値上げ前にチェック
4月に値上げのオーディオ＆ビジュアル機器まとめ。ゼンハイザーやJVCケンウッド、エソテリックなども
公開日 2023/03/27 19:28
PHILE WEB編集部
昨年ごろから多くの製品で値上げが相次いでいる。買おうと思って調べてみたら、気が付かないうちに値上がりしていたという経験もあるかもしれない。そこで本稿では、4月に予定されているオーディオ・ビジュアル製品の値上げをまとめてご紹介していく。今ならまだ駆け込みで間に合うので、気になっている製品があればチェックしてみてほしい。
4月に値上げを予定している主なメーカーもしくは代理店、および対象ジャンルは以下の通り（順不同）。
【4月1日から実施】
・エソテリック（オーディオケーブル）
・TAKATSUKI（真空管）
・タクトシュトック（スピーカーやカートリッジなど）
・トランスペアレント（ケーブルなど全カテゴリー）
・ユキム（フォノアンプとターンテーブル）
・JVCケンウッド（オーディオやプロジェクターなど）
【4月3日から実施】
・LINN（ラインナップ全体）
・ゼンハイザー（ヘッドホンやイヤホンなど）
【4月21日から実施】
・光城精工（電源ケーブルなど）
まずエソテリックは、一部を除くオーディオケーブルを4月1日から値上げする。対象となる製品は、電源ケーブル「7N-PC9900 MEXCEL」、XLRケーブル「7N-DA6300IV MEXCEL XLR」、スピーカーケーブル「7N-S10000II MEXCEL」など。
「7N-PC9900 MEXCEL」
8製品が値上げの対象となっている。また、上述の7N-PC9900 MEXCELでは437,800円→517,000円（以下、すべて税込表記）、7N-S10000II MEXCELは1,100,000円→1,320,000円に改定されるなど、10万円以上の上げ幅の製品も存在する。（関連ニュース）
高槻電器工業は、オーディオ用真空管ブランド “TAKATSUKI” の真空管を4月1日から値上げ。価格改定の対象は「TA-300B」ほか4モデルとなっている。
「TA-2A3」
具体的には、「TA-300B」が181,500円から209,000円（ペア）、「TA-274B」と「TA-274A」が99,000円から110,000円（1本）に変更される。また「TA-2A3」は165,000円から187,000円（ペア）と、いずれも1万円以上の上げ幅だ。（関連ニュース）
タクトシュトックは、同社が取り扱う3つのブランドの製品を4月1日から価格改定。具体的には、「FINK team」のスピーカー2モデル、「VERTERE」のカートリッジ2種とオーディオボードなど、「German Physiks」の無指向性スピーカーユニットが対象となる。
「KIM」
値上げ幅については、FINK teamのブックシェルフ「KIM」は 1,980,000円→2,200,000円に。またVERTEREのMCカートリッジ「MYSTIC MC」が495,000円→605,000円になるなど、多くの製品で1割以上の値上げが行われる。（関連ニュース）
アクシスは、同社が取り扱う米Transparent（トランスペアレント）製品を4月1日から新価格で販売する。
「MusicLink / MusicWave (G6)」
対象となるのは、オーディオケーブルからフォノケーブル、デジタルケーブル、サブブランドのhardwiredなど、全てのカテゴリー。本国アメリカ国内での販売価格、および輸出価格が改定されたことを受けて、このたび日本国内での製品価格も改定されることとなった。（関連ニュース）
ユキムは、ORACLEのフォノプリアンプ「PH200 MK3」、アナログプレーヤー「ORIGINE MK2」の2製品を値上げ。こちらも上述の通り、4月1日から改定が実施される。
「ORIGINE MK2」
価格については、PH200 MK3が363,000円→462,000円、ORIGINE MK2が396,000円→495,000円に。値上げの理由については他社と同様、原価および流通コストの高騰を挙げている。（関連ニュース）
JVCケンウッドの値上げは、車載用、民生用、業務用の機器が対象。実施は4月1日からで、同社によると、改定率は車載用機器が約3〜15％程度、民生用機器が約5〜20％程度、業務用機器が約10〜30％程度になるという。
