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内部構造等を刷新した第2世代モデル

qdc、2Pin搭載IEMを完全ワイヤレス化するアダプター「TWX II」。より大きいイヤホンが収納可能に

公開日 2024/09/13 11:00 編集部:松原ひな子
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アユートは、同社取り扱いのqdcから、同ブランドの2Pinコネクター搭載IEMを完全ワイヤレスイヤホン化するBluetoothアダプター「TWX II」を、9月21日に発売する。価格は22,000円(税込)。

「TWX II」

TWX IIは、qdcの2Pinコネクター搭載IEMとの互換性を備えるHi-Fi Bluetooth TWSアダプター「TWX」の後継機にあたるモデル。前モデルから主に、構造/ハードウェア/ソフトウェアの3点をアップグレードしたと説明している。

使用時のイメージ

充電ケースの内部構造を見直したことで、より大きなサイズのイヤホンが収納可能になった。なお、カスタムIEMの場合は筐体サイズによって充電ケースのふたが閉まらなくなる場合があるため、同社は事前確認の上での使用検討を促している。

ハードウェア面のアップグレードでは、充電管理チップセットを刷新。合わせてソフトウェアもアップデートを施すことで、使用時の安定性が向上したとする。チップは前モデルと同じQualcomm「QCC3040」を搭載。左右それぞれに30mW出力のアンプを内蔵することで、接続したIEMの性能を引き出せるとしている。

連続再生は本体のみで約8時間、充電ケースとの併用で約40時間。約1.5時間で満充電が可能とする。ワイヤレス接続時はBluetooth 5.2に対応するほか、コーデックはSBC/AAC/aptX、プロファイルはA2DP1.3/AVRCP1.5/HSP1.5/HFP1.7をサポートする。

機能面では、音楽リスニング向けの「ミュージックモード」、内属マイクによって外部の音を取り込む「トランスペアレントモード」、低遅延を優先してCVCノイズリダクションによるクリアな通話も実現する「ゲームモード」といった3つのモードを搭載する。

各モードは本体のタッチコントロールで切り替えられるほか、独自の専用コントロールアプリ「qdc」でも切り替えが可能。同アプリでは他にも、外音取り込みレベルの調整や左右のボリュームの調整、プリセットEQ、10バンドによるカスタマイズ設定が行える。

アダプター本体は人間工学に基づいたデザインで、動いていても落ちにくく快適な装着感を実現したと説明。片側のみの使用も可能なほか、IP54の防塵防水規格に対応している。

外形寸法/質量は、本体が約52W×35H×11Dmm/約6g、充電ケースが110W×60H×38Dmm/約75g。

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