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ハイブリッド型の「Topaz」も

桜木電子、BQEYZ製品の取り扱いを開始。マグネット式チューナー搭載の「Autumn」を発売

公開日 2022/09/08 00:00 編集部:松永達矢
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桜木電子(株)は、中国のオーディオブランドBQEYZ(ビーキューアイズ)の取り扱いを開始。第一弾ラインナップとしてマグネット式チューナー搭載のダイナミック型IEM「Autumn」とハイブリッド型IEM「Topaz」を9月9日(金)に発売する。価格はそれぞれオープンだが、Autumnは税込22,000円前後、Topazは税込12,000円前後での実売が予想される。

「Autumn」ベンゾブルー

「Topaz」ヴァイオレット

BQEYZは、中国 広東省に拠点を置くDongguan Xianchao Acoustics Technologyの手掛ける研究開発・設計・生産・販売を統合したオーディオブランド。

高品質で耐久性があり、費用対効果の高いオーディオ製品を提供することに尽力しており、 厳格な品質管理システムと試験設備、競争力のある価格性能比、迅速な市場対応能力により、ユーザーからの支持を獲得。オーディオ業界をベースに世界に視野を広げ、「プロフェッショナリズム」「フォーカス」「誠実さ」「開発」の概念に沿ったプロダクトを展開する。

Autumnは、剛直性、耐熱性に優れるPEN素材のダイヤフラムを備えた、13mm口径のダイナミック型ドライバーを搭載するハイエンドIEM。カラーバリエーションとしてベンゾブルー/アッシュグリーンを用意。付属ケーブルのプレーヤー側プラグ2.5mm/3.5mm/4.4mmの3種類を揃える。

「Autumn」のカラーバリエーションアッシュグリーン

Bass(グレー)/Normal(ゴールド)/Treble(シルバー)の3つの音質を切り替え可能な独自開発のマグネット式チューナーを装備。ボイスコイルの磁力にチューナーの磁力を付加することで振動版の駆動力を向上、イヤホンの横方向の音場感を向上させるとのことだ。

独自開発のマグネット式チューナーを装備

各チューニングの特性として、Bassはウォームなボーカル、電子音楽、ダンスミュージック、DJ、シンフォニーの他、叙情的なオールディーズソングなどの曲と相性が良いとしている。NormalはPOP、アニソン、ゲーム音楽の他、ほとんどの種類の音楽に適したニュートラルなボーカルでバランスの良いサウンドを再生。Trebleは、ボーカルはクールめなテイストで、音の細部まで聴き取ることができ、女性ボーカルのバラードなどを聴くのに適していると説明している。

筐体構造は効果的に空気圧を制御することで、ダイヤフラムの振幅を増やし広い音場を実現するデュアルキャビティ構造を採用する。筐体素材は5軸CNC 加工のメタルシェルを採用。コンパクトな形状は人間工学に基づいて設計されたもので、耳へ負担を掛けない優れた装着感を提供する。

付属のケーブルは2Pinコネクタを採用。導体に4本の高品質銅と4本の銀メッキ銅の混合したものを採用。低音の弾力性と音のまとまりを向上させ、低歪み、かつ、高いレスポンスを発揮するという。ケーブル長は1.2m。

再生周波数帯域は7Hz - 40kHz、感度は101db、インピーダンスは46Ωとなる。

Topazは、高剛性LCP(液晶ポリマー)素材のダイヤフラムを搭載する13mmダイナミック型ドライバーと、9層のピエゾ(圧電)セラミックドライバーを搭載するハイブリッド型IEM。カラーバリエーションとしてヴァイオレット/グレーを用意し、こちらについても付属ケーブルの端子ごとに2.5mm/3.5mm/4.4mmをラインナップする。

「Topaz」のカラーバリエーショングレー

ダイナミックドライバーの同軸上にセラミックドライバーを配置することで、高密度で滑らかなサウンドパフォーマンスを発揮する。筐体構造には同じくデュアルキャビティ構造を採用し、空気感と厚みのあるボーカルを実現したとしている。

ダイナミックドライバーの同軸上にセラミックドライバーを配置する

筐体は5軸CNC加工のアルミ製フェイスプレートと樹脂製シェルにて構成。人間工学に基づいたデザインにより快適な装着感を実現させた。付属ケーブルの導体には銀メッキを施した4N OCC単結晶銅を採用する。イヤホン側プラグは2Pinを採用し、ケーブル長は1.2mとなる。

再生周波数帯域は5Hz - 40kHz、感度は108db、インピーダンスは32Ωとなる。

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