車載用機器では、カーナビゲーション、ドライブレコーダー、車載用アンプ／スピーカーなどが対象。民生用機器はヘッドホン／イヤホン、ポータブル電源、プロジェクターなど、業務用機器では、業務用無線システム、音響／セキュリティシステム、医用画像表示モニターなどが対象となる。（関連ニュース）
LINNは、製品ラインナップ全体の価格改定を4月3日受注分より実施する。4月2日注文分までは従来価格での販売となる。
「KLIMAX LP12」
上述の通り対象は全ラインナップとされており、ターンテーブル「KLIMAX LP12」やパワーアンプ「KLIMAX SOLO」なども値上げされる。一方で「SELEKT Edition Hub」シリーズ、「SELEKT Classic Hub」シリーズ、関連モジュール類については、改定の対象外とのこと。（関連ニュース）
ゼンハイザーについても4月3日から値上げを実施する。対象となる製品は、ヘッドホンでは「HD 600」や「HD 599」、イヤホンでは「IE 600」や「CX PLUS True Wireless」など。ヘッドホンアンプ「HDV 820 US」や、HD 820用のイヤーパッドなどの交換パーツも値上げとなる。
「HD 599」
ちょうど1年前には、「HD 650」「HD 800 S」「IE 900」の値上げが行われたが、今年は他の27アイテムが値上げとなる格好。たとえばIE600は99,880円→109,890円、HD600は44,000円→61,380円、CX PLUS True Wirelessは21,780→24,750円に変更される。（関連ニュース）
光城精工は、一部製品の価格を4月21日受注分から改定する。対象となるのは、電源ケーブルや電源タップ、ケーブルインシュレーターといった計26製品。
「KP01」
たとえば電源ケーブルについては、「KS-707H-1m」が102,300円→110,000円、「KS-13-5m」が38,390円→58,520円に。また電源プラグ「KP01」は23,100円→30,800円、ケーブルインシュレーター「Puzz Block(BR)」は26,400円→37,400円に値上げされる。（関連ニュース）
4月に値上げを予定している主なメーカーもしくは代理店、および対象ジャンルは以下の通り（順不同）。
【4月1日から実施】
・エソテリック（オーディオケーブル）
・TAKATSUKI（真空管）
・タクトシュトック（スピーカーやカートリッジなど）
・トランスペアレント（ケーブルなど全カテゴリー）
・ユキム（フォノアンプとターンテーブル）
・JVCケンウッド（オーディオやプロジェクターなど）
【4月3日から実施】
・LINN（ラインナップ全体）
・ゼンハイザー（ヘッドホンやイヤホンなど）
【4月21日から実施】
・光城精工（電源ケーブルなど）
エソテリック
まずエソテリックは、一部を除くオーディオケーブルを4月1日から値上げする。対象となる製品は、電源ケーブル「7N-PC9900 MEXCEL」、XLRケーブル「7N-DA6300IV MEXCEL XLR」、スピーカーケーブル「7N-S10000II MEXCEL」など。
「7N-PC9900 MEXCEL」
8製品が値上げの対象となっている。また、上述の7N-PC9900 MEXCELでは437,800円→517,000円（以下、すべて税込表記）、7N-S10000II MEXCELは1,100,000円→1,320,000円に改定されるなど、10万円以上の上げ幅の製品も存在する。（関連ニュース）
TAKATSUKI
高槻電器工業は、オーディオ用真空管ブランド “TAKATSUKI” の真空管を4月1日から値上げ。価格改定の対象は「TA-300B」ほか4モデルとなっている。
「TA-2A3」
具体的には、「TA-300B」が181,500円から209,000円（ペア）、「TA-274B」と「TA-274A」が99,000円から110,000円（1本）に変更される。また「TA-2A3」は165,000円から187,000円（ペア）と、いずれも1万円以上の上げ幅だ。（関連ニュース）
