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真空管とオペアンプのハイブリッド仕様

FX-AUDIO-、2980円の真空管プリアンプ「TUBE-00J」。TI製「NE5532」オペアンプ採用

公開日 2018/08/02 15:25 編集部:平山洸太
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ノースフラットジャパンは、FX-AUDIO-ブランドより真空管ラインアンプ「TUBE-00J」を7月26日より発売した。直販価格で2980円(税込)。カラーはブラックとシルバー。

「TUBE-00J」

本製品は、6K4真空管とオペアンプを組み合わせたハイブリッドタイプのプリアンプ。同社のスタンダードモデルとしての位置づけだが、上位機種の「TUBE-01J」と同様の12V駆動やオーディオ製品としての仕上がりを維持しつつ、回路の再設計と合理化により求めやすい価格を実現したとしている。

シルバーとブラックの2色展開

付属の真空管は6K4であるが、回路設計は6J1真空管に最適化されており、交換することが可能。音質や真空管の違いによる音質変化を楽しむことができる。

使用イメージ

電源安定回路はコンセプトから根本的に見直し、昇圧ICと反応速度の良い電源回路によりノイズレスな供給を目指した。電源回路は高電圧化され、グランドとの安定を保ちながらも特定周波数への電位差による隔壁をさらに強化、動作安定化に貢献した結果、SN比と全高調波歪の低下を実現したという。

バッファー回路にはTexas Instrumentsのオペアンプ「NE5532」を採用。専用の電源フィルタを用いてクリーンな電源で駆動させることで、音質を追求した。BCコンポーネンツ製の特注の高耐圧フィルムコンデンサー、PILKOR社製のメタライズドフィルムコンデンサーなどその他のパーツにもこだわっている。

内部の様子

入出力端子は、それぞれステレオRCA端子をそなえる。付属品は取扱説明書と、6K4真空管2本で、ACアダプターは別売。ACアダプターは12Vの1A以上が推奨されており、DCジャックは外径5.5mm、内径2.1mmのセンタープラス仕様。外形寸法は90W×33H×99Dmm(突起部含まず)で、真空管も含めると高さは最大76mmになる。質量は279g。

背面端子部

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