来春には有機ELテレビも予定
ハイセンス、“レグザエンジンNEO”搭載の4Kチューナー内蔵テレビ「A6800」。50型で約10万円
ハイセンスジャパンは、BS/CS 4Kチューナーを内蔵し、高画質エンジン『レグザエンジンNEO』を搭載する4K液晶テレビ「A6800」シリーズを、12月初旬より発売する。
・50型「50A6800」 ¥100,000前後(参考価格)
・43型「43A6800」 ¥90,000前後(参考価格)
ハイセンスは2017年にテレビ販売台数で世界4位を獲得したブランドで、今年3月には東芝のテレビ事業を買収(関連ニュース)。東芝映像ソリューションの映像処理エンジン『レグザエンジン』をベースに開発された『レグザエンジンNEO』を搭載した初のモデルとして、A6800シリーズが発表された。
『レグザエンジンNEO』は、ハイセンスと東芝映像ソリューションが共同開発したエンジンであり、「臨場感と奥行きのある映像」「DCI-P3 90%で色潰れのない現実味ある色表現」「HDR10&HLG対応」「フレーム補間によって残像感を軽減するSMR」を特徴とする。
さらに、環境適応型の自動画質調整により、部屋の環境にあった最適な画質を提供できるとしている。またレグザの特徴でもある「GAME MODE」を踏襲。最小遅延0.83msを実現した。
サウンドについても、「薄型テレビとは思えない音質を実現した」とアピールする。画面から音が出ているような臨場感あるサウンド体験を提供するサウンドイコライザー「Hi-Sound Pro」や、人の声を聞き取りやすくする「Clear Sound」、加えてDOLBY AUDIOも搭載する。
今年の12月1日よりスタートする新4K衛星放送にも対応したチューナーを内蔵する点も特徴だ。さらに、地上デジタル、BSデジタル、110度CSデジタルを各3チューナー搭載で、2番組同時録画が行える。
また同社のテレビ製品はVODサービスへの対応も充実しており、「NETFLIX」「YouTube」「U-NEXT」「dTV」「ひかりTV 4K」「アクトビラ 4K」「TSUTAYA TV」「スカパー!オンデマンド」「クランクインビデオ」「DMM.com」「アクトビラ」を標準でサポートするほか、アップデートにより「DAZN」も搭載予定だとしている。
スマートシステムにはVIDAAを活用しており、操作性を向上。あまり使用しないVODサービスを非表示にする、よく使うサービスをアクセスしやすい位置に変更するなどのカスタムが可能となった。
さらにスマートスピーカー連携として、Google Home Link機能を搭載。Googleアシスタントによる音声操作で、チャンネルの変更やボリューム調整といった操作が行える。ほか、番組表の見やすさの向上や連続録画機能の搭載、SeeQVault対応など、使いやすさにも配慮した設計としている。
また本日、A6800シリーズの発表に合わせて、ハイセンスジャパンでは今後のテレビ事業に関する戦略説明会を実施した。
冒頭、ハイセンスジャパンの李文麗代表取締役社長が「今回は、東芝とハイセンスが融合した新しい変化の第一弾となります。生まれ変わるハイセンスにご期待下さい」と挨拶。続いて、同社執行役員副社長の磯辺浩孝氏が戦略説明を行った。
磯辺氏は「ハイセンスジャパンは、2010年に日本法人として創業し、8年目を迎えた今年は130億の売上を見込んでおり、そのうち約60%がテレビで、残りの約40%が白物家電という内訳。ハイセンスグループ全体としては、約1.9兆円の売上を見込んでいる」と好調に推移していることを説明。
そして商品戦略として、「2019年度は180億円の売上を目標としており、エアコンの日本市場投入を予定する。また今年の3月、東芝のテレビ事業を傘下に迎えた。これにより、レグザエンジンNEOを製品に搭載できるようになった。レグザエンジンNEOを搭載した製品群を中心に、ミドルレンジからハイエンドに注力していく。A6800をはじめとして、2月の初旬にはULEDモデルの後継シリーズ、そして3月頃にはOLED(有機EL)といった、3シリーズをリリースしていきたい」と述べた。
