43型で税込13万円前後から
パナソニック、画音質強化した4K液晶ビエラ入門機「MX800」。75型から43型まで5サイズ
パナソニックは、4Kテレビ “VIERA”(ビエラ)液晶モデルの新たなエントリー機として、2種類のゲーム向け音声モードを新搭載するなどした「MX800シリーズ」を7月21日に発売する。75型から43型まで5サイズ展開で、型番と税込の予想実売価格は下記のとおり。
・TH-75MX800(75型)27万円前後
・TH-65MX800(65型)20万円前後
・TH-55MX800(55型)17万円前後
・TH-50MX800(50型)14万円前後
・TH-43MX800(43型)13万円前後
4Kビエラの2023年春夏モデルにおけるエントリー機。同時発表された「MX950シリーズ」「MX900シリーズ」が倍速駆動対応であるのに対し、本機は等速駆動であったり、パネル制御を「Wエリア制御」ではなく「エリアコントラスト制御PRO」だけにしたりと一部機能を省くなどで低価格化を実現させている。
ただし、ヘキサクロマドライブや4Kファインリマスターの進化で高画質化を図るなどで画質を強化。新たにゲーム向けの音声モードを搭載するなどで音質も強化している。
ヘキサクロマドライブでは、色ごとの特徴を検出して色ごとに補正・最適化することで、鮮やかさを保ったまま階調表現をアップさせるとともに、階調を保ったまま鮮やかさをアップさせるという「鮮やか色補正」に対応。加えて、肌の色を検出して3D-LUTで処理することによって、人肌のコントラストや立体感をより自然に表現できるという「地デジ美肌補正」にも対応した。
4Kファインリマスターエンジンは、通信速度の影響を受けるネット動画配信の特性にあわせて進化させたとのこと。自動的に適切な処理を実施することにより、ノイズを抑えながら精細感を大幅に向上させるという。
HDR規格においては、HDR10とHLGに加え、HDR 10+ ADAPTIVEに対応。上位機「MX950/900」や有機ELモデル「MZ2500」「MZ1800」はDolby Vision IQに対応するが、本機はDolby Vision画質認証までとなる点も上位機との違い。また、環境光センサー連動による画質の自動調整機能も本機は搭載を省いている。
AI技術でシーンを判別して最適な音質に調整する「オートAI音質」を進化させるなど、音質面も強化。ゲーム向けの新たな2つの音声モードを追加するなどもしている。また、イネーブルドスピーカーなどは搭載しないもののDolby Atmosにも対応する。
ゲーム向け音声モードは、セリフとBGMを強調する「ゲーム(RPG)」と、足音を強調する「ゲーム(FPS)」の2種類。音声メニューからモード選択が可能なほか、ゲームに特化したUI「ゲームコントロールボード」からも設定できる。
そのゲームコントロールボードは、上記音声モードのほかにもALLM設置メニューを追加するなど、より使いやすいよう配慮。HDRトーンマッピングメニューは4K120Hzピュアモード時のグレーアウトを解除した。なお、映像モードでのゲームプロとDolby Vision Gameや「G-SYNC Compatible」適合、等速駆動モードなどへは対応しない。
HDMI2.1規格はALLM対応で、4K120p入力とVRRには非対応。そのほか、NVIDIA SPD Auto Game Modeや、AMD FreeSync Premiumへの対応も本機では省いている。
リモコンは、MX950やMX900がBluetooth通信であるのに対し、本機は赤外線通信のものを採用。音声操作非対応な点も上位機との違い。
ただし、好きなアプリを登録してすぐに起動できる「マイアプリボタン」などは上位機同様に装備。各種ネット動画配信サービスを直接起動できるダイレクトボタンに新たにTVerボタンを追加した点も同様で、NetFlix、Prime Video、Disney+、U-NEXT、hulu、ABEMA、YouTubeと合計8個のサービスをダイレクトに呼び出せる。
また、番組表のネット動画連携機能も備えており、TVer、TELASA、huluで配信がある番組は、EPGから選択して再生可能。さらに、同社製レコーダー “ディーガ” 対応モデルと組み合わせると、過去番組も番組表に表示して、見逃し配信を直接再生できるようになる。同機能は2022年秋に2020年以降の4Kモデルを中心にアップデート対応している機能で、本機も発売時から対応する。対応配信サービスは順次拡大予定だという。
