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新たな商売の切り口「パナカード」に注力

「S-LINK」 2018 年経営基本方針発表会、経営と意識に改革を起こして夢を実現する

公開日 2018/12/25 11:44 Senka21編集部・竹内純
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埼玉県下のパナソニックショップにより昨年4月3日に発足した組織ショップ「S-LINK(エスリンク)」は4月24日、勝負所と言われる2年目へ向け、経営方針発表会を開催した。メンバーが一堂に顔を揃えて結束を固め、目標へ向かって突き進む。

メンバー一堂が揃い、方針発表会、そして、昼食懇親会により2年目へ向けて結束を深めた

冒頭、あいさつに立った代表取締役 本部長・星和彦氏は「初年度は目標とした仕入金額を突破することができた。初心を忘れることなく、2年目をスタートしたい」と気を引き締めた。2018年度のスローガンは「いつの時代も頼りになる専門店を目指し、“意識と経営”に改革を起こし、加盟店の“夢”の実現を目指そう」。「夢を持たない人に、お客様の夢をかなえることは難しい」とスローガンに込めた想いを説明した。

冒頭、あいさつに立った代表取締役 本部長・星和彦氏

「お客様目線でのサービスを、クレジットを中心にして組み立てていく。カードはお客様との絆をつくるツールだと考えている。増客においても重要」と訴えた。具体的には、顧客接点を深め、実販に繋げて稼働率アップを図る魅力ある催事、お客様目線で入りやすい店づくり、従業員のスキルアップ、地域に貢献する専門電器店の減少を防ぐ新規加盟店制度の検討、リソグラフを活用したオリジナルチラシの作成、相談会開催による県下販売bPを目指す補聴器、トイレ商材を入り口に水回りリフォームから家まるごとのお困りごと解決リフォームの展開などの取り組みに注力する。

「東京オリンピックまでは問題ないが、その先どうするのか。2025年問題で団塊世代は後期高齢者となり、お客様の購買力低下が予想される。変化に柔軟に対応した経営判断ができるスキルを身につけなければならない」と販売環境を見通す。同時に目指すのがブランド力の向上だ。「電気製品を買おうとしたとき、量販店の名前をパッと思い浮かべる人がやはり多いのではないか。そこに、S-LINKを1番目・2番目に思い浮かべていただけるようにしたい。今年をS-LINKのブランド創造元年とし、皆さんと一緒に創り上げていく」と力を込めた。

会の冒頭、全員で唱和した「経営理念」と「行動指針」、S-LINKのお客様に対するお約束

この後、LE首都圏社・松浦社長が2年目を迎えた「ショップバリュー政策」やくらしを考える場として湘南Tサイトにテスト店舗を立ち上げる「KURA-THINK」について説明。また、「なぜ、今、パナカードを推進するのか」というテーマでパナットナカマツ・中松社長が記念講演を行い、「カード会員を増やすのではなく、うちのメンバーを増やすという考え方。集金業務としてではなく、カードを使ってお客様にワクワク感を感じてもらえる仕組みづくりが大切」とその重要性を訴え、取り組み成果について説明した。

閉会のあいさつを述べた山下喜晴副本部長は「一店舗ではできかったことが数多く実現できた一年だった。電子レンジ料理実演など女子部の活動に代表される女性スタッフには多大なる貢献をしていただいた。2年目の出発を迎え、物凄いスピードで取り巻く環境は変化していくが、お客様との絆、S-LINKの皆様との絆、出会うすべての方との絆を大切に、精進していきたい」とさらなる成長へ決意を新たにした。

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