ミラーレス一眼ではキヤノンの勢いがさらに加速
コロナ禍の外出自粛で高額のオーディオ、ビジュアル製品が好調 <販売店の声・売れ筋ランキング12月>
各モニター店のご協力のもと提供している「月間売れ筋ランキング」。売れ筋データと共に届けられた、最前線からの熱い声をお届けする。
■新製品が牽引して年末盛り上がるも緊急事態宣言でブレーキ
12月は11月に引き続き好調に推移しました。アキュフェーズの創立50周年記念モデルのプリアンプ「C-3900」、銘機「L-570」を現代に蘇らせたラックスマン95周年記念のプリメインアンプ「L-595A LIMITED」、さらに、マランツの「MODEL 30「SACD 30n」、デノン「DCD-SX1 LIMITED」などが期待に違わぬ反響を得て絶好調です。
しかし、「緊急事態宣言」の再発令により、1月9日(土)からの三連休は客足が遠のき、売上にも影響が表れてきています。感染がいつ収まるのか、先行きが心配されます。(テレオン)
■コロナ禍で高額のオーディオ、ビジュアル機器が好調
12月はオーディオ、ビジュアル共に、高額製品の販売が想像以上に好調に推移しました。思うにコロナ禍に外出自粛を強いられる毎日の生活を、いかにパフォーマンス高く楽しもうとしているか、その現れではないでしょうか。ビジュアルではAndroid TVを搭載した65V型以上の大画面4Kテレビが売上げを伸ばしたのが目につきます。
CHORD「GROUND ARAY」「POWER ARAY」など高額なノイズポンプも売れ出してきています。貸し出しを行ったところ、続けて購入を決断されるお客様もいらっしゃいました。12月には感染症対策を施し、定員を少数に絞ってプロジェクターのイベントを行いました。即決はありませんでしたが、「今後、検討していきたい」という方もおり期待が持たれます。イベントはさらに力を入れていきたい気持ちはありますが、自粛ムードでなかなか思うようにできません。ホームページでの告知もできませんから、はがきや口コミでも構わないので、コロナ対策も万全に、少数での開催の可能性を検討してきたいと思います。(第一無線)
■早期のコロナ収束を願う
12月の年末商戦には、例年なら大勢のお客様がいらっしゃるのですが、新型コロナの影響で来店されるお客様も少なくなりました。ある程度予想されていたこととは言え、目の当たりにすると本当に寂しい限りです。「残業が無くなり、ボーナスもカットされてしまった」と嘆くお客様の声も聞かれました。
重苦しい雰囲気の中で、少しでも明るい話題をお届けできないかと、先日、趣味でやっているダイビングでNHKの番組に出演したことをお伝えするなど、お客様にも元気な姿をアピールしています(笑)。2020年はコロナ禍で経済的に相当大きなダメージを受ける年となりましたが、2021年はワクチン接種も開始され、一日でも早く新型コロナが収束することを強く願っています。(Tsubaki Audio)
■ソニーの牙城を突き崩す、勢い止まらぬキヤノン
キヤノンから納期未定とされていた人気商品「EOS R5」が年末に出荷され、売れ筋ランキングでトップに立ちました。それでもなお、お客様の注文はいまだ残っている状態にあり、出荷さえあれば、ソニーの牙城を崩せそうです。「キヤノンVSソニー」の構図に対し、なんとかニコンも新製品「Z 7II」が売れ筋ベスト5に滑りこみました。新製品の活躍で晴れ間が見えてきただけに、2回目の緊急事態宣言の発令は残念でなりません。春の新製品が話題にのぼる頃には、新型コロナの感染が収束に向かっていることを祈るばかりです。(ヨドバシカメラ)
■カメラ生き残りはプレミアム化が必須条件
キヤノンのフルサイズ機「EOS Rシリーズ」が、カメラ、レンズともに売上げをけん引する力強い存在となりました。反対に、昨年秋に「α7sIII」を投入したソニーにやや元気が無いのが気になるところです。交換レンズでは、SIGMAから性能のみならず、所有欲をくすぐり、プレミア感を訴えた「Iシリーズ」も大変好評です。
今後、フルサイズミラーレス一眼が市場をけん引していく形がはっきりと見えてきたように感じています。“売れる”製品がマニア層を中心とする方向にシフトしてきています。そうした層に応えられるレベルの製品でないと、高性能化が進むスマホとの棲み分けは、今後ますます難しくなるのではないかと思われ、そのため、ライトユーザー的な市場は縮小、消滅してしまうのかもしれません。(フジヤカメラ)
