ローランドはV-moda製品や小型レコーダーを出展
【ヘッドホン祭】LEDで増幅するヘッドホンアンプ/Nmode、「X-HA3」など新モデル
4月28日・29日と東京・中野サンプラザにて開催しているフジヤエービック主催「春のヘッドフォン祭」。本記事では15F・エトワール内のローランド/TRIODE/KORG/OJI Special/YAXIなどの出展内容をレポートする。
■ローランド
ローランドでは手のひらサイズの小型レコーダー「R-07」を出展。3月に発売された製品で、楽器演奏を始めとする様々なシーンでの録音に対応する。「楽器」「会議」といったシーンを選ぶだけで最適な設定ができるなど、録音知識がなくても迷わず操作できるシンプルな設計としつつ、演奏録音など高音質が求められる録音にも十分なクオリティを実現するとしている。
イヤホン一体型コンデンサーマイク「CS-10EM」も合わせて展示。CS-10EMはローランド製品の中でも売れ筋モデルで、最近では動画製作者に人気だという。ブースでは2つを組み合わせることで『手軽にバイノーラル録音ができる』をアピールしていた。
また、同社が取り扱うAudioFlyのイヤホンやV-MODAのヘッドホンも同ブースにて展示。V-MODAの人気ヘッドホン「M100」については付属品を追加し、新たにバランスケーブルを同梱した日本限定モデル「CROSSFADE M-100 BALANCED EDITION」を2018年夏以降発売する予定とのこと。
■TRIODE
TRIODEのブースでは、CROSSZONEの頭外定位ヘッドホン「CZ-1」の試聴をメインに展開。また、“光増幅”方式を用いた世界初のヘッドホンアンプ「DISTAR Amplifier」を参考出展していた。
DISTAR Amplifierは、LEDとフォトダイオードの組み合わせによって音を増幅させる仕組みを採用。動作原理は、入力信号をLEDで光に変換し、その光を出力段であるフォトダイオードで受けて増幅動作を得るというもので、香川大学の岡本研正教授が考案した方式となる。音質面では特に無音時にざわつきがなく静かで、また音の立ち上がり/下がりが速いとのこと。これにより「CZ-1の音像、音場表現の力をフルに引き出す」としている。なお、外観デザインも含めてまだ試作段階とのことで、発売時期・価格は未定。
■SOUND WARRIOR
城下工業の自社ブランド“SOUND WARRIOR”では、木製ハウジングを採用した新ヘッドホン2機種を参考出展。ギターなどに用いられるスプルース素材を使ったモデルは、全帯域においてバランスよく再生するとのこと。ウォールナット素材のモデルは低域がしっかりしたタイプで、特にジャズなどの音源と相性が良いとしている。いずれもφ40mmドライバーを搭載しており、振動板や厚みなどにより音の傾向を変えているという。
また、SW Desktop-Audioシリーズ全製品に電源供給可能なパワーサプライ「SWD-PS10(仮)」も参考出展している。12V×3系統、または15V×2系統の出力が可能とのこと。8倍は秋頃を予定しており、価格は5万円台を想定するとのこと。
■KORG/OJI Special
KORGブースでは、同社が展開する“Nu:Tekt”ブランドより、小型ポータブルアンプの組み立てキット「HA-KIT」をメインに出展。完成品を用意して試聴できるようになっていた。新真空管「Nutube」を用いたポータブルアンプで、夏頃の発売を予定、価格は20,000円前後とのこと。
OJI Specialのブースでは10MHzクロック対応の同期ユニット「8128 B- UA」を出展、価格は838,000円。ヘッドホンアンプ「BDI-DC24B G Tunes II」と組み合わせて試聴展開している。また、参考出展としてDACの新モデルも展示。これまでの「シンプルな構成で良い音を再生する」というコンセプトとは異なり、「必要な物量をしっかり投入して開発した」とのこと。これにより音質はクリアながら厚みあるエネルギッシュさも兼ね備えるとしている。
■Nmode
Nmodeでは、5月発売予定の1bitパワーアンプ「X-PW1-MKII」、6月発売予定の1bitヘッドホンアンプ「X-HA3」、8月発売予定の1bit D/Aコンバーター「X-DU3」の試聴展示を行っている。X-PW1-MKIIは84,000円、X-HA3とX-DU3は100,000円前後を想定している。
X-PW1-MKIIは従来機「X-PW1」のマークIIモデルで、フィルターパーツを高精度化し位相特性の改善を図っており、さらに電源部なども大幅に見直してそれぞれ専用部品を投入しているという。X-HA3は最大DSD 11.2MHzまでに対応、X-DU3は新たにクロック入力を備えるなど、いずれも従来モデルからブラッシュアップしているという。
■YAXI
YAXIは、フォステクスのヘッドホン「TH900/TH600」用のイヤーパッドを出展。6月 - 7月の発売を予定しており、価格はアルカンターラ素材が6,000 - 7,000円、合皮素材が5,000円を想定する。また、ゼンハイザーの「HD 820」用イヤーパッドも参考出展。ベルベットなど使用素材も含めて、装着感など実際のユーザーの声を聞いてさらに開発を進めていきたいとしている。
