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「NEOエンジンplus 2020」

ハイセンス、最新高画質エンジン搭載/ネット映像対応を高めた有機ELテレビ「55X8F」

公開日 2020/10/21 14:04 編集部:押野 由宇
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ハイセンスジャパンは、BS/CS 4Kチューナー内蔵有機ELテレビ「55X8F」を、11月上旬に発売する。価格はオープンだが、税込200,000円前後での実売が予想される。

「55X8F」

東芝映像ソリューションとの共同開発で生まれたAIテクノロジー搭載の「NEOエンジンplus 2020」を搭載。また、ネット配信の映像やVODコンテンツを、配信サービスごとに異なる圧縮方式、解像度、フレームレートに合わせて最適なパラメータで高画質化する「AIネット映像高画質処理」技術を採用する。

「NEOエンジンplus 2020」を搭載

これは映像処理経験値をもとに、各設定に合わせて色温度、色濃度、超解像処理、輝度、ダイナミックガンマ補正、フレーム補間を行うもの。低フレームレートコンテンツからハイクオリティコンテンツまで、高いコントラストと自然な色彩で、表現豊かに再現するとアピールしている。

さらに、5層のニューラルネットワークを深層学習し、通常の映像とぎらつきが目立つ映像を自動判別することで、シーンごとに適した超解像処理を実施し、ノイズの少ないきめ細やかな高画質を実現するという「AIシーン別超解像処理」、AIが映像の動きの “速さ” を自動判別することで動きによって適切な超解像処理を行い、ノイズを抑えたクリアな映像を再現する「AIモーション別超解像処理」、地デジを自然で高精細な4K画質にアップコンバートする「3段階超解像処理」なども採用する。

ドルビービジョン/HDR10/HLGに対応。黒さと明るさを高いコントラストで豊かに再現し、まるで実物を見ているかのような立体感が楽しめるとしている。

従来の「映画モード」が映画館の環境のように暗室での視聴を前提としてチューニングされていたのに対し、本機では色温度を高くすることで、照明を落としたリビングなどでも映画を楽しめるようなモードに変更された。

「映画モード」を暗室でなくとも楽しめるように再設定

またゲームも楽しめるモードとして「ゲームモードplus」を搭載。ボタンを押してから表示されるまでの遅延が少なく、特にFPSや格闘ゲームなどに最適な機能と説明する。HDMI 2,560×1,440 60p出力のPCゲームにも対応し、低遅延を実現しながらも3段階超解像処理とフレーム補間処理により、高精細でなめらかな映像を再現する。

ゲームプレイも想定した「ゲームモードplus」も搭載する

サウンド面では音響最適補正技術「Eilex PRISM」を採用。「サウンドリマスター」、「サラウンドベース」、「オートボリューム」、「クリア音声」の4種の機能により、音楽や映画を高精度かつ明瞭度の高い、臨場感あふれる高音質で再生できるという。音声最大出力は2×12W+4×12W。

UIには独自プラットフォーム「VIDAA 3.0」を搭載。直感的に操作できるよう画面デザインを高めた。またリモコンも使用頻度の高い「十字キー」と「決定ボタン」に大きな起伏をつける、6つのVODダイレクトボタンを搭載するなど使い勝手に配慮している。

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