『#011 GHOSTBUSTERS IN THE PARK』
【動画あり】「ソニー製ARヘッドセット」でのゴースト退治も。銀座で「ゴーストバスターズ」展
ソニーは、ARでゴースト退治を体験できる展示など、人気映画「ゴーストバスターズ」の世界観を銀座に再現したイベント『#011 GHOSTBUSTERS IN THE PARK』を、Ginza Sony Parkにて10月14日(月・祝)から12月8日(日)まで開催する。
■“ソニー製”ARヘッドセットを使ってゴースト退治
1984年12月の第1作日本公開から今年で35周年を迎えるゴーストバスターズの世界を、銀座ソニーパークに再現。ソニー・ピクチャーズの歴代約90作品を、ゴーストバスターズを起点に結び合わせた「ソニー・ピクチャーズ映画相関図」や、ゴーストをAR(拡張現実)で退治する日本初の実証実験「GHOSTBUSTERS ROOKIE TRAINING」など様々な展示を行い、これによって「皆様ご自身の思い出や想像力を呼び起こしたり再構築したりすることで生まれる、新しい作品との偶然の出会いをお手伝いする」という。なお、当初は明日10月12日からのスタート予定だったが、大型の台風19号の接近に伴い、来場者や従業員の安全を優先して日程を変更した。
オーディオ・ビジュアルやガジェット好きにとって特に興味深いのが、ARを使ってゴースト退治をする実証実験「GHOSTBUSTERS ROOKIE TRAINING」。その内容もさることながら、“ソニー製の”ARヘッドセットを体験できるのだ。
ソニーのARゴーグルと言えば2015年にメガネ型の「SmartEyeglass」が発売されたことがあったが、今回のヘッドセットは全くの別物。VRゴーグルのように頭へ装着するスタイルで、メガネをしたままでも使えるのが記者にとってはかなり有り難かった。
残念ながらスペックや商品化予定などの詳細は明かされなかったが、重さを感じることもあまりなく装着性も快適で、もちろんARコンテンツの視認性もバッチリ。今回のイベントではゴーストを探したり倒したりするために結構大きく頭を動かすのだが、ズレたりして気になることもなくゴースト退治に没入できた。
なお、サウンド面ではオープンイヤーステレオヘッドセット「STH40D」や「Xperia Ear Duo」のような、耳をふさがないタイプのイヤホンを使用。事前準備として体験者それぞれに合わせてキャリブレーションを行い、音が360度から聴こえるようになる。案内役として参加者を導く“隊長”や“先輩隊員”の説明を聴きながら、四方八方に動くゴーストの音や声も聴けるというわけだ。
体験は、幽霊探知機「PKEメーター」を持ってゴーストを探す役、ゴースト保管装置をセットする役、保管装置にゴーストを誘導する役という3人一組で進行(スタッフ演じる隊長を加えると映画と同じ4人組になる)。映画に登場するものより100分の1の小型化に成功したというリストバンド型の「プロトンパック」(正確には“パック”ではないが)を3人とも装着し、ゴーストに向かって手をかざすとビームが出てゴーストを退治できるという仕組みだ。
なお、参加は事前申し込みによる抽選制で、18歳以上が申し込み可能。上記の通り3人一組での体験となるため、2人以上での申込みが必須となっている。10月25日分までの申込み受付はすでに締め切られており、現在は10月25日以降の体験への申し込みをウェブサイトから受け付けている。
ちなみに、隊長や先輩隊員はかなり本気の演技で我々参加者を物語の世界に誘ってくれる。まるでディズニーランドやUSJなどでアトラクションに参加しているかのような気分だし、実際にそうしたテーマパークに導入されていても不思議ではないクオリティだと感じた。参加者も羞恥心を捨てて思い切り楽しみたいところだ。
■ユニークな“キーワードつながり”で映画の相関図を展開
ソニー・ピクチャーズ映画相関図では、『ゴーストバスターズ』シリーズを起点として、ソニー・ピクチャーズの幅広いジャンルの歴代映画を紡ぐ相関図を展示。数多くの作品の中から90あまりの代表作の様々な繋がりを、フロア内に広がる無数の線や「正義感」「四人組」「ニューヨーク」などのキーワードで可視化している。
例えば、「ゴーストバスターズ」から“ミシュラン“をキーワードに「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」(2014年)につながり、そこから“パンが美味い”で「クレイマー、クレイマー」(1979年)に、さらに“ワンオペ育児”で「エリン・ブロコビッチ」(2000年)に…といった具合。
古くは「特急二十世紀」(1934年)に始まり、「アラビアのロレンス」(1962年)、「未知との遭遇」(1977年)、「スタンド・バイ・ミー」(1986年)に「セブン・イヤーズ・イン・チベット」(1997年)、「スパイダーマン」(2002年)に「THIS IS IT」(2009年)、「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」(2017年)などなど、その時代を代表する名作の数々が、ユニークなキーワードでつながっている。なかには「殺人魚フライングキラー」(1982年)といった、いわゆるB級映画作品もピックアップされているのも面白い。
そのほか、パーク内には実際に映画で使用されたユニフォームや「プロトンパック」などの小道具、作品ロゴのゴーストの“顔ハメ看板”なども展示。地下1階にいるaiboに「ゴーストバスターズ」と話しかけると主題歌に合わせて動き出したりもする。
さらに、パーク地上階のカフェ「ECRU. GINZA」(エクリュ ギンザ)では、マシュマロを作り続けて109年を誇る老舗菓子店・石村萬盛堂とのコラボレーションによる「マシュマロラテ」も販売している。