そのほか、スタンド部はMX950/MX900がテレビ台に吸着して倒れにくくする「転倒防止スタンド」であるのに対し、本機は通常のスタンドとなる。
・TH-75MX800(75型)27万円前後
・TH-65MX800(65型)20万円前後
・TH-55MX800(55型)17万円前後
・TH-50MX800(50型)14万円前後
・TH-43MX800(43型)13万円前後
4Kビエラの2023年春夏モデルにおけるエントリー機。同時発表された「MX950シリーズ」「MX900シリーズ」が倍速駆動対応であるのに対し、本機は等速駆動であったり、パネル制御を「Wエリア制御」ではなく「エリアコントラスト制御PRO」だけにしたりと一部機能を省くなどで低価格化を実現させている。
ただし、ヘキサクロマドライブや4Kファインリマスターの進化で高画質化を図るなどで画質を強化。新たにゲーム向けの音声モードを搭載するなどで音質も強化している。
ヘキサクロマドライブでは、色ごとの特徴を検出して色ごとに補正・最適化することで、鮮やかさを保ったまま階調表現をアップさせるとともに、階調を保ったまま鮮やかさをアップさせるという「鮮やか色補正」に対応。加えて、肌の色を検出して3D-LUTで処理することによって、人肌のコントラストや立体感をより自然に表現できるという「地デジ美肌補正」にも対応した。
4Kファインリマスターエンジンは、通信速度の影響を受けるネット動画配信の特性にあわせて進化させたとのこと。自動的に適切な処理を実施することにより、ノイズを抑えながら精細感を大幅に向上させるという。
HDR規格においては、HDR10とHLGに加え、HDR 10+ ADAPTIVEに対応。上位機「MX950/900」や有機ELモデル「MZ2500」「MZ1800」はDolby Vision IQに対応するが、本機はDolby Vision画質認証までとなる点も上位機との違い。また、環境光センサー連動による画質の自動調整機能も本機は搭載を省いている。
AI技術でシーンを判別して最適な音質に調整する「オートAI音質」を進化させるなど、音質面も強化。ゲーム向けの新たな2つの音声モードを追加するなどもしている。また、イネーブルドスピーカーなどは搭載しないもののDolby Atmosにも対応する。
ゲーム向け音声モードは、セリフとBGMを強調する「ゲーム(RPG)」と、足音を強調する「ゲーム(FPS)」の2種類。音声メニューからモード選択が可能なほか、ゲームに特化したUI「ゲームコントロールボード」からも設定できる。
そのゲームコントロールボードは、上記音声モードのほかにもALLM設置メニューを追加するなど、より使いやすいよう配慮。HDRトーンマッピングメニューは4K120Hzピュアモード時のグレーアウトを解除した。なお、映像モードでのゲームプロとDolby Vision Gameや「G-SYNC Compatible」適合、等速駆動モードなどへは対応しない。
HDMI2.1規格はALLM対応で、4K120p入力とVRRには非対応。そのほか、NVIDIA SPD Auto Game Modeや、AMD FreeSync Premiumへの対応も本機では省いている。
リモコンは、MX950やMX900がBluetooth通信であるのに対し、本機は赤外線通信のものを採用。音声操作非対応な点も上位機との違い。
ただし、好きなアプリを登録してすぐに起動できる「マイアプリボタン」などは上位機同様に装備。各種ネット動画配信サービスを直接起動できるダイレクトボタンに新たにTVerボタンを追加した点も同様で、NetFlix、Prime Video、Disney+、U-NEXT、hulu、ABEMA、YouTubeと合計8個のサービスをダイレクトに呼び出せる。
また、番組表のネット動画連携機能も備えており、TVer、TELASA、huluで配信がある番組は、EPGから選択して再生可能。さらに、同社製レコーダー “ディーガ” 対応モデルと組み合わせると、過去番組も番組表に表示して、見逃し配信を直接再生できるようになる。同機能は2022年秋に2020年以降の4Kモデルを中心にアップデート対応している機能で、本機も発売時から対応する。対応配信サービスは順次拡大予定だという。
そのほか、スタンド部はMX950/MX900がテレビ台に吸着して倒れにくくする「転倒防止スタンド」であるのに対し、本機は通常のスタンドとなる。