Maestroaudioのリケーブルモデルも
<ヘッドフォン祭>Astell&Kern「SR35」「AK ZERO2」を発売前に体験。ULTRASONEのヘッドホンも世界初出展
フジヤエービックが主催する展示会イベント「春のヘッドフォン祭 2023」が、中野サンプラザにて本日4月29日に開催された。本稿では15Fルームコスモに出展するアユートブースの模様をレポートする。
Astell&Kernからは、先日発売が報じられた “A&norma”シリーズ” のニューモデル「SR35」、ブランドオリジナルIEM第2弾「AK ZERO2」といった最新プロダクトの試聴ブースを用意。発売前にその音を体験しようと午前中から多くのユーザーが詰めかけていた。
SR35は、手のひらサイズの小型筐体ながらシリーズで初のクアッドDAC構成を採用するDAP。DACチップにCirrus Logic「CS43198」、アンプモジュールも新世代のものを搭載したことで、出力の向上を図りながら低歪/高SNを実現。ノーマルゲイン/ハイゲインの2段階ゲインコントロールに対応する。
AK ZERO2は、DD/BA/PD/ピエゾのクアッドハイブリッド構成を取るIEM。これらのドライバ―を、CNC切削アルミニウム製のハウジング内に適切なバランスで配置することで優れた音域バランスと超低歪を実現させた。また、第一弾モデルの「AK ZERO1」初販モデルでは付属ケーブルは3.5mmのみの付属だったが、本モデルでは3.5/4.4mmの2本を同梱する。
両モデルともに試聴の反応は「極めて良好」だと同社スタッフはアピール。SR 35については、「筐体の大きいサイズの製品は物量投入による高音質化が可能だが、小型サイズの製品ではなかなかそうはいかない。そんな中、SR35は技術的にそれをクリアできている」と、完成度の高さに自信をのぞかせた。
Maestraudio(マエストローディオ)からは、4月14日に発売されたばかりの4.4mmバランス接続専用イヤホン「MA910SB」の試聴機を展示。低価格ながら、高い評価を得たブランド第1弾製品「MA910S」の接続端子を、3.5mmステレオミニプラグからL字型の4.4mm 5極バランスプラグに変更。さらにバランス接続前提のチューニングを施したこだわりのモデルとなっている。
また、フジヤエービック主催/関東開催のイベントでは初の展示アイテムとしてリケーブル対応の「MA910SR」が参考出展。イヤホン側端子はPentaconnコネクターを採用。現状では2色のカラーバリエーションを予定しているとのことだ。
その他の取り扱いブランド製品からはドイツ・ULTRASONEのエントリーモニターヘッドホン「Signature PURE」を世界初出展。同ブランド独自技術「S-Logicテクノロジー」を搭載し、ドライバーユニットには50mmチタンプレイテッド・マイラードライバーを備える。先述の通り、世界初出展のモデルということもあり、多くの来場者の関心を集めていた。
昨年から同社が国内総代理業務を務めるqdcからは、3月1日より受注を再開したカスタムIEMの全製品を展示。製品の性質上いずれも高価なモデルとなっているが、それを気軽に楽しめるのもイベントの醍醐味。こちらも試聴客が後を絶たなかった。
Astell&Kernからは、先日発売が報じられた “A&norma”シリーズ” のニューモデル「SR35」、ブランドオリジナルIEM第2弾「AK ZERO2」といった最新プロダクトの試聴ブースを用意。発売前にその音を体験しようと午前中から多くのユーザーが詰めかけていた。
SR35は、手のひらサイズの小型筐体ながらシリーズで初のクアッドDAC構成を採用するDAP。DACチップにCirrus Logic「CS43198」、アンプモジュールも新世代のものを搭載したことで、出力の向上を図りながら低歪/高SNを実現。ノーマルゲイン/ハイゲインの2段階ゲインコントロールに対応する。
AK ZERO2は、DD/BA/PD/ピエゾのクアッドハイブリッド構成を取るIEM。これらのドライバ―を、CNC切削アルミニウム製のハウジング内に適切なバランスで配置することで優れた音域バランスと超低歪を実現させた。また、第一弾モデルの「AK ZERO1」初販モデルでは付属ケーブルは3.5mmのみの付属だったが、本モデルでは3.5/4.4mmの2本を同梱する。
両モデルともに試聴の反応は「極めて良好」だと同社スタッフはアピール。SR 35については、「筐体の大きいサイズの製品は物量投入による高音質化が可能だが、小型サイズの製品ではなかなかそうはいかない。そんな中、SR35は技術的にそれをクリアできている」と、完成度の高さに自信をのぞかせた。
Maestraudio(マエストローディオ)からは、4月14日に発売されたばかりの4.4mmバランス接続専用イヤホン「MA910SB」の試聴機を展示。低価格ながら、高い評価を得たブランド第1弾製品「MA910S」の接続端子を、3.5mmステレオミニプラグからL字型の4.4mm 5極バランスプラグに変更。さらにバランス接続前提のチューニングを施したこだわりのモデルとなっている。
また、フジヤエービック主催/関東開催のイベントでは初の展示アイテムとしてリケーブル対応の「MA910SR」が参考出展。イヤホン側端子はPentaconnコネクターを採用。現状では2色のカラーバリエーションを予定しているとのことだ。
その他の取り扱いブランド製品からはドイツ・ULTRASONEのエントリーモニターヘッドホン「Signature PURE」を世界初出展。同ブランド独自技術「S-Logicテクノロジー」を搭載し、ドライバーユニットには50mmチタンプレイテッド・マイラードライバーを備える。先述の通り、世界初出展のモデルということもあり、多くの来場者の関心を集めていた。
昨年から同社が国内総代理業務を務めるqdcからは、3月1日より受注を再開したカスタムIEMの全製品を展示。製品の性質上いずれも高価なモデルとなっているが、それを気軽に楽しめるのもイベントの醍醐味。こちらも試聴客が後を絶たなかった。