感染症対策を取った上で開催
第93回アカデミー賞、受賞結果発表! 『ノマドランド』が作品・監督・主演女優の3部門受賞
米現地時間の4月25日(日)、第93回アカデミー賞の受賞結果が発表された。
今なお新型コロナウイルス感染症の影響下にある映画興行。アカデミー賞に関しても、例年会場としているLAのドルビーシアターだけでなく、複数の会場に分けての開催となった。出席者も候補者とそのゲスト、プレゼンターのみに絞り、アカデミー会員やノミネートされていない俳優や映画人は招待しない方針とするなど、感染対策を取った上で行われた。
作品賞・監督賞は“アカデミー前哨戦”と位置づけられる「ゴールデン・グローブ賞」受賞結果と同じく『ノマドランド』が受賞した。また全体として配信作の躍進が目立つ形に。各映像配信サービスが多額の製作費を掛けて大作を撮る、といった風潮も浸透した様子であるが、世界的なコロナ禍において劇場の営業が難しいといった背景も影響していると考えられる。
各部門の受賞結果は以下の通り。
・作品賞
『ノマドランド』(3月26日より劇場公開中)
・監督賞
クロエ・ジャオ(『ノマドランド』)
・主演男優賞
アンソニー・ホプキンス(『ファーザー』/5月14日(金)公開予定)
・主演女優賞
フランシス・マクドーマンド(『ノマドランド』)
・助演男優賞
ダニエル・カルーヤ(『Judas and the Black Messiah(原題)』)
・助演女優賞
ユン・ヨジョン(『ミナリ』/3月19日より劇場公開中)
・国際長編映画賞
アナザー・ラウンド(デンマーク)(公開済み)
・脚本賞
エメラルド・ファネル(『プロミシング・ヤング・ウーマン』/7月16日(金)公開予定)
・脚色賞
クリストファー・ハンプトン/フロリアン・ゼレール(『ファーザー』)
・撮影賞
エリック・メッサーシュミット(『Mank マンク』/Netflix配信作)
・編集賞
ミッケル・E・G・ニルソン(『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』/Amazon prime video配信作)
・美術賞
ドナルド・グレアム・バート(『Mank マンク』)
・衣装デザイン賞
アン・ロス(『マ・レイニーのブラックボトム』/Netflix配信作)
・メイクアップ&ヘアスタイリング賞
『マ・レイニーのブラックボトム』
・作曲賞
ジョン・バティステ/トレント・レズナー/アティカス・ロス(『ソウルフル・ワールド』/Disney+配信作)
・歌曲賞
「Fight For You」(『Judas and the Black Messiah(原題)』)
・音響賞
『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』
・視覚効果賞
『TENNETテネット』(公開済み)
・長編アニメーション賞
『ソウルフル・ワールド』
・長編ドキュメンタリー賞
『オクトパスの神秘 海の賢者は語る』(Netflix配信作)
・短編ドキュメンタリー賞
『Colette(原題)』
・短編アニメーション賞
『愛してるって言っておくね』(Netflix配信作)
・短編実写映画賞
『隔たる世界の2人』(Netflix配信作)
今なお新型コロナウイルス感染症の影響下にある映画興行。アカデミー賞に関しても、例年会場としているLAのドルビーシアターだけでなく、複数の会場に分けての開催となった。出席者も候補者とそのゲスト、プレゼンターのみに絞り、アカデミー会員やノミネートされていない俳優や映画人は招待しない方針とするなど、感染対策を取った上で行われた。
作品賞・監督賞は“アカデミー前哨戦”と位置づけられる「ゴールデン・グローブ賞」受賞結果と同じく『ノマドランド』が受賞した。また全体として配信作の躍進が目立つ形に。各映像配信サービスが多額の製作費を掛けて大作を撮る、といった風潮も浸透した様子であるが、世界的なコロナ禍において劇場の営業が難しいといった背景も影響していると考えられる。
各部門の受賞結果は以下の通り。
・作品賞
『ノマドランド』(3月26日より劇場公開中)
・監督賞
クロエ・ジャオ(『ノマドランド』)
・主演男優賞
アンソニー・ホプキンス(『ファーザー』/5月14日(金)公開予定)
・主演女優賞
フランシス・マクドーマンド(『ノマドランド』)
・助演男優賞
ダニエル・カルーヤ(『Judas and the Black Messiah(原題)』)
・助演女優賞
ユン・ヨジョン(『ミナリ』/3月19日より劇場公開中)
・国際長編映画賞
アナザー・ラウンド(デンマーク)(公開済み)
・脚本賞
エメラルド・ファネル(『プロミシング・ヤング・ウーマン』/7月16日(金)公開予定)
・脚色賞
クリストファー・ハンプトン/フロリアン・ゼレール(『ファーザー』)
・撮影賞
エリック・メッサーシュミット(『Mank マンク』/Netflix配信作)
・編集賞
ミッケル・E・G・ニルソン(『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』/Amazon prime video配信作)
・美術賞
ドナルド・グレアム・バート(『Mank マンク』)
・衣装デザイン賞
アン・ロス(『マ・レイニーのブラックボトム』/Netflix配信作)
・メイクアップ&ヘアスタイリング賞
『マ・レイニーのブラックボトム』
・作曲賞
ジョン・バティステ/トレント・レズナー/アティカス・ロス(『ソウルフル・ワールド』/Disney+配信作)
・歌曲賞
「Fight For You」(『Judas and the Black Messiah(原題)』)
・音響賞
『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』
・視覚効果賞
『TENNETテネット』(公開済み)
・長編アニメーション賞
『ソウルフル・ワールド』
・長編ドキュメンタリー賞
『オクトパスの神秘 海の賢者は語る』(Netflix配信作)
・短編ドキュメンタリー賞
『Colette(原題)』
・短編アニメーション賞
『愛してるって言っておくね』(Netflix配信作)
・短編実写映画賞
『隔たる世界の2人』(Netflix配信作)