独自レーザー光源採用
<IFA>JVC、新4K/HDR対応DLPプロジェクター「LX-NZ3」。新画質モード「フレーム アダプト HDR」も
ドイツで開催されている世界最大級のコンシューマーエレクトロニクスショー「IFA2019」。JVCは、4K/HDR対応DLPプロジェクターの新モデル「LX-NZ3」を発表した。また、D-ILAプロジェクターの一部モデルをアップデートし、新画質モード「フレーム アダプト HDR」機能を追加することも明かした。
■新4K HDR対応DLPプロジェクター「LX-NZ3」
「LX-NZ3」は、独自レーザー光源技術「BLU-Escent」を採用したDLPプロジェクターの新モデル。同社初のDLPモデル「LX-UH1」の上位機という位置づけで、新たにオートトーンマッピングを搭載したほか、輝度もLX-UH1の2000ルーメンから今回3000ルーメンへと向上している。
「オートトーンマッピング」は、HDRコンテンツのメタデータをもとに、自動で画質を最適化するというもの。D-ILAモデルの8K対応機「DLA-V9R」や4K対応機「DLA-V7/V5」で搭載している機能が、今回DLPモデルにも搭載された格好だ。なお、HDR規格はHDR10とHLGに対応している。
DLPデバイスは0.47インチのDMで、レンズは1.6倍ズームに対応。光学式レンズシフトも対応し、垂直±60%、水平±23%のシフトが行える点などはLX-UH1と同様だ。
HDMI端子は2系統備え、「HDMI 1」がHDCP 2.2に対応。端子類にはそのほかD-Sub15ピンとRS232、12Vトリガー、電源供給用のUSB Type-A、およびUSB mini-B(サービス専用)を備えている。
ヨーロッパでは11月末から12月初め頃に、3499ユーロでの発売を予定。日本市場への投入も検討しているという。
■新機能「フレーム アダプト HDR」
「フレーム アダプト HDR」は、シーンごとのピーク輝度をフレーム単位で分析し、ダイナミックレンジを自動調整する機能。オートトーンマッピング処理を1フレーム単位で行うというと分かりやすいかもしれない。例えば暗いシーンに合わせて手動で調整すると、逆に明るいシーンで白飛びが発生してしまうことがあるが、本機能を利用することでそうした問題をクリアできる。
ファームウェアアップデートで本機能を追加提供。画質モードの選択項目にフレーム アダプト HDRという項目が追加される。
本アップデートの対象機種は、DLA-NX9(日本での型番はDLA-V9)、DLN-N7(DLA-V7)、DLA-N5(DLA-V5)、およびDLA-RS3000/2000/1000。
■新4K HDR対応DLPプロジェクター「LX-NZ3」
「LX-NZ3」は、独自レーザー光源技術「BLU-Escent」を採用したDLPプロジェクターの新モデル。同社初のDLPモデル「LX-UH1」の上位機という位置づけで、新たにオートトーンマッピングを搭載したほか、輝度もLX-UH1の2000ルーメンから今回3000ルーメンへと向上している。
「オートトーンマッピング」は、HDRコンテンツのメタデータをもとに、自動で画質を最適化するというもの。D-ILAモデルの8K対応機「DLA-V9R」や4K対応機「DLA-V7/V5」で搭載している機能が、今回DLPモデルにも搭載された格好だ。なお、HDR規格はHDR10とHLGに対応している。
DLPデバイスは0.47インチのDMで、レンズは1.6倍ズームに対応。光学式レンズシフトも対応し、垂直±60%、水平±23%のシフトが行える点などはLX-UH1と同様だ。
HDMI端子は2系統備え、「HDMI 1」がHDCP 2.2に対応。端子類にはそのほかD-Sub15ピンとRS232、12Vトリガー、電源供給用のUSB Type-A、およびUSB mini-B(サービス専用)を備えている。
ヨーロッパでは11月末から12月初め頃に、3499ユーロでの発売を予定。日本市場への投入も検討しているという。
■新機能「フレーム アダプト HDR」
「フレーム アダプト HDR」は、シーンごとのピーク輝度をフレーム単位で分析し、ダイナミックレンジを自動調整する機能。オートトーンマッピング処理を1フレーム単位で行うというと分かりやすいかもしれない。例えば暗いシーンに合わせて手動で調整すると、逆に明るいシーンで白飛びが発生してしまうことがあるが、本機能を利用することでそうした問題をクリアできる。
ファームウェアアップデートで本機能を追加提供。画質モードの選択項目にフレーム アダプト HDRという項目が追加される。
本アップデートの対象機種は、DLA-NX9(日本での型番はDLA-V9)、DLN-N7(DLA-V7)、DLA-N5(DLA-V5)、およびDLA-RS3000/2000/1000。