タクトシュトック
タクトシュトックは、同社が取り扱う3つのブランドの製品を4月1日から価格改定。具体的には、「FINK team」のスピーカー2モデル、「VERTERE」のカートリッジ2種とオーディオボードなど、「German Physiks」の無指向性スピーカーユニットが対象となる。
「KIM」
値上げ幅については、FINK teamのブックシェルフ「KIM」は 1,980,000円→2,200,000円に。またVERTEREのMCカートリッジ「MYSTIC MC」が495,000円→605,000円になるなど、多くの製品で1割以上の値上げが行われる。（関連ニュース）
トランスペアレント
アクシスは、同社が取り扱う米Transparent（トランスペアレント）製品を4月1日から新価格で販売する。
「MusicLink / MusicWave (G6)」
対象となるのは、オーディオケーブルからフォノケーブル、デジタルケーブル、サブブランドのhardwiredなど、全てのカテゴリー。本国アメリカ国内での販売価格、および輸出価格が改定されたことを受けて、このたび日本国内での製品価格も改定されることとなった。（関連ニュース）
ユキム
ユキムは、ORACLEのフォノプリアンプ「PH200 MK3」、アナログプレーヤー「ORIGINE MK2」の2製品を値上げ。こちらも上述の通り、4月1日から改定が実施される。
「ORIGINE MK2」
価格については、PH200 MK3が363,000円→462,000円、ORIGINE MK2が396,000円→495,000円に。値上げの理由については他社と同様、原価および流通コストの高騰を挙げている。（関連ニュース）
JVCケンウッド
JVCケンウッドの値上げは、車載用、民生用、業務用の機器が対象。実施は4月1日からで、同社によると、改定率は車載用機器が約3〜15％程度、民生用機器が約5〜20％程度、業務用機器が約10〜30％程度になるという。
車載用機器では、カーナビゲーション、ドライブレコーダー、車載用アンプ／スピーカーなどが対象。民生用機器はヘッドホン／イヤホン、ポータブル電源、プロジェクターなど、業務用機器では、業務用無線システム、音響／セキュリティシステム、医用画像表示モニターなどが対象となる。（関連ニュース）
LINN
LINNは、製品ラインナップ全体の価格改定を4月3日受注分より実施する。4月2日注文分までは従来価格での販売となる。
「KLIMAX LP12」
上述の通り対象は全ラインナップとされており、ターンテーブル「KLIMAX LP12」やパワーアンプ「KLIMAX SOLO」なども値上げされる。一方で「SELEKT Edition Hub」シリーズ、「SELEKT Classic Hub」シリーズ、関連モジュール類については、改定の対象外とのこと。（関連ニュース）
ゼンハイザー
ゼンハイザーについても4月3日から値上げを実施する。対象となる製品は、ヘッドホンでは「HD 600」や「HD 599」、イヤホンでは「IE 600」や「CX PLUS True Wireless」など。ヘッドホンアンプ「HDV 820 US」や、HD 820用のイヤーパッドなどの交換パーツも値上げとなる。
「HD 599」
ちょうど1年前には、「HD 650」「HD 800 S」「IE 900」の値上げが行われたが、今年は他の27アイテムが値上げとなる格好。たとえばIE600は99,880円→109,890円、HD600は44,000円→61,380円、CX PLUS True Wirelessは21,780→24,750円に変更される。（関連ニュース）
光城精工
光城精工は、一部製品の価格を4月21日受注分から改定する。対象となるのは、電源ケーブルや電源タップ、ケーブルインシュレーターといった計26製品。
「KP01」
たとえば電源ケーブルについては、「KS-707H-1m」が102,300円→110,000円、「KS-13-5m」が38,390円→58,520円に。また電源プラグ「KP01」は23,100円→30,800円、ケーブルインシュレーター「Puzz Block(BR)」は26,400円→37,400円に値上げされる。（関連ニュース）
この記事をシェアする
