109シネマズプレミアム新宿、2夜連続の坂本龍一作品オールナイト上映。第1夜は若者へ「教授からのプレゼント」

東急レクリエーションは、東京・新宿に4月14日開業予定の映画館「109シネマズプレミアム新宿」の開業記念特別企画として、坂本龍一が音楽制作を担当した映画やライブ映像6作品をオールナイト上映するイベント「Ryuichi Sakamoto Premium Collection All Night」を4月21日（金）、22日（土）の2日間にかけて開催する。

109シネマズプレミアム新宿は、4月14日に開業予定の東急歌舞伎町タワー内にオープンする映画館。3月28日に逝去された坂本龍一が監修した音響システム「SAION -SR EDITION-」を全シアターに導入するほか、施設内のラウンジなどで使用する楽曲も坂本氏が提供。シアター8には坂本氏の要望により35mm映写機も導入されている。

第1夜の21日には、「熱烈な映画ファンで知られる坂本龍一氏がU30のこれからの映画ファンに向けて」行う「教授からのプレゼント」企画を実施。18歳から30歳までの109シネマズポイント会員のうち、応募者から抽選で選ばれた68名を無料招待し、『トニー滝谷』『天明の城』『戦場のメリークリスマス』の映画3作とライブ作品『Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022 +』を上映。うちトニー滝谷、戦場のメリークリスマスは35mm映写機で上映される。

また、上映前には映画監督の山中瑶子氏、俳優・ミュージシャンの佐藤緋美氏によるトークショーを開催。イベントは4月21日21時30分開演（20時30分開場）で、翌日6時ごろに終演予定。抽選への応募は本日4月3日から9日23時59分までとなる。

第2夜の22日は18歳以上なら誰でも参加可能で、ライブ作品『Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022 +』『坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK : async』と、映画『戦場のメリークリスマス』『シェルタリング・スカイ』の計4本を上映。上映前には電子音楽家の牛尾憲輔氏、RITTOR BASEディレクターの國崎晋氏によるトークショーが行われる。

イベントは4月22日21時30分開演（20時30分開場）。チケットは全席一律8,000円にて、本日4月3日19時よりイープラスにて先着順で発売される予定。なお、両日とも1時間前からメインラウンジの利用が可能で、ソフトドリンクやポップコーンを楽しむことができる。

東急クリエーションは今回の坂本さん逝去によせて「109シネマズプレミアム新宿の音響監修を行っていただき、楽曲もご提供いただきました坂本龍一さんが3月28日にご逝去されました。坂本さんの映画や映画館への愛情、そのアイデアや知識、そして熱意を、私たちは忘れることはありません。心より感謝と哀悼の意を表します」とコメントしている。