また「これまで日本のメーカーに対して画質が劣っていたのが、レグザエンジンNEOの搭載により、同じ土俵に上がることができた」として、画質面での訴求についても強くアピールした。
・50型「50A6800」 ¥100,000前後(参考価格)
・43型「43A6800」 ¥90,000前後(参考価格)
ハイセンスは2017年にテレビ販売台数で世界4位を獲得したブランドで、今年3月には東芝のテレビ事業を買収(関連ニュース)。東芝映像ソリューションの映像処理エンジン『レグザエンジン』をベースに開発された『レグザエンジンNEO』を搭載した初のモデルとして、A6800シリーズが発表された。
『レグザエンジンNEO』は、ハイセンスと東芝映像ソリューションが共同開発したエンジンであり、「臨場感と奥行きのある映像」「DCI-P3 90%で色潰れのない現実味ある色表現」「HDR10&HLG対応」「フレーム補間によって残像感を軽減するSMR」を特徴とする。
さらに、環境適応型の自動画質調整により、部屋の環境にあった最適な画質を提供できるとしている。またレグザの特徴でもある「GAME MODE」を踏襲。最小遅延0.83msを実現した。
サウンドについても、「薄型テレビとは思えない音質を実現した」とアピールする。画面から音が出ているような臨場感あるサウンド体験を提供するサウンドイコライザー「Hi-Sound Pro」や、人の声を聞き取りやすくする「Clear Sound」、加えてDOLBY AUDIOも搭載する。
今年の12月1日よりスタートする新4K衛星放送にも対応したチューナーを内蔵する点も特徴だ。さらに、地上デジタル、BSデジタル、110度CSデジタルを各3チューナー搭載で、2番組同時録画が行える。
また同社のテレビ製品はVODサービスへの対応も充実しており、「NETFLIX」「YouTube」「U-NEXT」「dTV」「ひかりTV 4K」「アクトビラ 4K」「TSUTAYA TV」「スカパー!オンデマンド」「クランクインビデオ」「DMM.com」「アクトビラ」を標準でサポートするほか、アップデートにより「DAZN」も搭載予定だとしている。
スマートシステムにはVIDAAを活用しており、操作性を向上。あまり使用しないVODサービスを非表示にする、よく使うサービスをアクセスしやすい位置に変更するなどのカスタムが可能となった。
さらにスマートスピーカー連携として、Google Home Link機能を搭載。Googleアシスタントによる音声操作で、チャンネルの変更やボリューム調整といった操作が行える。ほか、番組表の見やすさの向上や連続録画機能の搭載、SeeQVault対応など、使いやすさにも配慮した設計としている。
また本日、A6800シリーズの発表に合わせて、ハイセンスジャパンでは今後のテレビ事業に関する戦略説明会を実施した。
冒頭、ハイセンスジャパンの李文麗代表取締役社長が「今回は、東芝とハイセンスが融合した新しい変化の第一弾となります。生まれ変わるハイセンスにご期待下さい」と挨拶。続いて、同社執行役員副社長の磯辺浩孝氏が戦略説明を行った。
磯辺氏は「ハイセンスジャパンは、2010年に日本法人として創業し、8年目を迎えた今年は130億の売上を見込んでおり、そのうち約60%がテレビで、残りの約40%が白物家電という内訳。ハイセンスグループ全体としては、約1.9兆円の売上を見込んでいる」と好調に推移していることを説明。
そして商品戦略として、「2019年度は180億円の売上を目標としており、エアコンの日本市場投入を予定する。また今年の3月、東芝のテレビ事業を傘下に迎えた。これにより、レグザエンジンNEOを製品に搭載できるようになった。レグザエンジンNEOを搭載した製品群を中心に、ミドルレンジからハイエンドに注力していく。A6800をはじめとして、2月の初旬にはULEDモデルの後継シリーズ、そして3月頃にはOLED(有機EL)といった、3シリーズをリリースしていきたい」と述べた。
また「これまで日本のメーカーに対して画質が劣っていたのが、レグザエンジンNEOの搭載により、同じ土俵に上がることができた」として、画質面での訴求についても強くアピールした。