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神尾楓珠主演『彼女が好きなものは』なども

U-NEXT、『ベイビーわるきゅーれ』『由宇子の天秤』など2021年公開の単館系話題作を3月に独占配信

公開日 2022/03/01 15:08 編集部:松永達矢
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動画配信サービスU-NEXTは、3月独占配信予定の映画作品のラインナップを発表した。神尾楓珠主演の小説原作作品『彼女が好きなものは』や、2021年に単館系での公開ながら話題を博した『ベイビーわるきゅーれ』『由宇子の天秤』などが別途課金による鑑賞作品として登場する。



3月3日配信予定の『彼女が好きなものは』(税込770円/視聴期限:3日間)は、山田杏奈演じるBL好きであることを秘密にしている女子高生・紗枝が、神尾楓珠演じるクラスメイトの純と思いがけず接近。しかし彼は周囲に自身がゲイであることを隠しており、紗枝は純のセクシュアリティを知らないまま、 “ふつう”の男女としてつき合い始める……という2018年発売の小説作品を元にした青春映画。

『彼女が好きなものは』(C)2021「彼女が好きなものは」製作委員会

原作となっている小説作品は2019年に『腐女子、うっかりゲイに告る。』のタイトルにて金子大地、藤野涼子、谷原章介というキャスティングでドラマ化。同作はU-NEXTの見放題配信作としてラインナップしている。

“元女子高生”殺し屋コンビの青春アクションコメディの『ベイビーわるきゅーれ』(税込550円/視聴期限:2日間)は、昨年7月の公開作品ながら先月2月まで池袋シネマ・ロサ(こちらでの公開は8月20日から)にて半年に渡るロングラン上映が行われ、既に続編の製作も決定している"異色青春映画"。

『ベイビーわるきゅーれ』(C)2021「ベイビーわるきゅーれ」製作委員会

組織に委託された人殺し以外、 何もしてこなかった彼女たち。 突然社会に適合しなければならなくなり、 公共料金の支払い、 年金、 税金、 バイトなど社会の公的業務や人間関係や理不尽に日々を揉まれていき、「ああ大人になるって、 こういうことなのかなあ」とか思ったり、 思わなかったりする、 成長したり、 成長しなかったりする物語だ。こちらは3月18日より配信予定となっている。

3月22日配信予定の『由宇子の天秤』(税込770円/視聴期限:2日間)は、3年前に起きた女子高生いじめ自殺事件を追うドキュメンタリーディレクターの由宇子が事件の真相に迫る中で、自身の「正義」を揺るがす“衝撃の事実”に直面するという切り口のサスペンス作品。

『由宇子の天秤』(C)2020 映画工房春組合同会社

「“正しさ”とは何なのか?」。 常に真実を明らかにしたいという信念に突き動かされてきた由宇子は、 究極の選択を迫られる…。 ドキュメンタリーディレクターとしての自分と、 一人の人間としての自分。 その狭間で激しく揺れ動き、 迷い苦しみながらもドキュメンタリーを世に送り出すべく突き進む由宇子の姿が描かれる。

そのほかの独占配信タイトルとして東出昌大主演の『草の響き』(3月1日配信予定/税込660円/視聴期限:2日間)、アカデミー名誉賞に輝く巨匠フレデリック・ワイズマン監督によるドキュメンタリー映画『ボストン市庁舎』(3月1日配信予定/税込990円/視聴期限:2日間)などが登場する。

(C)2021「彼女が好きなものは」製作委員会
(C)2021「ベイビーわるきゅーれ」製作委員会
(C)2020 映画工房春組合同会社

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