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65型/55型をラインナップ

TCL、Mini LED/QLED搭載4Kスマートテレビ「C835」。最上位映像エンジン「AlgoエンジンMAX」採用

公開日 2022/05/20 15:58 編集部:杉山康介
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TCLジャパンエレクトロニクスは、Mini LEDやQLEDテクノロジーを搭載する4Kスマートテレビ“C835シリーズ”を、6月10日より順次発売する。ラインナップと想定実売価格は以下の通り(価格は全て税込表記)。

C835シリーズ
・65型「65C835」:25万円前後
・55型「55C835」:20万円前後

C835シリーズ

ディスプレイにはMini LEDバックライトテクノロジーを採用。数千個のMini LEDライトを搭載したことで明るさは同社の液晶テレビの4倍となり、さらなる高輝度を実現したという。加えて量子ドットLED技術「QLED」を採用したことで、従来の同社4K液晶テレビよりも色域を拡大でき、自然に近いカラーを実現するとのこと。

QLEDの構造イメージ

映像エンジンとして、最高クラスの映像美を追求し、映像処理の総合力を引き出すという「AlgoエンジンMAX」を搭載した。文字周辺とエッジ部のノイズ処理以外にも、映像の平坦部における波線のようなノイズを最大限抑制し、HDや2Kの映像を4Kへとアップスケーリングする。

また、直下型Mini LEDライトをゾーンごとにオン/オフ制御するローカルディミング技術で、コントラストを大幅に向上させている。さらにBFI(Black Frame Instruction)機能でバックライトを制御し、前フレームの映像に黒い映像を保管して表示時間を短縮させて残像感を低減したり、MEMC(Motion Estimation / Motion Compensastion)機能による映像の動き補正を実施。ほかにも3次元のカラーマネジメントで色の変換時のロスを抑え、諧調と色を正確に表現したり、HDRマッピング機能でHDR映像を解析し、明暗を忠実に描写するという。

「AlgoエンジンMAX」でノイズ処理やローカルディミングなど行い、最高クラスの映像美を実現するという

120Hz倍速駆動技術や、広色域のWCG技術も搭載する。パネルは通常の液晶パネルより反射率を約40%抑えたもので、映り込みを軽減して快適な視聴体験を実現するとしている。スピーカーはOnkyoスピーカーを搭載しており、実用最大出力は2×(10W+10W)+20Wの計60W。背面にはサブウーファーを搭載する。

HDRはHDR/HLGに加え、Dolby Visionにも対応。立体音響フォーマットのDolby Atmosもサポートする。HDMIはVer.2.1を搭載し、eARCに対応。ALLM(自動低遅延)によってゲームを低遅延で快適に楽しめるとのこと。

本体にはGoogle TVを搭載。YouTubeやNetflixなどのネット動画サービスの視聴に加え、クロームキャスト機能でスマホの映像をテレビに投影したり、OK Googleでの音声操作なども可能となっている。

チューナーにはBS 4K・110度CS 4K、BS・110度CSデジタル、地上デジタル(CATVパススルー対応)それぞれ2基を内蔵する。

外形寸法/質量(スタンド含む)は、65型の65C835が1446W×903H×319Dmm/26kgで、55型の55C835が1226W×789H×280Dmm/18.7kg。

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