「OLED C2」は“4K有機EL史上最小”の42型をラインナップ
LG、“OLED evo”搭載の4K有機ELテレビ「OLED C2」/4K有機ELスタンダードモデル「OLED B2」
LGエレクトロニクス・ジャパンは、4K有機ELテレビ「OLED C2」シリーズを5月下旬、「OLED B2」シリーズを6月中旬より順次発売する。価格はいずれもオープン。ラインナップと予想実売価格は以下の通り。
■「OLED C2」シリーズ
83型「OLED 83C2PJA」:税込990,000円前後
65型「OLED 65C2PJA」:税込450,000円前後
55型「OLED 55C2PJA」:税込320,000円前後
48型「OLED 48C2PJA」:税込250,000円前後
42型「OLED 42C2PJA」:税込240,000円前後
■「OLED B2」シリーズ
77型「OLED 77B2PJA」:税込600,000円前後
65型「OLED 65B2PJA」:税込390,000円前後
55型「OLED 55B2PJA」:税込270,000円前後
「OLED C2」シリーズは、2021年発売モデルから引き続き次世代パネル「OLED evo」を搭載しつつ、明るさ強化の新技術「ブライトネスブースター」も採用する4K有機ELテレビ。“4K有機ELテレビとしては史上最小”を謳う42型から83型まで5種類のサイズをラインナップ。また外見上の特徴として、壁面にピッタリと付けて設置できる「ギャラリーデザイン」を採用する。
映像エンジンとして、リアルタイムAIプロセッサー「α9 Gen5 AI Processor 4K」を搭載。同社のAI統合型映像エンジンの第5世代モデルに相当し、視聴中の映像ジャンルを自動で認識する「AI映像プロ」、映像シーンに合わせて色や明るさを最適化する「ダイナミックトーンマッププロ」や、肌の色をナチュラルに保ちながら階調豊かな映像表現を行なう「ダイナミックビビット処理」などの機能に対応する。
上記に加え、本モデルでは新たに「オブジェクト型リアルタイム映像処理」が追加された。入力された映像をリアルタイムに解析し、被写体を認識した上で奥行きが自然に見えるようシャープネス・コントラストを調整。サウンドについても、「AIサウンドプロ」により映像ジャンルに合わせた調整を実施し、臨場感あふれるバーチャル7.1.2chサラウンドに変換する。
これらの処理により、地上波放送やネット動画などコンテンツの種類を問わず、リアルタイムで映像・サウンドを調整し、最高レベルの映像や豊かなサウンドを実現できるとアピールしている。
「OLED B2」シリーズは、OLEDパネルを搭載する同社4K有機ELテレビのスタンダードモデル。映像エンジンとして「α7 Gen 5 AI Processor 4K」を搭載し、「AI映像プロ」「ダイナミックトーンマッピング」「ダイナミックビビット処理」「AIサウンドプロ」などの補正機能を搭載する。なお、本モデルでのバーチャルサラウンド変換は5.1.2chとなる。
両シリーズに共通して、搭載されるOLEDパネルはIntertekの色再現忠実度を100%クリア。光の三原色(赤・緑・青)の各5段階を掛け合わせた125色をパネルに映し出し、色見本との差異を測定するという手法において、通常の視聴距離では違いがわからないレベルであると証明されているとのこと。
スマート機能として、テレビに視聴者ごとのアカウントを追加することで、それぞれの設定が可能となるパーソナライズ機能を装備。AIプロセッサーによるおすすめコンテンツの表示や、ホーム画面に表示されるアプリをユーザーごとにカスタムすることができる。ほか、テレビに向かい「Hi、LG!」と、ウェイクワードを発することで同社独自のAI「ThinQ AI」が起動。電源のオン・オフや音量調節といったハンズフリー操作を行うことが可能となっている。
ゲームプレイ時のアシスト機能として、1msの応答速度や、HDMI2.1 で策定されたeARC/VRR(可変リフレッシュレート)/ALLM(自動低遅延モード)をサポート。4K 120HzでのDolby VisionおよびDolby Atmosでのゲームプレイや、パソコンとテレビのリフレッシュレートを同期させ、ゲームの映像で発生するズレやカクつきを抑える「NVIDIA G-SYNC Compatible」「AMD FreeSync Premium」に対応する。
ほか、HDRゲームの普及団体HGiGのガイドラインへの準拠や、プレイ環境やジャンルに応じて画質モードを事由に選択できる「ゲームオプティマイザ」、プレイ中にテレビの設定を確認することが出来る「ゲームダッシュボード」などの機能を搭載。クラウドゲーミングサービス「GeForce NOW」にも対応する。
また、デザインにこだわったという別売のスタンドオプションも販売。OLED C2およびB2の65型/55型モデルを対象とした「ギャラリースタンド」(税込44,000円前後)、OLED C2の48型/42型を対象としたシンプルな4本足デザインの「フロアスタンド」(税込28,000円前後)を用意。家電をインテリアとして捉えた「ライフフィット」なデザインを提案すると同社はアピールしている。
本日5月19日、LGは都内にて2022年テレビ新製品発表会を実施した。同社の2021年の有機ELテレビ世界出荷台数は約400万台となり、過去最高を記録。世界販売シェアも62.0%と伸長、有機ELテレビ購入者のうち「6人に1人がC1シリーズを購入」している状態だという。
また、国内の4Kテレビ構成比からは、50-60型以上の有機ELテレビが占める割合が増加すると同時に、50型以下の有機ELテレビも増えてきているとのこと。OLED C2は市場でも最小クラスの42型を展開するが、その理由については「コロナ禍などもあり、寝室や書斎などに小さくて高画質なテレビを置きたい、といったニーズが出てきた」からだと説明。
