シーンに合わせた自動モード切り替え機能を搭載
ゼンハイザー、聞こえをサポートするヒアリングデバイス「Conversation Clear Plus」
Sonova Consumer Hearing Japanは、ゼンハイザーブランドより、会話などの聞こえをサポートする完全ワイヤレスイヤホン型デバイス「Conversation Clear Plus」を、8月30日より発売する。価格はオープンだが、税込130,900円前後での実売が予想される。
通常の完全ワイヤレスイヤホンのような音楽リスニング用ではなく、聴覚をサポートして会話をクリアにするためのヒアリングソリューションデバイスとして位置づけられるもの。ゼンハイザーブランドの製品としてリリースされるが、補聴器系ブランドを傘下にするSonovaグループの持つ技術を投入して開発されている。なお、医療機器である補聴器とは異なり、集音器に近い存在のため、売り場が限定されないとのこと。またその上で、集音器よりも性能は上だと同社はアピールしている。
DSPやコアプロセッサー、メモリなどの役割を担う3つのチップを1つに集約したSonova独自開発のチップを搭載。同チップは省エネかつコンパクトで、高い処理能力を有しているとのこと。製品としては軽度から中度の難聴の方をサポートするとしており、実際、使用者が騒音のある場所で会話をした際、95%が聴きやすさが向上したと述べたという。
ユーザーの使用環境にあわせて、相手との会話に焦点を置いた「コミュニケーションモード」、周囲の音を取り入れるアンビエントアウェアネスのレベルを調節可能で落ち着いたシーンに適した「リラックスモード」、音楽/動画視聴時に自動で切り替わりアンビエントアウェアネスとノイズキャンセリングレベルを調節できる「ストリーミングモード」の3モードを用意。
なかでもコミュニケーションモードに備えられた「オートシーンモード」が本機の大きな特徴となる。これは静かな場所から騒音のある場所に移動した際に、周囲の騒音レベルが変わるのに対して、そのノイズレベルを自動検知、ノイズキャンセリングとビームフォーミングの指向性を調整して、会話しやすくなるようにするといった機能だ。
オートシーンモードは補聴器で使用されている機能だが、補聴器ではないヒアリングデバイスにおいては実装されておらず、手動でモード切り替えが必要だったと同社は説明。そうした手間から解放され、会話だけに専念できるとアピールする。
自動調節には「Quiet(静かな状況)」「Moderate(騒音のある状況)」「Loud(大きな騒音のある状況)」の3段階のレベルが用いられ、周囲の環境をリアルタイムで分析して最適なノイズキャンセリングの設定が選択される。また、それでも会話が聞き取りづらいという場合は、「Conversation Clear」アプリ経由でスピーチの音量を調節できるほか、「クラリティブースト」機能の活用でよりスムーズな会話が実現できるという。
なお、ゼンハイザーの完全ワイヤレスイヤホンでも外音取り込み機能を備えるモデルは存在するが、それらと本機の大きな違いとして、アクティブノイズキャンセリングをかけながらビームフォーミングで外音を取り込める、両機能を同時に効かせることができることが挙げられている。
本機ではアプリを利用して、本人の聞こえ方にあわせたサウンドプロファイルを設定することができる。設定はアプリ上のガイドに従えば簡単に行えて、何度でも再設定できるので、設定から時間が経って聞こえ方が気になってきた際などに、すぐに試せるのもポイントとなる。
イヤホン本体には人間工学に基づいたデザインを採用するとともに、イヤーピースおよびイヤーフィンもS/M/Lの3サイズを揃えフィット感も高めている。動作時間はイヤホン単体で9時間、充電ケースと併用することで最大27時間再生が可能。BluetoothコーデックはSBCをサポートする。
通常の完全ワイヤレスイヤホンのような音楽リスニング用ではなく、聴覚をサポートして会話をクリアにするためのヒアリングソリューションデバイスとして位置づけられるもの。ゼンハイザーブランドの製品としてリリースされるが、補聴器系ブランドを傘下にするSonovaグループの持つ技術を投入して開発されている。なお、医療機器である補聴器とは異なり、集音器に近い存在のため、売り場が限定されないとのこと。またその上で、集音器よりも性能は上だと同社はアピールしている。
DSPやコアプロセッサー、メモリなどの役割を担う3つのチップを1つに集約したSonova独自開発のチップを搭載。同チップは省エネかつコンパクトで、高い処理能力を有しているとのこと。製品としては軽度から中度の難聴の方をサポートするとしており、実際、使用者が騒音のある場所で会話をした際、95%が聴きやすさが向上したと述べたという。
ユーザーの使用環境にあわせて、相手との会話に焦点を置いた「コミュニケーションモード」、周囲の音を取り入れるアンビエントアウェアネスのレベルを調節可能で落ち着いたシーンに適した「リラックスモード」、音楽/動画視聴時に自動で切り替わりアンビエントアウェアネスとノイズキャンセリングレベルを調節できる「ストリーミングモード」の3モードを用意。
なかでもコミュニケーションモードに備えられた「オートシーンモード」が本機の大きな特徴となる。これは静かな場所から騒音のある場所に移動した際に、周囲の騒音レベルが変わるのに対して、そのノイズレベルを自動検知、ノイズキャンセリングとビームフォーミングの指向性を調整して、会話しやすくなるようにするといった機能だ。
オートシーンモードは補聴器で使用されている機能だが、補聴器ではないヒアリングデバイスにおいては実装されておらず、手動でモード切り替えが必要だったと同社は説明。そうした手間から解放され、会話だけに専念できるとアピールする。
自動調節には「Quiet(静かな状況)」「Moderate(騒音のある状況)」「Loud(大きな騒音のある状況)」の3段階のレベルが用いられ、周囲の環境をリアルタイムで分析して最適なノイズキャンセリングの設定が選択される。また、それでも会話が聞き取りづらいという場合は、「Conversation Clear」アプリ経由でスピーチの音量を調節できるほか、「クラリティブースト」機能の活用でよりスムーズな会話が実現できるという。
なお、ゼンハイザーの完全ワイヤレスイヤホンでも外音取り込み機能を備えるモデルは存在するが、それらと本機の大きな違いとして、アクティブノイズキャンセリングをかけながらビームフォーミングで外音を取り込める、両機能を同時に効かせることができることが挙げられている。
本機ではアプリを利用して、本人の聞こえ方にあわせたサウンドプロファイルを設定することができる。設定はアプリ上のガイドに従えば簡単に行えて、何度でも再設定できるので、設定から時間が経って聞こえ方が気になってきた際などに、すぐに試せるのもポイントとなる。
イヤホン本体には人間工学に基づいたデザインを採用するとともに、イヤーピースおよびイヤーフィンもS/M/Lの3サイズを揃えフィット感も高めている。動作時間はイヤホン単体で9時間、充電ケースと併用することで最大27時間再生が可能。BluetoothコーデックはSBCをサポートする。