メディア向け体験会が開催
Amazon「Echo Show 5」を体験。「1万円切り画面付きスマートスピーカー」の魅力とは?【動画あり】
Amazonは、6月26日に日本発売を控える5.5インチディスプレイ搭載スマートスピーカー「Echo Show 5」のメディア向け体験会を開催。幹部スタッフのプレゼンテーションと実際のデモによってその特長を紹介した。
同製品は、音声アシスタント機能「Amazon Alexa」に対応したスマートスピーカー「Amazon Echo」シリーズの最新モデル。ディスプレイ付きモデルとしては、円形ディスプレイの「Echo Spot」、10.1インチディスプレイの「Echo Show」に続くモデルとなる。
画面解像度は960×480ピクセルでタッチ操作にも対応。部屋の明るさにあわせて画面の明るさも自動調整する。画面解像度については「もちろんもっと高解像度にすることも技術的には可能だが、そうすると最終的な価格も高くなってしまう。コストとのバランスを考えた」(アジア地域でのAlexa関連を統括するアマゾンジャパン 大木聡氏)とのことだった。
タッチ操作では、画面の上端をスワイプするとホーム画面へ戻るボタンなどが、右端スワイプでAmazon Musicなど連携機能へのショートカットアイコンなどの各種メニューが現れる。
もちろん画面で楽曲の歌詞を見たり、時計や天気の状況を確認することもできる。また、人気お笑い芸人の「ひょっこりはん」が画面に現れてあのネタを披露してくれるものなど、ディスプレイ付きモデルならではのスキル(スマートフォンにおけるアプリのようなもの)も存在している。
スピーカーは出力4Wの1.65インチステレオスピーカーを搭載。「コンパクトな製品だがecho dotと同程度のスピーカークオリティを実現している」(同社スタッフ)という。
そのほか、カメラも内蔵しておりEcho ShowやEcho Spot等とのビデオ通話なども可能。一方でレンズに物理的にカバーをしてカメラを利用できなくする(通話相手に自分の姿を確認させないようにする)こともできる。また、「今日しゃべったことを全部削除して」と話しかけて利用履歴を削除できる機能も搭載するなど、ユーザーのプライバシー保護にも留意している。
大木氏は「(10.1インチのEcho Showと比べて)5.5インチとコンパクトになので置き場所を選ばなくなった」とコメント。「利用しやすいシーンの幅が広がった」と特長をアピールした。
なお、前述のように今回の新モデルによって画面付きモデルが3タイプになったわけだが、その住み分けについては「ユースケースを我々から規定することはないと思っている」と大木氏は説明。「『動画を見るのはもっと大きい画面がいい』などといったように、お客様が選択すること」だとした。
また、置き場所を選ばなくなったことがポイントということで、バッテリー内蔵など今後の展開にも期待したくなるが、大木氏は「要望があるのは承知している」と答えるにとどめた。「現時点で具体的に何かアナウンスできるものがあるわけではないが、無視しているわけではない」と、今後の検討材料であるとした。
体験会では、本日Alexaに追加された新機能「アナウンス機能」(関連ニュース)を始めとした各種機能をデモ。好きなアーティストの新曲が配信開始された際などにプッシュ通知を受け取れる「フォロー機能」など、従来からの機能も含めた様々な利用方法が紹介された。
フォロー機能は、「○○(アーティスト名)をフォローして」とAlexaに話しかけることで好きなアーティストを登録。その後、そのアーティストの新曲が音楽配信サービス(※現時点ではAmazon Musicのみ対象)で配信開始された際などにAlexaが知らせてくれる。
また、音楽機能では声でプレイリストを作成したり、マルチルーム再生も可能。加えて楽曲の再生前にアーティスト名や曲名を読み上げさせることもできるようになるなど、サービスイン当初よりもさまざまな機能強化を行っている。
そのほかでは、ひとつの命令で複数の動作を連動して行う定型アクションも設定可能。例えば、「アレクサおはよう」と一声かけるだけで、まず部屋の電気がついて湯沸かしポットも起動、さらにAmazon Musicで音楽をかけるといった一連の動作を行うことができる。
また、前述の大木氏はEchoシリーズの日本上陸から1年ちょっとがたつなかで、「ハードウェアの世代を重ねて機能強化するとともに、スクリーン付きだったりオーディオ特化型だったりと、ポートフォリオを拡充している」とコメント。今回のEcho Show 5もそのポートフォリオ拡充の一環だと語る。
