「LZ2000」から技術踏襲
パナソニック、独自の高輝度パネル採用4K有機ELテレビ「MZ1800」。55型で約29万円
パナソニックは、同社4K有機EL “ビエラ” の2023年モデル「MZ1800」を6月16日より発売する。ラインナップと実売想定価格は以下の通り(価格は全て税込表記)。
MZ1800
・65型「TH-65MZ1800」:40万円前後
・55型「TH-55MZ1800」:29万円前後
・48型「TH-48MZ1800」:27万円前後
65型と55型モデルでは、昨年のフラグシップ機「LZ2000」に用いられた独自設計・組み立ての高輝度有機ELパネルと制御技術「Dot ContrastパネルコントローラーPro」を搭載。高コントラストな映像で、その場で見ているかのような臨場感を実現したという。
バックカバー一体型放熱プレートの採用、独自素材を用いた貼り付け構造など、ディスプレイ構造は前モデル「LZ1800」より踏襲、かつLZ2000とも同等。LZ2000との相違点としては、独自のパネル制御技術「Bright Booster」を搭載していないこと、プロフェッショナルクオリティではなく通常のパネルチューニングが実施されていることが挙げられる。
48型モデルでは通常の有機ELパネルを採用、制御技術に「Dot Contrastパネルコントローラー」を搭載する。
信号処理技術も進化しており、「ヘキサクロマドライブ」は色ごとに特徴を検出・補正を最適化する「鮮やか色補正」や、肌色を検出して3D-LUTで処理する「地デジ美肌補正」(SDRコンテンツのみ)により、色鮮やかかつ諧調の美しい表現力、より自然な人肌表現で地デジをより美しく視聴できるようにしたという。
「4Kファインリマスターエンジン」も、通信速度などの影響を受けるネット動画の特性にあわせて進化。自動で適切な処理を施すことでノイズを抑えながら精細感を大幅アップさせ、ネット動画でも高い質感とノイズレスな画質を両立したとのこと。
加えて部屋の明るさに応じて画質を調整する「環境光センサー連動」も暗部の表現力がアップし、日中の明るい環境でも暗部が見やすくなったとしている。HDRはHLG/HDR10/HDR10+ ADAPTIVE/Dolby Vision IQに対応。
音質面では65型/55型モデルがフルレンジ×2、上向きのイネーブルド×2、ウーファー+パッシブラジエーターと最大出力80W、48型モデルはフルレンジ×2、イネーブルド×2、最大出力60Wの「360立体音響サウンドシステム」を搭載。シーンに合わせて自動でサウンド調整する「オートAI音質」も備えている。
また、ゲーム用の音声モードとしてRPG/FPS用の2種類を追加。RPGではセリフとBGMが強調されて没入しやすく、FPSでは足音を強調して敵が発見しやすくなるという。本モードは通常の音声メニューに加え、ゲームコントロールボードに追加された音声モードからも選択できる。
上述の音声モードのほかにも、ALLMや等速駆動モードの設定項目などもゲームコントロールボードに追加。ゲーム機からのDolby Vision出力に最適な映像に設定する「Dolby Visionゲームモード」、プロの画質調整に対応した映像モード「ゲームプロ」の搭載、G-SYNC Compatible対応など、こだわりゲーマーにも応える進化を果たしたとのこと。
リモコンはBluetooth通信タイプで、電源オン/オフ以外は受光部をテレビに向けずとも操作が可能。Alexaやビエラ独自の音声操作にも対応、下部のネット動画ダイレクトボタンには新たにTVerが追加された。
さらに番組表機能もアップデートし、TVer/TELASA/huluと連携。これまでもBDレコーダー“ディーガ”と接続していた場合は過去の番組表から録画されている番組を選択して視聴できたが、前記3サービスで配信されている番組はディーガと接続していなくても選択・視聴できるようになった。対応サービスは順次拡大を予定。なお、本機能は2020-2022年モデルでも昨年11月のアップデートで使用可能となっている。