■新製品が牽引して年末盛り上がるも緊急事態宣言でブレーキ
12月は11月に引き続き好調に推移しました。アキュフェーズの創立50周年記念モデルのプリアンプ「C-3900」、銘機「L-570」を現代に蘇らせたラックスマン95周年記念のプリメインアンプ「L-595A LIMITED」、さらに、マランツの「MODEL 30「SACD 30n」、デノン「DCD-SX1 LIMITED」などが期待に違わぬ反響を得て絶好調です。
しかし、「緊急事態宣言」の再発令により、1月9日(土)からの三連休は客足が遠のき、売上にも影響が表れてきています。感染がいつ収まるのか、先行きが心配されます。(テレオン)
■コロナ禍で高額のオーディオ、ビジュアル機器が好調
12月はオーディオ、ビジュアル共に、高額製品の販売が想像以上に好調に推移しました。思うにコロナ禍に外出自粛を強いられる毎日の生活を、いかにパフォーマンス高く楽しもうとしているか、その現れではないでしょうか。ビジュアルではAndroid TVを搭載した65V型以上の大画面4Kテレビが売上げを伸ばしたのが目につきます。
CHORD「GROUND ARAY」「POWER ARAY」など高額なノイズポンプも売れ出してきています。貸し出しを行ったところ、続けて購入を決断されるお客様もいらっしゃいました。12月には感染症対策を施し、定員を少数に絞ってプロジェクターのイベントを行いました。即決はありませんでしたが、「今後、検討していきたい」という方もおり期待が持たれます。イベントはさらに力を入れていきたい気持ちはありますが、自粛ムードでなかなか思うようにできません。ホームページでの告知もできませんから、はがきや口コミでも構わないので、コロナ対策も万全に、少数での開催の可能性を検討してきたいと思います。(第一無線)
■早期のコロナ収束を願う
12月の年末商戦には、例年なら大勢のお客様がいらっしゃるのですが、新型コロナの影響で来店されるお客様も少なくなりました。ある程度予想されていたこととは言え、目の当たりにすると本当に寂しい限りです。「残業が無くなり、ボーナスもカットされてしまった」と嘆くお客様の声も聞かれました。
重苦しい雰囲気の中で、少しでも明るい話題をお届けできないかと、先日、趣味でやっているダイビングでNHKの番組に出演したことをお伝えするなど、お客様にも元気な姿をアピールしています(笑)。2020年はコロナ禍で経済的に相当大きなダメージを受ける年となりましたが、2021年はワクチン接種も開始され、一日でも早く新型コロナが収束することを強く願っています。(Tsubaki Audio)
■ソニーの牙城を突き崩す、勢い止まらぬキヤノン
キヤノンから納期未定とされていた人気商品「EOS R5」が年末に出荷され、売れ筋ランキングでトップに立ちました。それでもなお、お客様の注文はいまだ残っている状態にあり、出荷さえあれば、ソニーの牙城を崩せそうです。「キヤノンVSソニー」の構図に対し、なんとかニコンも新製品「Z 7II」が売れ筋ベスト5に滑りこみました。新製品の活躍で晴れ間が見えてきただけに、2回目の緊急事態宣言の発令は残念でなりません。春の新製品が話題にのぼる頃には、新型コロナの感染が収束に向かっていることを祈るばかりです。(ヨドバシカメラ)
■カメラ生き残りはプレミアム化が必須条件
キヤノンのフルサイズ機「EOS Rシリーズ」が、カメラ、レンズともに売上げをけん引する力強い存在となりました。反対に、昨年秋に「α7sIII」を投入したソニーにやや元気が無いのが気になるところです。交換レンズでは、SIGMAから性能のみならず、所有欲をくすぐり、プレミア感を訴えた「Iシリーズ」も大変好評です。
今後、フルサイズミラーレス一眼が市場をけん引していく形がはっきりと見えてきたように感じています。“売れる”製品がマニア層を中心とする方向にシフトしてきています。そうした層に応えられるレベルの製品でないと、高性能化が進むスマホとの棲み分けは、今後ますます難しくなるのではないかと思われ、そのため、ライトユーザー的な市場は縮小、消滅してしまうのかもしれません。(フジヤカメラ)