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9.1.4chのDolby Atmos再生に対応

Sonos、新プレミアムサウンドバー「Arc Ultra」発表。最新技術で従来機の2倍の重低音を実現

公開日 2024/10/16 15:06 編集部:杉山康介
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Sonosは、新サウンドバー「Sonos Arc Ultra」を発表。10月29日よりグローバルで順次発売する。日本では11月下旬の発売を予定しており、価格は149,800円(税込)となる。

Sonos Arc Ultra

同社プレミアムサウンドバー「Sonos Arc」の後継となるモデル。トランスデューサーのサイズを大幅縮小しつつ重低音を強化するという最新技術「Sound Motion」を初搭載し、従来機の2倍の重低音で9.1.4ch空間オーディオを体験できるとしている。

ドライバーはSound Motionウーファー、両端にウェーブガイドを備えたトゥイーター×7、ミッドウーファー×6の計14基を搭載。クリス・ジェンキンス氏やオナリー・ブランク氏といった映画のベテランプロデューサー、製作者と協力して、Dolby Atmosコンテンツ再生のためにファインチューニングしたことで、プロ仕様のサウンドシステムに匹敵する体験を実現したとのこと。

Sound Motion技術で従来機と比べて2倍の重低音を実現

また、新しいセンターチャンネル構造によって人の声が聞き取りやすくなったとアピール。ルーム音響補正機能の「Trueplay」や、声を聞き取りやすくする「スピーチエンハンスメント」といった機能も搭載するほか、Arc同様、ヘッドホン「Sonos Ace」との音声スワップにも対応する。

HDMI eARC端子を搭載し、HDMIケーブル1本でテレビと接続して使うことが可能。タッチ操作部は視覚的に邪魔にならないよう、本体後部に隠れた構造となっており、テレビリモコンやSonosアプリ、またAmazon AlexaやSonos Voice Control(日本語非対応)の音声コントロールなどで操作することができる。

製品の内部構造

本体はよりスリムなボディとなり、壁につけてもエレガント、キャビネットに置いても視界を妨げないと説明。スピーカー背面まで包み込むラップアラウンドグリルによって、サウンドがあらゆる角度に放射される設計となっている。

外形寸法は1,178W×75H×110.6Dmmで、質量は5.9kg。カラーはブラック/ホワイトの2色を展開する。

本機の発表にあたり、Sonos CEOのパトリック・スペンス氏は以下のようにコメントしている。

「Sonosは数十年にわたり、サウンドだけでなくデザイン性にも優れた製品でホームシアターと音楽
体験に革命をもたらしてきました。革新への飽くなき追求から、単一のスピーカーで可能なことの限界を打ち破るべく、私たちはSound MotionTMを開発しました。業界初のトランスデューサー技術をホームシアターに導入することで、現代の生活空間に適したデザインと並び、非凡なサウンドへの需要に応えます。Sonos Arc Ultraは、当社のベストセラーであるサウンドバーを進化させたものであり、この驚くべき革新を元に、よりスリムなデザインから、これまでにないサウンド体験を提供します」

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