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常設後初の活用事例は「N高等学校バーチャル入学式」に

劇場の5.1ch音響でのVR多人数同時鑑賞システム「映画館でVR!」、新宿バルト9に常設

公開日 2019/03/22 14:18 編集部:小野佳希
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劇場の5.1ch音響でVRコンテンツを多人数同時鑑賞できるシステム「映画館でVR!」が、「新宿バルト9」に2019年4月より常設されることが決定した。常設後初めての活用として、4月4日に学校法人角川ドワンゴ学園による「平成31年度 N高等学校バーチャル入学式」が同施設で開催される。


「映画館でVR!」は、2017年12月に発足した、VAIO、東映、クラフターの3社共同事業「VRCC(VR Cinematic Consortium)」によるシステム。2018年7月には日本初のVR映画興行の先行体験上映を実施していたが(関連ニュース:劇場の5.1ch音響でVRを楽しむ「映画館でVR!」7月2日開始。発表会でSTU48が先行体験)、今回、新たに劇場への常設が決定した格好。

常設後初の活用事例となる「N高等学校バーチャル入学式」では、仮想空間の中、新入生は3Dキャラクターとなって参加し、バーチャル奥平校長が式辞を述べる。式の様子はニコニコ生放送でも「ネット入学式」として生配信を行い、全国の新入生はオンライン視聴やニコニコ動画特有の流れるコメントを通して参加する。

VRCCでは「映画以外でも、映画館で本格的VR設備をご活用いただく、同様なイベントの開催の促進など、今後も新しい楽しみ方を提案するべく、様々な取り組みを続けてまいります」としている。

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