縦書き表記への対応など日本市場へのローカライズにも注力していると述べ、「日本のお客様にとってのアレクサ利用体験をよりよいものにすることに注力している」と説明。「今後も機能の拡充やポートフォリオ拡充を図っていく」とした。
同製品は、音声アシスタント機能「Amazon Alexa」に対応したスマートスピーカー「Amazon Echo」シリーズの最新モデル。ディスプレイ付きモデルとしては、円形ディスプレイの「Echo Spot」、10.1インチディスプレイの「Echo Show」に続くモデルとなる。
画面解像度は960×480ピクセルでタッチ操作にも対応。部屋の明るさにあわせて画面の明るさも自動調整する。画面解像度については「もちろんもっと高解像度にすることも技術的には可能だが、そうすると最終的な価格も高くなってしまう。コストとのバランスを考えた」(アジア地域でのAlexa関連を統括するアマゾンジャパン 大木聡氏)とのことだった。
タッチ操作では、画面の上端をスワイプするとホーム画面へ戻るボタンなどが、右端スワイプでAmazon Musicなど連携機能へのショートカットアイコンなどの各種メニューが現れる。
もちろん画面で楽曲の歌詞を見たり、時計や天気の状況を確認することもできる。また、人気お笑い芸人の「ひょっこりはん」が画面に現れてあのネタを披露してくれるものなど、ディスプレイ付きモデルならではのスキル(スマートフォンにおけるアプリのようなもの)も存在している。
スピーカーは出力4Wの1.65インチステレオスピーカーを搭載。「コンパクトな製品だがecho dotと同程度のスピーカークオリティを実現している」(同社スタッフ)という。
そのほか、カメラも内蔵しておりEcho ShowやEcho Spot等とのビデオ通話なども可能。一方でレンズに物理的にカバーをしてカメラを利用できなくする(通話相手に自分の姿を確認させないようにする)こともできる。また、「今日しゃべったことを全部削除して」と話しかけて利用履歴を削除できる機能も搭載するなど、ユーザーのプライバシー保護にも留意している。
大木氏は「(10.1インチのEcho Showと比べて)5.5インチとコンパクトになので置き場所を選ばなくなった」とコメント。「利用しやすいシーンの幅が広がった」と特長をアピールした。
なお、前述のように今回の新モデルによって画面付きモデルが3タイプになったわけだが、その住み分けについては「ユースケースを我々から規定することはないと思っている」と大木氏は説明。「『動画を見るのはもっと大きい画面がいい』などといったように、お客様が選択すること」だとした。
また、置き場所を選ばなくなったことがポイントということで、バッテリー内蔵など今後の展開にも期待したくなるが、大木氏は「要望があるのは承知している」と答えるにとどめた。「現時点で具体的に何かアナウンスできるものがあるわけではないが、無視しているわけではない」と、今後の検討材料であるとした。
体験会では、本日Alexaに追加された新機能「アナウンス機能」(関連ニュース)を始めとした各種機能をデモ。好きなアーティストの新曲が配信開始された際などにプッシュ通知を受け取れる「フォロー機能」など、従来からの機能も含めた様々な利用方法が紹介された。
フォロー機能は、「○○(アーティスト名)をフォローして」とAlexaに話しかけることで好きなアーティストを登録。その後、そのアーティストの新曲が音楽配信サービス(※現時点ではAmazon Musicのみ対象)で配信開始された際などにAlexaが知らせてくれる。
また、音楽機能では声でプレイリストを作成したり、マルチルーム再生も可能。加えて楽曲の再生前にアーティスト名や曲名を読み上げさせることもできるようになるなど、サービスイン当初よりもさまざまな機能強化を行っている。
そのほかでは、ひとつの命令で複数の動作を連動して行う定型アクションも設定可能。例えば、「アレクサおはよう」と一声かけるだけで、まず部屋の電気がついて湯沸かしポットも起動、さらにAmazon Musicで音楽をかけるといった一連の動作を行うことができる。
また、前述の大木氏はEchoシリーズの日本上陸から1年ちょっとがたつなかで、「ハードウェアの世代を重ねて機能強化するとともに、スクリーン付きだったりオーディオ特化型だったりと、ポートフォリオを拡充している」とコメント。今回のEcho Show 5もそのポートフォリオ拡充の一環だと語る。
縦書き表記への対応など日本市場へのローカライズにも注力していると述べ、「日本のお客様にとってのアレクサ利用体験をよりよいものにすることに注力している」と説明。「今後も機能の拡充やポートフォリオ拡充を図っていく」とした。