特許番号は第7276811号
ピクセラ、「VRズームアップ技術」の特許を取得。VR内で注視箇所を自動拡大表示
(株)ピクセラは、同社が開発した「VRズームアップ技術」において、5月10日に特許を取得したことを発表した。特許番号は第7276811号。
「VRズームアップ技術」は、ユーザーがヘッド・マウント・ディスプレイ(HMD)等でVRコンテンツを視聴している際に、注視している箇所を自動的に拡大表示できるというもの。従来のVR観賞では、注視したい箇所が遠くにある場合、その細部を観察することは難しかったが、本技術を採用することで気になる箇所の細部を確認することができる。
また、注視し続けることで徐々にズームアップしていくことも可能で、これにより新たな視聴効果を演出することもできるという。
本技術では、HMD側もしくは配信サーバー側で用意した視線検出情報、および姿勢検出情報に基づいてユーザーが特定箇所を注視しているかどうかを判定。注視していた場合にはその注視箇所の映像を拡大して、HMD内の所定の箇所に表示するという仕組みになっている。
開発の経緯について、同社は2015年から360度カメラ・VRライブ配信・VRによる自動車などの遠隔操縦といった、各VR技術の導入・開発を実施しており、今回これらの技術を結集したオリジナルVR技術として、新たに「VRズームアップ技術」を開発するに至ったと説明している。
本技術の具体的な活用例としては、野球やバスケットなどのスポーツ、ライブ・舞台や伝統芸能などのVR中継において、見たい選手や出演者を注視することで、その人の映像を自動的に拡大表示するといったことが挙げられる。
これにより、バスケ選手のゴールの手元を注視したり、ライブ映像でのギタリストの手元を注視するといったことが可能になる。ほか、工場などの点検用映像に活用して、工場内の気になる部分を拡大してチェックするといった方法も想定しているという。
「VRズームアップ技術」は、ユーザーがヘッド・マウント・ディスプレイ(HMD)等でVRコンテンツを視聴している際に、注視している箇所を自動的に拡大表示できるというもの。従来のVR観賞では、注視したい箇所が遠くにある場合、その細部を観察することは難しかったが、本技術を採用することで気になる箇所の細部を確認することができる。
また、注視し続けることで徐々にズームアップしていくことも可能で、これにより新たな視聴効果を演出することもできるという。
本技術では、HMD側もしくは配信サーバー側で用意した視線検出情報、および姿勢検出情報に基づいてユーザーが特定箇所を注視しているかどうかを判定。注視していた場合にはその注視箇所の映像を拡大して、HMD内の所定の箇所に表示するという仕組みになっている。
開発の経緯について、同社は2015年から360度カメラ・VRライブ配信・VRによる自動車などの遠隔操縦といった、各VR技術の導入・開発を実施しており、今回これらの技術を結集したオリジナルVR技術として、新たに「VRズームアップ技術」を開発するに至ったと説明している。
本技術の具体的な活用例としては、野球やバスケットなどのスポーツ、ライブ・舞台や伝統芸能などのVR中継において、見たい選手や出演者を注視することで、その人の映像を自動的に拡大表示するといったことが挙げられる。
これにより、バスケ選手のゴールの手元を注視したり、ライブ映像でのギタリストの手元を注視するといったことが可能になる。ほか、工場などの点検用映像に活用して、工場内の気になる部分を拡大してチェックするといった方法も想定しているという。