HEOS搭載でサブスクやハイレゾ再生、音声操作にも対応
“デノンらしい音”を追求したAmazon Music HD/Alexa対応ネットワークスピーカー「DENON HOME」2機種
デノンは、Amazon Music HDやAlexaに対応したHEOSテクノロジー搭載ネットワークスピーカーとして、“DENON HOME”シリーズの2機種を2月下旬に発売する。
・DENON HOME 250 ¥OPEN(予想実売価格48,000円前後)
・DENON HOME 150 ¥OPEN(予想実売価格32,000円前後)
CESで登場したモデルのうち、サイズの小さい2モデルが国内市場にも投入されるかたち。
“DENON HOME”シリーズは、2017年に発売された「HEOS」シリーズのスピーカーの後継という位置づけ。オーディオブランドであるデノンならではの高音質にこだわったこと、Amazon Music HDなど様々なストリーミングサービスに対応していること、そしてHEOSテクノロジーを搭載していることが大きな特徴だ。
音楽サブスクリプションサービスの利用者数が右肩上がりに増え、ロスレス/ハイレゾストリーミングサービスもスタートしたことから、小型かつ高音質なシステムの需要が高まると見込んで企画された。
開発にあたっては、改めて「“デノンの音”とは何か?」を問い直し。一目で分かる、以前のHEOSスピーカーとの違いはその外観だ。前モデルでは未来感の演出を意識し多面体デザインとしていたが、DENON HOMEシリーズではシンプルなスクエア形状になった。これは音質を追求するべくスピーカー配置の最適化を図ったためとのこと。シンプルなデザインとすることで、インテリアとも馴染みやすく。ライフスタイルに溶け込みつつ、向き合って聴くこともできる製品を目指したとしている。
■デノンらしい音を追求。2台組み合わせての使用も可能
「DENON HOME 250」は、カスタムメイドの20mmドームトゥイーターを102mmコーンウーファーをL/Rチャンネル分搭載したステレオスピーカー。さらに13.3mmパッシブラジエーターを背面に搭載し、低音再生力を増強している。各ユニットが支え合うようなマウントにすることで、サブフレームを廃しボディの小型化を実現したとのこと。
「DENON HOME 150」は、ブラックとホワイトの2つのカラーを用意。カスタムメイドの25mmドームトゥイーターと89mmコーンウーファーを搭載。モノラルスピーカーだが、無指向性ではない。綿密な解析により導き出したフロントバッフル形状により、モノラルながら適度な空間の広がりを感じられるサウンドにしているという。
両モデルとも、エンクロージャーの剛性を高めることで振動をコントロールし、音質への影響を低減。天面にはボタンではなく近接センサー搭載タッチコントロールを採用しているが、これも使いやすさやデザイン性はもちろんのこと、振動源の排除にもつながっているとのこと。「デノンのHi-Fiコンポーネントにも通じる明瞭かつ繊細な表現力を実現」したとアピールしている。
また、DENON HOME 250/150をそれぞれ2台組み合わせてステレオシステムとして使うことも可能。設定や再生操作はHEOSアプリで行える。
■HEOSテクノロジー搭載。対応機器連携でマルチルーム再生も
他社製品との最大の差別化ポイントは、HEOSテクノロジーを搭載していることだ。これにより複数のDENON HOMEスピーカーやHEOS対応機器(ネットワークオーディオプレーヤー、AVアンプ、サウンドバーなど)を同一ネットワークに接続し、HEOSアプリで集中コントロールが可能。リビングとキッチンで同じ曲を聴く、リビングで聴いていた曲の続きを寝室で聴く、といったマルチルームオーディオシステムの構築を行える。さらに、AUX INに入力した機器の音声を他のHEOS対応機器に配信することもできるため、リビングに設置したレコードプレーヤーの音を他の部屋で聴くといった使い方もできる。
現在HEOS対応機器はデノンだけでも23モデル、マランツ製品も含めれば更に多く存在しているという。既にHEOS対応製品を持っているユーザーにとっては、DENON HOMEスピーカーを選ぶ理由のひとつになるかも知れない。
発表会では、HEOS対応スピーカーを導入した居酒屋で、常連同士がHEOSアプリをダウンロードし、それぞれ好きな曲をかけて楽しむ…といった実例も紹介され、「機器だけでなく人と人とをつなげることもできる」とアピールされていた。
■サブスクやネットワーク再生も可能。BluetoothやAirPlay2にも対応
Amazon Music HD/AWA/Spotify/SoundCloudなどの音楽サブスクリプションサービスに対応。またPCやNAS、USBメモリに保存したDSD(5.6MHzまで)やWAV/FLAC/ALAC(192kHz/24bitまで)の再生が可能。ギャップレス再生にも対応している。
なおAmazon Music HDとAWAでは有料プランのアカウントが必要。そしてAmazon Music HDの360 Reality Audioには非対応となる。また、ハイレゾ音源の再生はできるが、いわゆる“ハイレゾ対応”の機器ではない。
そのほか、Bluetoothに対応しスマートフォンなどの音源をDENON HOMEスピーカーで再生可能。AirPlay 2にも対応しており、iPhone/iPadの音再生や、複数のAirPlay2対応機器によるマルチルーム再生が可能。ホームアプリ上でDENON HOMEスピーカーをアクセサリとして追加すると、Apple MusicやiPhoneのライブラリの曲をSiriによる音声コントロールで再生することもできる。