イベントは前述のように12月8日までの開催で、入場無料。銀座・数寄屋橋交差点にある銀座ソニーパークの地下2階と3階をメインフロアに開催される。開催時間は各日10時から20時まで。
■“ソニー製”ARヘッドセットを使ってゴースト退治
1984年12月の第1作日本公開から今年で35周年を迎えるゴーストバスターズの世界を、銀座ソニーパークに再現。ソニー・ピクチャーズの歴代約90作品を、ゴーストバスターズを起点に結び合わせた「ソニー・ピクチャーズ映画相関図」や、ゴーストをAR(拡張現実)で退治する日本初の実証実験「GHOSTBUSTERS ROOKIE TRAINING」など様々な展示を行い、これによって「皆様ご自身の思い出や想像力を呼び起こしたり再構築したりすることで生まれる、新しい作品との偶然の出会いをお手伝いする」という。なお、当初は明日10月12日からのスタート予定だったが、大型の台風19号の接近に伴い、来場者や従業員の安全を優先して日程を変更した。
オーディオ・ビジュアルやガジェット好きにとって特に興味深いのが、ARを使ってゴースト退治をする実証実験「GHOSTBUSTERS ROOKIE TRAINING」。その内容もさることながら、“ソニー製の”ARヘッドセットを体験できるのだ。
ソニーのARゴーグルと言えば2015年にメガネ型の「SmartEyeglass」が発売されたことがあったが、今回のヘッドセットは全くの別物。VRゴーグルのように頭へ装着するスタイルで、メガネをしたままでも使えるのが記者にとってはかなり有り難かった。
残念ながらスペックや商品化予定などの詳細は明かされなかったが、重さを感じることもあまりなく装着性も快適で、もちろんARコンテンツの視認性もバッチリ。今回のイベントではゴーストを探したり倒したりするために結構大きく頭を動かすのだが、ズレたりして気になることもなくゴースト退治に没入できた。
なお、サウンド面ではオープンイヤーステレオヘッドセット「STH40D」や「Xperia Ear Duo」のような、耳をふさがないタイプのイヤホンを使用。事前準備として体験者それぞれに合わせてキャリブレーションを行い、音が360度から聴こえるようになる。案内役として参加者を導く“隊長”や“先輩隊員”の説明を聴きながら、四方八方に動くゴーストの音や声も聴けるというわけだ。
体験は、幽霊探知機「PKEメーター」を持ってゴーストを探す役、ゴースト保管装置をセットする役、保管装置にゴーストを誘導する役という3人一組で進行(スタッフ演じる隊長を加えると映画と同じ4人組になる)。映画に登場するものより100分の1の小型化に成功したというリストバンド型の「プロトンパック」(正確には“パック”ではないが)を3人とも装着し、ゴーストに向かって手をかざすとビームが出てゴーストを退治できるという仕組みだ。
なお、参加は事前申し込みによる抽選制で、18歳以上が申し込み可能。上記の通り3人一組での体験となるため、2人以上での申込みが必須となっている。10月25日分までの申込み受付はすでに締め切られており、現在は10月25日以降の体験への申し込みをウェブサイトから受け付けている。
ちなみに、隊長や先輩隊員はかなり本気の演技で我々参加者を物語の世界に誘ってくれる。まるでディズニーランドやUSJなどでアトラクションに参加しているかのような気分だし、実際にそうしたテーマパークに導入されていても不思議ではないクオリティだと感じた。参加者も羞恥心を捨てて思い切り楽しみたいところだ。
■ユニークな“キーワードつながり”で映画の相関図を展開
ソニー・ピクチャーズ映画相関図では、『ゴーストバスターズ』シリーズを起点として、ソニー・ピクチャーズの幅広いジャンルの歴代映画を紡ぐ相関図を展示。数多くの作品の中から90あまりの代表作の様々な繋がりを、フロア内に広がる無数の線や「正義感」「四人組」「ニューヨーク」などのキーワードで可視化している。
例えば、「ゴーストバスターズ」から“ミシュラン“をキーワードに「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」(2014年)につながり、そこから“パンが美味い”で「クレイマー、クレイマー」(1979年)に、さらに“ワンオペ育児”で「エリン・ブロコビッチ」(2000年)に…といった具合。
古くは「特急二十世紀」(1934年)に始まり、「アラビアのロレンス」(1962年)、「未知との遭遇」(1977年)、「スタンド・バイ・ミー」(1986年)に「セブン・イヤーズ・イン・チベット」(1997年)、「スパイダーマン」(2002年)に「THIS IS IT」(2009年)、「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」(2017年)などなど、その時代を代表する名作の数々が、ユニークなキーワードでつながっている。なかには「殺人魚フライングキラー」(1982年)といった、いわゆるB級映画作品もピックアップされているのも面白い。
そのほか、パーク内には実際に映画で使用されたユニフォームや「プロトンパック」などの小道具、作品ロゴのゴーストの“顔ハメ看板”なども展示。地下1階にいるaiboに「ゴーストバスターズ」と話しかけると主題歌に合わせて動き出したりもする。
さらに、パーク地上階のカフェ「ECRU. GINZA」(エクリュ ギンザ)では、マシュマロを作り続けて109年を誇る老舗菓子店・石村萬盛堂とのコラボレーションによる「マシュマロラテ」も販売している。
イベントは前述のように12月8日までの開催で、入場無料。銀座・数寄屋橋交差点にある銀座ソニーパークの地下2階と3階をメインフロアに開催される。開催時間は各日10時から20時まで。