さらに同社のテレビがゲーム用としても高い機能を備えていることから、42型ならゲーミング用としてデスクに置いても使えるとアピールしていた。
■「OLED C2」シリーズ
83型「OLED 83C2PJA」:税込990,000円前後
65型「OLED 65C2PJA」:税込450,000円前後
55型「OLED 55C2PJA」:税込320,000円前後
48型「OLED 48C2PJA」:税込250,000円前後
42型「OLED 42C2PJA」:税込240,000円前後
■「OLED B2」シリーズ
77型「OLED 77B2PJA」:税込600,000円前後
65型「OLED 65B2PJA」:税込390,000円前後
55型「OLED 55B2PJA」:税込270,000円前後
「OLED C2」シリーズは、2021年発売モデルから引き続き次世代パネル「OLED evo」を搭載しつつ、明るさ強化の新技術「ブライトネスブースター」も採用する4K有機ELテレビ。“4K有機ELテレビとしては史上最小”を謳う42型から83型まで5種類のサイズをラインナップ。また外見上の特徴として、壁面にピッタリと付けて設置できる「ギャラリーデザイン」を採用する。
映像エンジンとして、リアルタイムAIプロセッサー「α9 Gen5 AI Processor 4K」を搭載。同社のAI統合型映像エンジンの第5世代モデルに相当し、視聴中の映像ジャンルを自動で認識する「AI映像プロ」、映像シーンに合わせて色や明るさを最適化する「ダイナミックトーンマッププロ」や、肌の色をナチュラルに保ちながら階調豊かな映像表現を行なう「ダイナミックビビット処理」などの機能に対応する。
上記に加え、本モデルでは新たに「オブジェクト型リアルタイム映像処理」が追加された。入力された映像をリアルタイムに解析し、被写体を認識した上で奥行きが自然に見えるようシャープネス・コントラストを調整。サウンドについても、「AIサウンドプロ」により映像ジャンルに合わせた調整を実施し、臨場感あふれるバーチャル7.1.2chサラウンドに変換する。
これらの処理により、地上波放送やネット動画などコンテンツの種類を問わず、リアルタイムで映像・サウンドを調整し、最高レベルの映像や豊かなサウンドを実現できるとアピールしている。
「OLED B2」シリーズは、OLEDパネルを搭載する同社4K有機ELテレビのスタンダードモデル。映像エンジンとして「α7 Gen 5 AI Processor 4K」を搭載し、「AI映像プロ」「ダイナミックトーンマッピング」「ダイナミックビビット処理」「AIサウンドプロ」などの補正機能を搭載する。なお、本モデルでのバーチャルサラウンド変換は5.1.2chとなる。
両シリーズに共通して、搭載されるOLEDパネルはIntertekの色再現忠実度を100%クリア。光の三原色(赤・緑・青)の各5段階を掛け合わせた125色をパネルに映し出し、色見本との差異を測定するという手法において、通常の視聴距離では違いがわからないレベルであると証明されているとのこと。
スマート機能として、テレビに視聴者ごとのアカウントを追加することで、それぞれの設定が可能となるパーソナライズ機能を装備。AIプロセッサーによるおすすめコンテンツの表示や、ホーム画面に表示されるアプリをユーザーごとにカスタムすることができる。ほか、テレビに向かい「Hi、LG!」と、ウェイクワードを発することで同社独自のAI「ThinQ AI」が起動。電源のオン・オフや音量調節といったハンズフリー操作を行うことが可能となっている。
ゲームプレイ時のアシスト機能として、1msの応答速度や、HDMI2.1 で策定されたeARC/VRR(可変リフレッシュレート)/ALLM(自動低遅延モード)をサポート。4K 120HzでのDolby VisionおよびDolby Atmosでのゲームプレイや、パソコンとテレビのリフレッシュレートを同期させ、ゲームの映像で発生するズレやカクつきを抑える「NVIDIA G-SYNC Compatible」「AMD FreeSync Premium」に対応する。
ほか、HDRゲームの普及団体HGiGのガイドラインへの準拠や、プレイ環境やジャンルに応じて画質モードを事由に選択できる「ゲームオプティマイザ」、プレイ中にテレビの設定を確認することが出来る「ゲームダッシュボード」などの機能を搭載。クラウドゲーミングサービス「GeForce NOW」にも対応する。
また、デザインにこだわったという別売のスタンドオプションも販売。OLED C2およびB2の65型/55型モデルを対象とした「ギャラリースタンド」(税込44,000円前後)、OLED C2の48型/42型を対象としたシンプルな4本足デザインの「フロアスタンド」(税込28,000円前後)を用意。家電をインテリアとして捉えた「ライフフィット」なデザインを提案すると同社はアピールしている。
本日5月19日、LGは都内にて2022年テレビ新製品発表会を実施した。同社の2021年の有機ELテレビ世界出荷台数は約400万台となり、過去最高を記録。世界販売シェアも62.0%と伸長、有機ELテレビ購入者のうち「6人に1人がC1シリーズを購入」している状態だという。
また、国内の4Kテレビ構成比からは、50-60型以上の有機ELテレビが占める割合が増加すると同時に、50型以下の有機ELテレビも増えてきているとのこと。OLED C2は市場でも最小クラスの42型を展開するが、その理由については「コロナ禍などもあり、寝室や書斎などに小さくて高画質なテレビを置きたい、といったニーズが出てきた」からだと説明。
さらに同社のテレビがゲーム用としても高い機能を備えていることから、42型ならゲーミング用としてデスクに置いても使えるとアピールしていた。