さらに、Amazon Alexaによる音声コントロールにも対応。「HEOS Home Entertainment」スキルを有効にしたAmazon Echoなどに話しかけるだけで、再生/停止/スキップ/音量調整といった基本操作に加え、Amazon Musicの楽曲を呼び出して再生するといったことも可能だ。
・DENON HOME 250 ¥OPEN(予想実売価格48,000円前後)
・DENON HOME 150 ¥OPEN(予想実売価格32,000円前後)
CESで登場したモデルのうち、サイズの小さい2モデルが国内市場にも投入されるかたち。
“DENON HOME”シリーズは、2017年に発売された「HEOS」シリーズのスピーカーの後継という位置づけ。オーディオブランドであるデノンならではの高音質にこだわったこと、Amazon Music HDなど様々なストリーミングサービスに対応していること、そしてHEOSテクノロジーを搭載していることが大きな特徴だ。
音楽サブスクリプションサービスの利用者数が右肩上がりに増え、ロスレス/ハイレゾストリーミングサービスもスタートしたことから、小型かつ高音質なシステムの需要が高まると見込んで企画された。
開発にあたっては、改めて「“デノンの音”とは何か?」を問い直し。一目で分かる、以前のHEOSスピーカーとの違いはその外観だ。前モデルでは未来感の演出を意識し多面体デザインとしていたが、DENON HOMEシリーズではシンプルなスクエア形状になった。これは音質を追求するべくスピーカー配置の最適化を図ったためとのこと。シンプルなデザインとすることで、インテリアとも馴染みやすく。ライフスタイルに溶け込みつつ、向き合って聴くこともできる製品を目指したとしている。
■デノンらしい音を追求。2台組み合わせての使用も可能
「DENON HOME 250」は、カスタムメイドの20mmドームトゥイーターを102mmコーンウーファーをL/Rチャンネル分搭載したステレオスピーカー。さらに13.3mmパッシブラジエーターを背面に搭載し、低音再生力を増強している。各ユニットが支え合うようなマウントにすることで、サブフレームを廃しボディの小型化を実現したとのこと。
「DENON HOME 150」は、ブラックとホワイトの2つのカラーを用意。カスタムメイドの25mmドームトゥイーターと89mmコーンウーファーを搭載。モノラルスピーカーだが、無指向性ではない。綿密な解析により導き出したフロントバッフル形状により、モノラルながら適度な空間の広がりを感じられるサウンドにしているという。
両モデルとも、エンクロージャーの剛性を高めることで振動をコントロールし、音質への影響を低減。天面にはボタンではなく近接センサー搭載タッチコントロールを採用しているが、これも使いやすさやデザイン性はもちろんのこと、振動源の排除にもつながっているとのこと。「デノンのHi-Fiコンポーネントにも通じる明瞭かつ繊細な表現力を実現」したとアピールしている。
また、DENON HOME 250/150をそれぞれ2台組み合わせてステレオシステムとして使うことも可能。設定や再生操作はHEOSアプリで行える。
■HEOSテクノロジー搭載。対応機器連携でマルチルーム再生も
他社製品との最大の差別化ポイントは、HEOSテクノロジーを搭載していることだ。これにより複数のDENON HOMEスピーカーやHEOS対応機器(ネットワークオーディオプレーヤー、AVアンプ、サウンドバーなど)を同一ネットワークに接続し、HEOSアプリで集中コントロールが可能。リビングとキッチンで同じ曲を聴く、リビングで聴いていた曲の続きを寝室で聴く、といったマルチルームオーディオシステムの構築を行える。さらに、AUX INに入力した機器の音声を他のHEOS対応機器に配信することもできるため、リビングに設置したレコードプレーヤーの音を他の部屋で聴くといった使い方もできる。
現在HEOS対応機器はデノンだけでも23モデル、マランツ製品も含めれば更に多く存在しているという。既にHEOS対応製品を持っているユーザーにとっては、DENON HOMEスピーカーを選ぶ理由のひとつになるかも知れない。
発表会では、HEOS対応スピーカーを導入した居酒屋で、常連同士がHEOSアプリをダウンロードし、それぞれ好きな曲をかけて楽しむ…といった実例も紹介され、「機器だけでなく人と人とをつなげることもできる」とアピールされていた。
■サブスクやネットワーク再生も可能。BluetoothやAirPlay2にも対応
Amazon Music HD/AWA/Spotify/SoundCloudなどの音楽サブスクリプションサービスに対応。またPCやNAS、USBメモリに保存したDSD(5.6MHzまで)やWAV/FLAC/ALAC(192kHz/24bitまで)の再生が可能。ギャップレス再生にも対応している。
なおAmazon Music HDとAWAでは有料プランのアカウントが必要。そしてAmazon Music HDの360 Reality Audioには非対応となる。また、ハイレゾ音源の再生はできるが、いわゆる“ハイレゾ対応”の機器ではない。
そのほか、Bluetoothに対応しスマートフォンなどの音源をDENON HOMEスピーカーで再生可能。AirPlay 2にも対応しており、iPhone/iPadの音再生や、複数のAirPlay2対応機器によるマルチルーム再生が可能。ホームアプリ上でDENON HOMEスピーカーをアクセサリとして追加すると、Apple MusicやiPhoneのライブラリの曲をSiriによる音声コントロールで再生することもできる。
さらに、Amazon Alexaによる音声コントロールにも対応。「HEOS Home Entertainment」スキルを有効にしたAmazon Echoなどに話しかけるだけで、再生/停止/スキップ/音量調整といった基本操作に加え、Amazon Musicの楽曲を呼び出して再生するといったことも可能だ。