カスタムIEM、ケーブルもユニークな出展が豊富
<ポタ研>ゼンハイザー「IE 500/400 PRO」やFitEarの静電ドライバー搭載機など新製品や試作機が盛りだくさん
7月6日、東京・中野サンプラザにて「ポタ研2019夏」が開催された。本稿では「リーフ」「エトワール」「ロビー」に出展した各ブランドの模様をレポートする。
アユートは、Astell&Kernブランドから7月より発売予定のフラグシップDAP「A&ultima SP2000」、ES9038PROデュアル搭載の大型DAP「KANN CUBE」、そして「A&ultima SP1000」と7月から発売予定の専用オプション「SP1000 AMP」の3モデルの比較試聴を実施。感想を投票した先着100名にはノベルティを配布していた。
ULTRASONEブランドからは今年5月より発売した密閉型ヘッドホン「Edition 15 Veritas」、7月発売予定の静電型ドライバーとBAドライバーのハイブリッドイヤホン「SAPHIRE」の試聴機を出展。どちらも約40万円のハイエンドモデルとなっている。
また、豪BURSON AUDIOブランドからはES9038を搭載するUSB-DAC「PLAYMATE」を参考出展した。AVアダプターからの給電のほか、PCケースの5インチベイに装着し、PC内の電源ユニットから電源供給することもできるというユニークな設計を採用。また、海外では搭載オペアンプを5種類の中から選んで注文することができるという。今回参考出展したモデルは649ドルのミドルクラスのオペアンプを搭載したもので、同社ではオペアンプ選択サービスも含め、取り扱いを検討中としていた。
ゼンハイザージャパンは、7月11日発売予定のイヤーモニター「IE 500 PRO」(78,000円前後)、「IE 400 PRO」(46,000円前後)を、コンシューマー向けのイベントでは初めて出展した。動作原理から再設計したという7mmダイナミックドライバーや、ワイドレンジや低歪を実現する“TrueResponseテクノロジー”を搭載し、遮音性も高めたプロ向けのモニターイヤホン。IE 500 PROはディテールの詳細さと広い音場に優れ、タッチノイズの少ないシルバーのツイストケーブルが付属。IE 400 PROはよりパンチの効いた透明感のあるサウンドが特徴としている。
FitEarは、静電型ドライバーを採用したカスタムIEM新モデル「FitEar DC」の試作機を出展。同社が前回発表したモデル「FitEar EST」と同様、静電型ドライバーをトゥイーターとして搭載し、そこにフルレンジの9mmダイナミックドライバーを2基組み合わせている。静電型ドライバーとBAドライバーを組み合わせていたFitEar ESTと比較して、ドライバー間の繋がりがよりスムーズになっている等の違いがあるという。
FitEar DCは本日7月6日から7月20日までの期間、正式発売に向けた評価確認として173,500円(送料・税込/耳型採取費用除く)にてテスト販売を実施している。正式販売時の本体価格は予価240,000円を見込んでいるとのこと。
FitEarブースの隣では、同ブランド代表の須山氏が「中国ポタ出張展示コーナー」を展開。まだ国内代理店がついていない中国ブランドのオーディオ製品を紹介するというコンセプトで、個性豊かなイヤホンやDAPを展示していた。須山氏によれば、現在中国ではCD/レコード再生が主流で、製品もそれに合わせた音作りが多いとのこと。
S'NEXTは、同社が取り扱うfinal/DITAブランドの製品を出展。finalブランドからは先月発売となったエンジニア主導のイヤホン「Bシリーズ」や、ユーザーがチューニングを行える「MAKEシリーズ」などの既存ラインナップを試聴できた。DITAブランドからは、今年8月〜9月初頭に25万円前後での発売を予定しているフラグシップモデル「Dream XLR」の最新試作機を出展。これまでイベントで公開していたものから、低音をやや強めにチューニングしてあるとのこと。
完実電気は、今年6月から標準ストレートケーブルのみ同梱のパッケージ販売を再開した「SE846」をはじめとするSHURE製品や、MASTER&DYNAMIC/SOL REPUBLIC/YEVO等の完全ワイヤレスイヤホンを出展。また、光城精工の真鍮製イヤホン「KEYAGU」やポータブルアンプなども展示していた。光城精工では、円柱型のコンパクトなポータブルアンプ「PAMP」を再チューニングした“BLACK EDITION”を開発中としていた。
Just earは、カスタムIEMの通常モデル「XJE-MH2」、歌手のLiSAさんに合わせ、ベースのグルーヴ感にこだわってチューニングを行ったコラボレーションモデル「XJE-MH/L1SA」の試聴を実施。本イベント後も全国で試聴会を予定しており、本日7日は大阪にて出張販売および試聴会を実施している。
アルファ☆デシベルは、今年5月から販売を開始したカスタムIEM新モデル「Capella」「Spica」を出展。どちらも大手BAメーカーSonion製のウーファー/トゥイーター2基1組のBAドライバー「23E25」を採用し、高域の伸び、特に女性ボーカルの表現力を強化している。その他、シェル(本体)の材料であるレジンの調合を改良し、透明度や経年による色味の変化も改善したという。
