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音元出版「2020年度事業方針説明会」開催。未来を見据えた柔軟な姿勢と施策で業界発展にまい進

公開日 2020/02/04 18:38 音元出版
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当社、株式会社 音元出版は本日2月4日、オーディオ、AV、ホームシアター業界の関連メーカー、輸入商社、広告代理店各社を招き、2020年度事業方針説明会を開催。今年で18回目を迎える本説明会には、業界51社約72名に参加いただいた。


音元出版が発信する媒体は多岐に渡る。当インターネット媒体「ファイルウェブ」や、オーディオアクセサリー、ヘッドホン、ホームシアターなどを扱う各専門雑誌媒体、有力量販店店頭で展開するフリーマガジン媒体など、どれもが日々価値ある情報を提供できるよう運営されている。

説明会で挨拶に立った当社代表取締役会長の和田光征は、昨今の市場情勢に訪れる変化は出版業界にも影響を及ぼしているが、音元出版が常にその波を見極め、カバーしてきたことを説明。『オーディオアクセサリー』誌をはじめとする雑誌媒体を中心としながら、いち早く「ファイルウェブ」を立ち上げて巨大専門サイトにまで成長させたことに触れ、「今後も、いつもお客様の側に、をテーマとして事業創造を行っていく」と語り、来場者に謝意を述べた。

代表取締役会長 和田光征

続いて代表取締役社長 永井光晴が挨拶にあがり、「音元出版は時代に合わせ絶えず変化してきたが、その根底に『業界の建設的発展に寄与する』という社是があることは変わらない。今、10年後、20年後を見据えた多くの新しい試みを展開していきたい」と社全体が取り組む方向性を改めて強調した。

代表取締役社長 永井光晴

さらに、各媒体の責任者が登壇し、それぞれの事業方針を説明した。

常務取締役 ファイルウェブディビジョン総括の風間雄介は、ARやヒアラブル、8K/4K放送・配信の本格的普及拡大が見込まれる時勢に向け、「ファイルウェブ」のさらなる成長には媒体価値の増進が不可欠であるとし、動画コンテンツの強化やスマホ、カーといった周辺領域への拡大など、ハイクオリティエンターテインメント総合サイトへの飛躍を目標に掲げた。

常務取締役 ファイルウェブディビジョン総括 風間雄介

取締役 ファイルウェブディビジョン クロスメディア事業局統括の平野勇樹は、オーディオ・ビジュアル業界最大級アワード「VGP」の運営や、店頭誌、雑誌媒体といったメディア、そしてウェブ連動に動画コンテンツ制作、カタログ制作やイベント運営などの豊富な対応力を武器に、デジタルからリアルまでワンストップでの提案が行えることを説明。新たな価値を生み、ユーザーの裾野を広げるべくまい進していくと述べた。

取締役 ファイルウェブディビジョン クロスメディア事業局統括 平野勇樹

取締役 オーディオディビジョン オーディオ統括の伊佐山勝則は、出版不況は無視できないものであるが、一方で紙媒体だからこそ表現できる価値が存在し、徹底した読者志向により密度の高い記事を提供していくと強調。ウェブ展開の強化や主催イベントの開催などにより、既存のファンを大切にしながら、新しいオーディオファンを育て、オーディオ市場を再構築していく方向性を説明した。

取締役 オーディオディビジョン オーディオ統括 伊佐山勝則

事業方針説明会終了後は、参加者との交歓会も実施。スペック株式会社 代表取締役社長 石見周三氏は、自身の経歴に触れつつ現場主義で活動することの重要性を説き、同じく現場・市場を重視する音元出版の発展が業界全体の発展に繋がると挨拶。また中締めの挨拶に立った株式会社ヤマハミュージックジャパン AV・流通営業部 部長 野口直樹氏も、「変わらない姿勢で結果がついてきているのは、その方向が間違っていないということ。その活動に業界が期待している。我々も一丸となって盛り上げていきたい」と期待を述べた。

スペック株式会社 代表取締役社長 石見周三氏

株式会社ヤマハミュージックジャパン AV・流通営業部 部長 野口直樹氏














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