スタンドは四角型で、吸盤での転倒防止機能を搭載。チューナーは4K放送用2基と地上波/BS/CS用3基を、HDMI端子は4個(うちHDMI 2はeARC対応)を備える。
MZ1800
・65型「TH-65MZ1800」:40万円前後
・55型「TH-55MZ1800」:29万円前後
・48型「TH-48MZ1800」:27万円前後
■昨年フラグシップの有機ELパネルと制御技術を搭載
65型と55型モデルでは、昨年のフラグシップ機「LZ2000」に用いられた独自設計・組み立ての高輝度有機ELパネルと制御技術「Dot ContrastパネルコントローラーPro」を搭載。高コントラストな映像で、その場で見ているかのような臨場感を実現したという。
バックカバー一体型放熱プレートの採用、独自素材を用いた貼り付け構造など、ディスプレイ構造は前モデル「LZ1800」より踏襲、かつLZ2000とも同等。LZ2000との相違点としては、独自のパネル制御技術「Bright Booster」を搭載していないこと、プロフェッショナルクオリティではなく通常のパネルチューニングが実施されていることが挙げられる。
48型モデルでは通常の有機ELパネルを採用、制御技術に「Dot Contrastパネルコントローラー」を搭載する。
信号処理技術も進化しており、「ヘキサクロマドライブ」は色ごとに特徴を検出・補正を最適化する「鮮やか色補正」や、肌色を検出して3D-LUTで処理する「地デジ美肌補正」(SDRコンテンツのみ)により、色鮮やかかつ諧調の美しい表現力、より自然な人肌表現で地デジをより美しく視聴できるようにしたという。
「4Kファインリマスターエンジン」も、通信速度などの影響を受けるネット動画の特性にあわせて進化。自動で適切な処理を施すことでノイズを抑えながら精細感を大幅アップさせ、ネット動画でも高い質感とノイズレスな画質を両立したとのこと。
加えて部屋の明るさに応じて画質を調整する「環境光センサー連動」も暗部の表現力がアップし、日中の明るい環境でも暗部が見やすくなったとしている。HDRはHLG/HDR10/HDR10+ ADAPTIVE/Dolby Vision IQに対応。
音質面では65型/55型モデルがフルレンジ×2、上向きのイネーブルド×2、ウーファー+パッシブラジエーターと最大出力80W、48型モデルはフルレンジ×2、イネーブルド×2、最大出力60Wの「360立体音響サウンドシステム」を搭載。シーンに合わせて自動でサウンド調整する「オートAI音質」も備えている。
また、ゲーム用の音声モードとしてRPG/FPS用の2種類を追加。RPGではセリフとBGMが強調されて没入しやすく、FPSでは足音を強調して敵が発見しやすくなるという。本モードは通常の音声メニューに加え、ゲームコントロールボードに追加された音声モードからも選択できる。
上述の音声モードのほかにも、ALLMや等速駆動モードの設定項目などもゲームコントロールボードに追加。ゲーム機からのDolby Vision出力に最適な映像に設定する「Dolby Visionゲームモード」、プロの画質調整に対応した映像モード「ゲームプロ」の搭載、G-SYNC Compatible対応など、こだわりゲーマーにも応える進化を果たしたとのこと。
リモコンはBluetooth通信タイプで、電源オン/オフ以外は受光部をテレビに向けずとも操作が可能。Alexaやビエラ独自の音声操作にも対応、下部のネット動画ダイレクトボタンには新たにTVerが追加された。
さらに番組表機能もアップデートし、TVer/TELASA/huluと連携。これまでもBDレコーダー“ディーガ”と接続していた場合は過去の番組表から録画されている番組を選択して視聴できたが、前記3サービスで配信されている番組はディーガと接続していなくても選択・視聴できるようになった。対応サービスは順次拡大を予定。なお、本機能は2020-2022年モデルでも昨年11月のアップデートで使用可能となっている。
スタンドは四角型で、吸盤での転倒防止機能を搭載。チューナーは4K放送用2基と地上波/BS/CS用3基を、HDMI端子は4個(うちHDMI 2はeARC対応)を備える。