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ダークモードやイコライザー機能も

LINE MUSICが大幅リニューアル。レコメンド拡充、カラオケ機能や音声認識検索も

公開日 2020/08/25 11:05 編集部:小澤麻実
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「LINE MUSIC」は、本日8月25日に大規模なリニューアルを実施。音楽を「聴く」「見る」「歌う」の3つの機能を軸に、レコメンドシステムの向上や音声認識検索機能、カラオケ機能の追加などを行った。

LINE MUSICが「見る」「歌う」の3つの機能を軸に大幅リニューアル

LINE MUSICは幅広いジャンルの6,600万曲以上を揃える音楽ストリーミングサービス。主なプランは一般980円/学生480円/ファミリー(6人まで)1,480円(いずれも月額)。今年1月からは独自フリーミアムモデルを導入し、無料ユーザーでも登録なし・広告なしで全ての楽曲/ミュージックビデオを毎月1回・1曲フル再生できるようになった(1曲聴いたあとは30秒の試聴のみになる)。

好みにあわせて様々な音楽/映像をレコメンド

ユーザーの視聴傾向をもとに「楽しいとき」「恋するとき」など今の気持ちやムードに合わせた楽曲が聴ける「ステーション」、好みの楽曲を毎日集めて提案する「今日のミックス」、視聴している楽曲から好みの曲を自動再生する「オートプレイ」機能を新たに追加。レコメンドによる新しい音楽との出会いをサポートする。

ユーザーの視聴傾向をもとにしたレコメンド機能を拡充

「ステーション」や「今日のミックス」は無料ユーザー向けにも作成されるが、フル再生できるのは月1回1曲のみ。その他は30秒試聴となる。

また「ビデオタブ」を新設。ユーザーの視聴傾向にあわせたオススメのミュージックビデオや、MVのオフショット、トーク映像等にすぐアクセスできるようにした。


ランキング表示も拡充し、トレンドにキャッチアップしやすく
そのほか、既存の<ランキング>タブに「ミュージックビデオランキング」が追加された。


新型コロナ影響受け「カラオケ機能」も登場

ユニークなのは「カラオケ機能」だ。新型コロナウイルス感染拡大を受け、カラオケに行きづらくなった方は多いことだろう。同社広報の西田氏によると「4月に『カラオケ』関連のプレイリストへのアクセスが非常に伸びたことからニーズを実感。急ピッチで開発を進めた」のだという。

ソニーの「音源分離技術」を使うことで、楽曲のボーカルのみオフに。それに合わせて歌って楽しむことができる。現在利用できるのは瑛人「香水」やYOASOBI「夜に駆ける」、松田聖子「夏の扉」など新旧/メジャー・マイナー取り混ぜたLINE MUSIC内の一部楽曲で、随時増えていく予定だそう。今後はカラオケした楽曲を友人やSNSにシェアできる機能や、友人と一緒にハモれる機能などのアップデートも予定しているという。

なおカラオケ機能は、現在iOS版のみの対応。Android版は2020年秋ごろの開始予定とのことだ。

また、カラオケ機能の利用には「有線イヤホン」が必要になる。これは「技術的な問題」が理由とのこと。音声はスマホからとっているため、マイク付きでなくても構わない。iPhoneユーザーは、付属の有線イヤホンなどを使うとカラオケ機能を利用できる。


ダークモードやイコライザー利用も可能に


ダークモードやイコライザー利用も可能に
UIに「ダークモード」を追加。イコライザー機能も新たに加わり、「ビート」「リラックス」「コンサート会場」など8つのプリセットから、楽曲に合わせて好みの音質のものを選ぶことができるようになった。


音楽を聴かせて検索/キャプチャからプレイリスト作成もできる


LINEやLINE CLOVAのAI技術をもとに音声認識検索機能などを追加
便利なのは、街中などで流れている曲を聴かせて検索できる「楽曲サーチ(音声認識検索)」の追加。さらに、AIテクノロジーブランド「LINE CLOVA」のOCR技術(光学文字認識)を活用し、LINE MUSIC以外のプレイリストの画面キャプチャからでもプレイリストを作成できる機能もユニーク。他サービスからLINE MUSICに乗り換えた際もプレイリストの引越が簡単になるとのことだ。

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