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精密な音響構造を搭載

AFUL、14BAドライバーと3Dプリント技術を駆使した最上位イヤホン「Cantor」

公開日 2024/09/04 14:04 編集部:成藤 正宣
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サウンドアースは、同社取り扱いブランドAFUL(アフー)から、片側あたりBAドライバー14基を搭載するフラグシップイヤホン「Cantor」を、9月6日(金)に発売する。価格はオープンだが、市場では税込132,000円前後での実売が予想される。

「Cantor」

片側あたり14基のBAドライバーを搭載し、精密なエンジニアリング、繊細な職人技、高精度の3Dプリント部品を組み合わせることで、エレガントなデザインと聴覚的な卓越性を兼ね備えたとするブランドの最上位モデル。

14基のBAドライバーを効率的に統合するため「多次元周波数分割アーキテクチャー」を採用。抵抗器/インダクター/コンデンサーを組み合わせた高度な電子クロスオーバーを用いる「RCLネットワーク周波数分割技術」により、周波数分布を正確に管理。さらに、各帯域ごとに独自の音響構造を備えることで、ドライバー間のスムーズな繋がりや、没入感とバランスに優れたオーディオ体験、まとまりのあるサウンドステージを実現するという。

14基のBAドライバーを複数の独自技術によってまとめ上げた

低域側には、10 - 100Hzの超低域用/パワフルな低域用の2種類のコンポジット・ドライバーを配置し、迷路状の音響管「デュアル・チャンネル・アコースティック・メイズテクノロジー」を装備。精密にチューニングされた音響管により、深み/パワー/明瞭度を高めた弾力性のある低域を再現できるとする。

高域には、独自の構造を通して共振を排除、明瞭さを高める「非破壊ダイレクトドライブトポロジー技術」を採用し、伸びやかで滑らかな高域を実現と説明。また中域には位相干渉抑制技術を投入した。

ハウジングの素材にはドイツ製ブルーレジンを採用。ノズルにはニッケルメッキを施した真鍮を使用し、超高域の伸び、高域の聴き取りやすさを高めた。フェイスプレートにはカタツムリと貝殻の粒を樹脂に混ぜ込んだ螺鈿を施し、プレーンでありながらゴージャスな外観に仕上げたとしている。

ブルーのレジンと螺鈿により、プレーンでありながらゴージャス感のあるデザインに

ケーブルは0.78mm 2pinコネクターによる着脱に対応。付属ケーブルは5N LC-OFC導体と4.4mmバランスプラグを採用し、透明で柔軟なPVC被覆とナイロン網組スリーブ、傷つきにくいクロムメッキを施した真鍮パーツなどを装備する。長さは約1.2m。

付属ケーブル

再生周波数帯域は5Hz - 35kHz、インピーダンスは20Ω、感度は106dB(@1kHz)。

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