アユートは、Astell&Kernブランドから7月より発売予定のフラグシップDAP「A&ultima SP2000」、ES9038PROデュアル搭載の大型DAP「KANN CUBE」、そして「A&ultima SP1000」と7月から発売予定の専用オプション「SP1000 AMP」の3モデルの比較試聴を実施。感想を投票した先着100名にはノベルティを配布していた。
ULTRASONEブランドからは今年5月より発売した密閉型ヘッドホン「Edition 15 Veritas」、7月発売予定の静電型ドライバーとBAドライバーのハイブリッドイヤホン「SAPHIRE」の試聴機を出展。どちらも約40万円のハイエンドモデルとなっている。
また、豪BURSON AUDIOブランドからはES9038を搭載するUSB-DAC「PLAYMATE」を参考出展した。AVアダプターからの給電のほか、PCケースの5インチベイに装着し、PC内の電源ユニットから電源供給することもできるというユニークな設計を採用。また、海外では搭載オペアンプを5種類の中から選んで注文することができるという。今回参考出展したモデルは649ドルのミドルクラスのオペアンプを搭載したもので、同社ではオペアンプ選択サービスも含め、取り扱いを検討中としていた。
ゼンハイザージャパンは、7月11日発売予定のイヤーモニター「IE 500 PRO」(78,000円前後)、「IE 400 PRO」(46,000円前後)を、コンシューマー向けのイベントでは初めて出展した。動作原理から再設計したという7mmダイナミックドライバーや、ワイドレンジや低歪を実現する“TrueResponseテクノロジー”を搭載し、遮音性も高めたプロ向けのモニターイヤホン。IE 500 PROはディテールの詳細さと広い音場に優れ、タッチノイズの少ないシルバーのツイストケーブルが付属。IE 400 PROはよりパンチの効いた透明感のあるサウンドが特徴としている。
FitEarは、静電型ドライバーを採用したカスタムIEM新モデル「FitEar DC」の試作機を出展。同社が前回発表したモデル「FitEar EST」と同様、静電型ドライバーをトゥイーターとして搭載し、そこにフルレンジの9mmダイナミックドライバーを2基組み合わせている。静電型ドライバーとBAドライバーを組み合わせていたFitEar ESTと比較して、ドライバー間の繋がりがよりスムーズになっている等の違いがあるという。
FitEar DCは本日7月6日から7月20日までの期間、正式発売に向けた評価確認として173,500円(送料・税込/耳型採取費用除く)にてテスト販売を実施している。正式販売時の本体価格は予価240,000円を見込んでいるとのこと。
FitEarブースの隣では、同ブランド代表の須山氏が「中国ポタ出張展示コーナー」を展開。まだ国内代理店がついていない中国ブランドのオーディオ製品を紹介するというコンセプトで、個性豊かなイヤホンやDAPを展示していた。須山氏によれば、現在中国ではCD/レコード再生が主流で、製品もそれに合わせた音作りが多いとのこと。
S'NEXTは、同社が取り扱うfinal/DITAブランドの製品を出展。finalブランドからは先月発売となったエンジニア主導のイヤホン「Bシリーズ」や、ユーザーがチューニングを行える「MAKEシリーズ」などの既存ラインナップを試聴できた。DITAブランドからは、今年8月〜9月初頭に25万円前後での発売を予定しているフラグシップモデル「Dream XLR」の最新試作機を出展。これまでイベントで公開していたものから、低音をやや強めにチューニングしてあるとのこと。
完実電気は、今年6月から標準ストレートケーブルのみ同梱のパッケージ販売を再開した「SE846」をはじめとするSHURE製品や、MASTER&DYNAMIC/SOL REPUBLIC/YEVO等の完全ワイヤレスイヤホンを出展。また、光城精工の真鍮製イヤホン「KEYAGU」やポータブルアンプなども展示していた。光城精工では、円柱型のコンパクトなポータブルアンプ「PAMP」を再チューニングした“BLACK EDITION”を開発中としていた。
Just earは、カスタムIEMの通常モデル「XJE-MH2」、歌手のLiSAさんに合わせ、ベースのグルーヴ感にこだわってチューニングを行ったコラボレーションモデル「XJE-MH/L1SA」の試聴を実施。本イベント後も全国で試聴会を予定しており、本日7日は大阪にて出張販売および試聴会を実施している。
アルファ☆デシベルは、今年5月から販売を開始したカスタムIEM新モデル「Capella」「Spica」を出展。どちらも大手BAメーカーSonion製のウーファー/トゥイーター2基1組のBAドライバー「23E25」を採用し、高域の伸び、特に女性ボーカルの表現力を強化している。その他、シェル(本体)の材料であるレジンの調合を改良し、透明度や経年による色味の変化も改善したという。