声や楽器を色付けのないありのままに再現」「解像度:微細かつ繊細な音も際立つ明瞭感」「音場:人や楽器の位置関係が見通せる空間表現」という5つのポイントを掲げ、特に音場表現はポイントとアピールされた。
また市販のカーナビゲーションとして初となる銅メッキパーツを多用し、ノイズを徹底的に抑制。基本設計を磨き上げることで、各パーツの性能を最大限に引き出した。ほか、フルカスタムオーディオ電源用アルミ電解コンデンサや、専用チューニングされたトロイダルコアトランスの採用など、ピュアオーディオのノウハウを活かした製品づくりが行われている。
ファンを静音タイプとして騒音や振動による音質劣化の要因を排除するなど、静音性と制振性を追求。このファンを留めているネジも、通常シリーズは1本のところサイバーナビχシリーズでは2本にするなど、極めて細部までこだわられている。高級ホームオーディオで採用されるMUSESオペアンプを6基搭載する点も、市販カーナビゲーションとしては初の試みだ。
デザインもホームオーディオ機器をイメージ。ローズゴールドと最高品位の青みを持たせたピアノブラックで、ホームメニューの背景も専用のものとした。
このサイバーナビχシリーズには限定80台の80周年記念モデル「AVIC-CZ902XS-80」も用意。80周年を記念した専用品としてカロッツェリアを象徴するブルーを配したスペシャルボックス、シリアルナンバープレート、マニュアルケースを同梱するほか、レコチョクBESTライトプラン利用券1年分、レコチョクプリペイドカード10,000円分が用意され、音楽をより多く楽しめるように配慮。通信モジュール3年分も同梱し、通常1年のメーカー保証が3年保証となる特典も用意される。
一方、通常のサイバーナビとしては「コネクテッドカーライフ」が推進される。一般的なカーナビゲーションが車室外からの単方向な通信であるのに対し、サイバーナビでは単にサーバーから情報を取得するだけでなく、車室内からの情報を双方向に通信。サーバーに情報を蓄積することで新しい価値を提案するとしている。
その取り組みをかたちにした、MapFanと連携した無料サービス「MapFanコネクト」を発表。特徴はスマートフォンやパソコンのアプリケーションと連携することで、クルマに乗らずともサイバーナビにアクセスできる点にあり、目的地などの情報を登録しておき、クルマに乗り込んでから行き先設定をする必要なく発進できるなどのシームレスな動作を実現する。
ほか、音楽ストリーミング機能「ミュージッククルーズチャンネル」も、現在750万曲以上の楽曲から編成されたチャンネルを再生できるほか、「スタンドアローンモード」により、スマートフォン単体で利用することができることもアピールされた。
発表会にはレーシングドライバー小林可夢偉氏がゲストで登場。DJをやるほど音楽好きであり、あらゆる面でこだわり派であるという小林氏はカロッツェリアと“クルマリノベーション”を行っており、「スピーカーを変えてみたり、サブウーファーを積んでみたり、1つ1つをアップデートしていったんですが、1つ変えるごとに音が変わっていき、これ以上なく満足できる音をクルマのなかで実現できることを知りました。音はレーシングカーと似ている部分があって、突き詰めればそれだけ良いものを追求できる。また聴くジャンルや好みによって、オーナーによって味付けを楽しめるのではないかと思います」とコメント。
さらに「オーディオルームを作る人がいると思いますが、僕はクルマの中が一番のオーディオルームだと思っています。気持ちよく運転できるようになり、音楽を聴くためにクルマに乗ることもあります。朝、仕事に行く前にでもそういった環境で気持ちよく音楽を聴けると、1日の良いスタートを切ることができます。新しいサイバーナビχの音を聴かせていただきましたが、本当に驚きます。ぜひ皆さんにもその素晴らしさを体験して欲しいと思います」とアピールした。
本日発表されたのは、「サイバーナビ」の2018年モデル(関連ニュース)、より音質にこだわった上位モデルの「サイバーナビχシリーズ」(関連ニュース)。またハイレゾ対応スピーカー(関連ニュース)やディスプレイオーディオ(関連ニュース)、ドライブレコーダー(関連ニュース)と多岐にわたった。
まず会場ではパイオニア販売(株)代表取締役社長の蒲生宣親氏が登壇。「カロッツェリアが誕生したのが1986年、サイバーナビは1997年に登場し、以降ブランドを牽引してきました。今回発表のモデルは、これまで培った全てのノウハウを持って音質にさらなる磨きをかけ、エンターテイメント性を高めています。“これぞサイバーナビ”、感動と楽しさ、そして便利さを感じていただけると自負しています」と挨拶し、製品への自信を見せた。
