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外部DACで音質追求

Astell&Kern初の完全ワイヤレス「AK UW100」、発売が4月9日に決定

公開日 2022/04/01 11:00 編集部:平山洸太
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アユートは、同社が取り扱うAstell&Kernの完全ワイヤレスイヤホン「AK UW100」を4月9日に発売する。価格は39,980円(税込)。

「AK UW100」

Astell&Kernブランド初の完全ワイヤレスイヤホン。先週の3月25日に発売がアナウンスされていたが、このたび具体的な発売日が決定。あわせて製品の詳細が発表された。

AK UW100では、ブランドの基本理念である「可能な限りオリジナルソースに忠実な音の再現」を実現するべく、ケーブル不要でも妥協のないワイヤレスHi-Fiサウンドを追求。独自に開発したオーディオ技術も盛り込んでいる。

構造イメージ

Bluetoothチップセットには、Bluetooth5.2に対応するQualcomm「QCC5141」を採用。これとは別に、32bitのDACチップ「AK4332ECB」を搭載し、BluetoothチップセットからI2Sで伝送したものを、AK4332ECB DACでコンバートすることで音質向上を図っている。また、同ブランドのポータブルプレーヤーで培った独自のアンプ技術やオーディオ回路技術を組み合わせることで、より低歪みで高品質なサウンドを実現したとする。

ドライバーには、Knowles社のバランスド・アーマチュア(BA)型をフルレンジで1基搭載。あらゆるジャンルにおいてクリアで正確な音を再現するとのこと。またBluetoothコーデックではSBCとAACに加えて、最大420kbps/24bitのaptX Adaptiveをサポートする。

2台までのマルチポイントに対応

左右独立技術のQualcomm True Wireless Stereo Plusに対応しており、安定した接続性を確保。ほか、マルチペアリングや2台までのマルチポイント機能にも対応する。

本体のデザインは、ギリシャ語で星を意味するAstell、ドイツ語で中心を意味するKernといったブランド名から、「音楽の美しさを一つの星に象徴」「星の光のきらめきと散乱」をコンセプトに採用。人間工学に基づいてシミュレーションしたという、密閉性を高めたデザインとしたことで、パッシブな遮音性能をクラス最高レベルで実現したとしている。また、外音を取り込むアンビエントモードにも対応する。

装着イメージ

イヤホン片側あたり2基のデュアルマイクを搭載。Alango社のVCP(Voice Communication Package)を組み込むことにより、クリアな音声通話が可能だという。VCPでは特殊なアコースティック・エコー・キャンセラーとノイズ・サプレッサー技術により、様々な環境下でノイズを効果的に低減するとのこと。

操作にはタッチコントロールを採用し、専用スマートフォン用アプリ「AK TWS」から操作コマンドのカスタマイズが可能。アプリではこのほか、アンビエントレベルの調整(4段階)、各種プリセットEQの設定、ファームウェアのアップグレードも行える。

アプリ画面のイメージ

連続再生時間はイヤホン単体で約6時間、ケース併用で最大約24時間。ケースの充電端子はUSB Type-Cとなり、10分の充電で約1時間の再生が可能な急速充電、そしてワイヤレス充電に対応する。質量はイヤホン片側あたりが約7g、ケースが約65g。付属品として、5サイズ(XS/S/M/L/XL)のシリコンイヤーピース、充電ケースを同梱する。

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