同ブースにはCHORD COMPANYのリケーブル製品や、Andante Largoの接点クリーナーなども展示されている。
■ローランド
ローランドでは手のひらサイズの小型レコーダー「R-07」を出展。3月に発売された製品で、楽器演奏を始めとする様々なシーンでの録音に対応する。「楽器」「会議」といったシーンを選ぶだけで最適な設定ができるなど、録音知識がなくても迷わず操作できるシンプルな設計としつつ、演奏録音など高音質が求められる録音にも十分なクオリティを実現するとしている。
イヤホン一体型コンデンサーマイク「CS-10EM」も合わせて展示。CS-10EMはローランド製品の中でも売れ筋モデルで、最近では動画製作者に人気だという。ブースでは2つを組み合わせることで『手軽にバイノーラル録音ができる』をアピールしていた。
また、同社が取り扱うAudioFlyのイヤホンやV-MODAのヘッドホンも同ブースにて展示。V-MODAの人気ヘッドホン「M100」については付属品を追加し、新たにバランスケーブルを同梱した日本限定モデル「CROSSFADE M-100 BALANCED EDITION」を2018年夏以降発売する予定とのこと。
■TRIODE
TRIODEのブースでは、CROSSZONEの頭外定位ヘッドホン「CZ-1」の試聴をメインに展開。また、“光増幅”方式を用いた世界初のヘッドホンアンプ「DISTAR Amplifier」を参考出展していた。
DISTAR Amplifierは、LEDとフォトダイオードの組み合わせによって音を増幅させる仕組みを採用。動作原理は、入力信号をLEDで光に変換し、その光を出力段であるフォトダイオードで受けて増幅動作を得るというもので、香川大学の岡本研正教授が考案した方式となる。音質面では特に無音時にざわつきがなく静かで、また音の立ち上がり/下がりが速いとのこと。これにより「CZ-1の音像、音場表現の力をフルに引き出す」としている。なお、外観デザインも含めてまだ試作段階とのことで、発売時期・価格は未定。
■SOUND WARRIOR
城下工業の自社ブランド“SOUND WARRIOR”では、木製ハウジングを採用した新ヘッドホン2機種を参考出展。ギターなどに用いられるスプルース素材を使ったモデルは、全帯域においてバランスよく再生するとのこと。ウォールナット素材のモデルは低域がしっかりしたタイプで、特にジャズなどの音源と相性が良いとしている。いずれもφ40mmドライバーを搭載しており、振動板や厚みなどにより音の傾向を変えているという。
また、SW Desktop-Audioシリーズ全製品に電源供給可能なパワーサプライ「SWD-PS10(仮)」も参考出展している。12V×3系統、または15V×2系統の出力が可能とのこと。8倍は秋頃を予定しており、価格は5万円台を想定するとのこと。
■KORG/OJI Special
KORGブースでは、同社が展開する“Nu:Tekt”ブランドより、小型ポータブルアンプの組み立てキット「HA-KIT」をメインに出展。完成品を用意して試聴できるようになっていた。新真空管「Nutube」を用いたポータブルアンプで、夏頃の発売を予定、価格は20,000円前後とのこと。
OJI Specialのブースでは10MHzクロック対応の同期ユニット「8128 B- UA」を出展、価格は838,000円。ヘッドホンアンプ「BDI-DC24B G Tunes II」と組み合わせて試聴展開している。また、参考出展としてDACの新モデルも展示。これまでの「シンプルな構成で良い音を再生する」というコンセプトとは異なり、「必要な物量をしっかり投入して開発した」とのこと。これにより音質はクリアながら厚みあるエネルギッシュさも兼ね備えるとしている。
■Nmode
Nmodeでは、5月発売予定の1bitパワーアンプ「X-PW1-MKII」、6月発売予定の1bitヘッドホンアンプ「X-HA3」、8月発売予定の1bit D/Aコンバーター「X-DU3」の試聴展示を行っている。X-PW1-MKIIは84,000円、X-HA3とX-DU3は100,000円前後を想定している。
X-PW1-MKIIは従来機「X-PW1」のマークIIモデルで、フィルターパーツを高精度化し位相特性の改善を図っており、さらに電源部なども大幅に見直してそれぞれ専用部品を投入しているという。X-HA3は最大DSD 11.2MHzまでに対応、X-DU3は新たにクロック入力を備えるなど、いずれも従来モデルからブラッシュアップしているという。
■YAXI
YAXIは、フォステクスのヘッドホン「TH900/TH600」用のイヤーパッドを出展。6月 - 7月の発売を予定しており、価格はアルカンターラ素材が6,000 - 7,000円、合皮素材が5,000円を想定する。また、ゼンハイザーの「HD 820」用イヤーパッドも参考出展。ベルベットなど使用素材も含めて、装着感など実際のユーザーの声を聞いてさらに開発を進めていきたいとしている。
同ブースにはCHORD COMPANYのリケーブル製品や、Andante Largoの接点クリーナーなども展示されている。