続いて製品の紹介に、パイオニア(株)市販事業部 事業企画部の内田有喜氏が壇上に上がった。サイバーナビ全般の取り組みとして「カーナビゲーションには目的地まで効率的かつストレスなく安心してドライブできること、音楽や映像をより楽しみ快適な時間を得たい、先進的な機能やデザインでモノとしての所有欲を満たしたい、といった要望に加え、独自性ある新機能や新提案での新たな発見や体験に期待が寄せられています。2018年のサイバーナビは、ドライバーの行動範囲を広げ、ドライブでの新し発見の機会を創出する、すべてのカーナビゲーションを超越し、クルマで聴く音楽の体験を感動の領域にまで飛躍する、をテーマとしています」とコメント。
そうした理想を実現する“ハイエンドオーディオ”として「サイバーナビχシリーズ」を市場に投入、感動する音作りを行ったという。通常モデルに対し価格も高額だが、これは「従来は広くお届けするためコストの制限を設けていました。サイバーナビχシリーズは、“音のサイバーナビ” として最善を尽くしたモデルになります」と、そうした制限を取り払って開発に臨んだとしている。
一切の妥協を排除した音質追求として、「S/N:透明感と静寂感」「バランス:全帯域がこれまで以上にフラットだからこそ実現できた躍動感」「質感:声や楽器を色付けのないありのままに再現」「解像度:微細かつ繊細な音も際立つ明瞭感」「音場:人や楽器の位置関係が見通せる空間表現」という5つのポイントを掲げ、特に音場表現はポイントとアピールされた。
また市販のカーナビゲーションとして初となる銅メッキパーツを多用し、ノイズを徹底的に抑制。基本設計を磨き上げることで、各パーツの性能を最大限に引き出した。ほか、フルカスタムオーディオ電源用アルミ電解コンデンサや、専用チューニングされたトロイダルコアトランスの採用など、ピュアオーディオのノウハウを活かした製品づくりが行われている。
ファンを静音タイプとして騒音や振動による音質劣化の要因を排除するなど、静音性と制振性を追求。このファンを留めているネジも、通常シリーズは1本のところサイバーナビχシリーズでは2本にするなど、極めて細部までこだわられている。高級ホームオーディオで採用されるMUSESオペアンプを6基搭載する点も、市販カーナビゲーションとしては初の試みだ。
デザインもホームオーディオ機器をイメージ。ローズゴールドと最高品位の青みを持たせたピアノブラックで、ホームメニューの背景も専用のものとした。
このサイバーナビχシリーズには限定80台の80周年記念モデル「AVIC-CZ902XS-80」も用意。80周年を記念した専用品としてカロッツェリアを象徴するブルーを配したスペシャルボックス、シリアルナンバープレート、マニュアルケースを同梱するほか、レコチョクBESTライトプラン利用券1年分、レコチョクプリペイドカード10,000円分が用意され、音楽をより多く楽しめるように配慮。通信モジュール3年分も同梱し、通常1年のメーカー保証が3年保証となる特典も用意される。
一方、通常のサイバーナビとしては「コネクテッドカーライフ」が推進される。一般的なカーナビゲーションが車室外からの単方向な通信であるのに対し、サイバーナビでは単にサーバーから情報を取得するだけでなく、車室内からの情報を双方向に通信。サーバーに情報を蓄積することで新しい価値を提案するとしている。
その取り組みをかたちにした、MapFanと連携した無料サービス「MapFanコネクト」を発表。特徴はスマートフォンやパソコンのアプリケーションと連携することで、クルマに乗らずともサイバーナビにアクセスできる点にあり、目的地などの情報を登録しておき、クルマに乗り込んでから行き先設定をする必要なく発進できるなどのシームレスな動作を実現する。
ほか、音楽ストリーミング機能「ミュージッククルーズチャンネル」も、現在750万曲以上の楽曲から編成されたチャンネルを再生できるほか、「スタンドアローンモード」により、スマートフォン単体で利用することができることもアピールされた。
発表会にはレーシングドライバー小林可夢偉氏がゲストで登場。DJをやるほど音楽好きであり、あらゆる面でこだわり派であるという小林氏はカロッツェリアと“クルマリノベーション”を行っており、「スピーカーを変えてみたり、サブウーファーを積んでみたり、1つ1つをアップデートしていったんですが、1つ変えるごとに音が変わっていき、これ以上なく満足できる音をクルマのなかで実現できることを知りました。音はレーシングカーと似ている部分があって、突き詰めればそれだけ良いものを追求できる。また聴くジャンルや好みによって、オーナーによって味付けを楽しめるのではないかと思います」とコメント。
さらに「オーディオルームを作る人がいると思いますが、僕はクルマの中が一番のオーディオルームだと思っています。気持ちよく運転できるようになり、音楽を聴くためにクルマに乗ることもあります。朝、仕事に行く前にでもそういった環境で気持ちよく音楽を聴けると、1日の良いスタートを切ることができます。新しいサイバーナビχの音を聴かせていただきましたが、本当に驚きます。ぜひ皆さんにもその素晴らしさを体験して欲しいと思います」とアピールした。