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使わない電気はこまめに消灯

大規模停電を避けるために、いまできること。身近なところから節電対策を!

公開日 2022/03/22 19:54 PHILE WEB編集部
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東京電力パワーグリッドは、本日3月22日の20時以降に、300万軒規模の停電が発生する恐れがあることを発表しました。大規模な停電を防ぐために、さらなる節電が必要という呼びかけがなされています。

とはいえ本日の都心は冬に逆戻りした気温で、昼間は雪がちらつき、今後さらなる気温の低下が予想されます。暖房など必要最低限のものを活用しながらも、できる限りで「いまから」できる節電方法を紹介しましょう。


なにより大切なことは「使わない電気は消す」ことです。誰もいない部屋やトイレ、キッチン、廊下などの電気はこまめに消し、不要な付けっ放しは避けましょう。

テレビはむやみに付けっ放しにせず、誰も見ていない時は消しましょう。テレビやモニターの明るさを下げることも効果があります。使用していないパソコンも、今日は電源をオフに。コンセントから抜くことも節電効果はありますが、今後より逼迫した状況になる可能性がありますので、ニュースにすぐアクセスできる環境は維持しておいた方が良いかもしれません。

また、スタンバイ状態で待機電力が消費されるからと、レコーダーなど録画機材の電源を抜く際には予約設定に問題ないか確認しなくてはいけません。NASのような製品は正しい手順で電源をオフにしないと、大切なデータが破損してしまう可能性があるため注意が必要です。とはいえ、UPS(無停電電源装置)を導入したりしていなければ、予め電源を切っておいた方が安心です。

オーディオ機器は大電力を必要とするものが多くあります。特にA級アンプは電気食い虫ですから、今夜はお休みさせてあげましょう。

暖房の室温は20度を目安とし、それでも寒い場合は一枚多く羽織るなどして調節を行いましょう。こたつや電気毛布などを使う場合は、上に布団をかけることで、熱の拡散を防ぐことができます。

冷蔵庫は、冬場は「弱」に設定しておいても大丈夫です。また、詰め込み過ぎは冷却効率を悪くするので、未開封のドリンクなどは屋外に出しておいても問題ありません。温水便座も使わない時は蓋を閉めることで、電力の消費を抑えることができます。

そして水、カセットボンベ、冷たいままで食べられる食料など、災害用備蓄アイテムのチェックも、これを期にやっておきましょう。

私たちの生活は、もはや電気なしには成り立ちません。ひとりひとりの小さな努力が、大きな電力の削減につながります。皆の少しずつの協力で、節電に貢献しましょう。

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