発表会でCEOが登壇
【ヘッドホン祭】豪Audeara、耳の特性を“医療グレード”で測定して音質最適化するヘッドホン「A-01」日本投入を宣言
ヘッドホンをはじめとするポータブルオーディオ関連ブランドが集う「春のヘッドフォン祭2018」が東京・中野サンプラザで開幕。豪Audeara(オーデュラ)ブランドが発表会を開き、聴力測定してユーザーごとに最適化できるヘッドホン「A-01」の日本上陸を発表した。
今回のヘッドフォン祭で特別先行販売を行っており、「今後の具体的な展開はまだ未定だが、価格は税抜き5万円前後になる予定」(日本で代理店を務めるTUI Solutions/トゥイソリューションズ 村岡氏)という。
専用のスマホアプリで聴力測定を行い、その結果に基いて、音楽の聴こえ方を最適化するプロファイルを自動作成。そのプロファイルをヘッドホン本体に保存することで、個人ごと最適化した音質で音楽を楽しむことができる。音質補正自体はヘッドホン側で行うため、プロファイルデータをヘッドホン本体にダウンロードしたあとは、どんな音楽プレーヤーとの組み合わせでも適用できる。
測定は健康診断の聴力検査のように、各周波数帯域ごとにテスト音が聴こえたらボタンを押すというもの。8段階/16段階/32段階と測定の細かさを選ぶことができる。
測定後のプロファイルは複数作成可能で、例えば朝と夜によって違うプロファイルを使い分けるなどといったことが可能。また85%だけ効かせるなどといった具合に、プロファイルによる音質自動補正は、適用レベルを任意に変更できる。
Bluetoothと有線の両方で使用可能で、BluetoothはaptXコーデックに対応。将来のアップデートによってaptX HDやaptX LLにも対応できるハードウェア的な余裕も持たせているという。
また、アクティブノイズキャンセリング機能も搭載。バッテリー持続時間は、ノイズキャンセリングと音質補正機能をオンにしたBluetooth再生時で35時間、そこからノイズキャンセリングをオフにした「エコモード」で45時間、ノイズキャンセリングをオンにして有線で聴く「フライトモード」で65時間。
ハードウェアについてはマイラー振動板による40mmドライバーを搭載し、再生周波数帯域は20Hz-22kHz、インピーダンスは32Ω。
ユニークなのが、本製品は医療的観点から開発がスタートしているという点。CEOのJames Fielding(ジェイムス・フィールディング)氏は医師でもあり、大音量で音楽を聴くうちに耳を痛める人が多いことから、音量を上げなくても良い音で音楽を楽しめる製品を開発しようと考えたのだという。
そのため、個人特性の測定も「医療グレードのもの」だとのこと。「我々の技術は、音量を上げられるようにするのではなく、音質に軸足を置いたものだ」とジェイムス氏はコメント。「ヒアリング・ヘルス、つまり聴くことに関する健康にも貢献できるものだと考えている」と語る。
今回のヘッドフォン祭で特別先行販売を行っており、「今後の具体的な展開はまだ未定だが、価格は税抜き5万円前後になる予定」(日本で代理店を務めるTUI Solutions/トゥイソリューションズ 村岡氏)という。
専用のスマホアプリで聴力測定を行い、その結果に基いて、音楽の聴こえ方を最適化するプロファイルを自動作成。そのプロファイルをヘッドホン本体に保存することで、個人ごと最適化した音質で音楽を楽しむことができる。音質補正自体はヘッドホン側で行うため、プロファイルデータをヘッドホン本体にダウンロードしたあとは、どんな音楽プレーヤーとの組み合わせでも適用できる。
測定は健康診断の聴力検査のように、各周波数帯域ごとにテスト音が聴こえたらボタンを押すというもの。8段階/16段階/32段階と測定の細かさを選ぶことができる。
測定後のプロファイルは複数作成可能で、例えば朝と夜によって違うプロファイルを使い分けるなどといったことが可能。また85%だけ効かせるなどといった具合に、プロファイルによる音質自動補正は、適用レベルを任意に変更できる。
Bluetoothと有線の両方で使用可能で、BluetoothはaptXコーデックに対応。将来のアップデートによってaptX HDやaptX LLにも対応できるハードウェア的な余裕も持たせているという。
また、アクティブノイズキャンセリング機能も搭載。バッテリー持続時間は、ノイズキャンセリングと音質補正機能をオンにしたBluetooth再生時で35時間、そこからノイズキャンセリングをオフにした「エコモード」で45時間、ノイズキャンセリングをオンにして有線で聴く「フライトモード」で65時間。
ハードウェアについてはマイラー振動板による40mmドライバーを搭載し、再生周波数帯域は20Hz-22kHz、インピーダンスは32Ω。
ユニークなのが、本製品は医療的観点から開発がスタートしているという点。CEOのJames Fielding(ジェイムス・フィールディング)氏は医師でもあり、大音量で音楽を聴くうちに耳を痛める人が多いことから、音量を上げなくても良い音で音楽を楽しめる製品を開発しようと考えたのだという。
そのため、個人特性の測定も「医療グレードのもの」だとのこと。「我々の技術は、音量を上げられるようにするのではなく、音質に軸足を置いたものだ」とジェイムス氏はコメント。「ヒアリング・ヘルス、つまり聴くことに関する健康にも貢献できるものだと考えている」と語る。