ガジェットiPhone 13 Pro Maxとの違いも分かる
iPhone 14 Pro Maxの分解動画がさっそく公開。冷却システムや「Dynamic Island」周りが明らかに
本日(9月16日)iPhone 14シリーズが発売されたばかりだが、さっそくiPhone 14 Pro Maxの分解動画が公開され、内部の構造が明らかにされている。
今回の分解レポートは、YouTubeチャンネルPBK Reviewsによるものだ。修理業者iFixitほど詳細な分析はないが、昨年のiPhone 13 Pro Maxからの設計の変更や内部パーツの配置換えなど、概要はつかめる内容となっている。
まず分かりやすいのが、大きな面積を取っている内蔵バッテリーだろう。昨年のiPhone 13 Pro Maxと同じくL字型ではあるが、先日の報告にもあったように若干小さくなっているようだ。
次にディスプレイの裏面には、放熱を助けるためのグラファイトシート(熱伝導シートの一種)が貼られていることが分かる。ほか、ロジックボードを覆う金属板があり、こちらも放熱のためと推測される。アップルは8日に開催された「Far Out」イベントの基調講演で、iPhone 14シリーズ全モデルで熱管理を改善したと述べていたが、PBK Reviewsはこれらを指しているのではないか、と指摘している。
さらに画面上部のノッチ(切り欠き)にかわるパンチホール部分にも分解の手はおよんでいる。アップルいわく「Dynamic Island」であり、2つの穴を1つにまとめつつ、通知や操作ボタンなどが表示される領域でもある。
これまでノッチの下には、顔認証のFace IDを実現するためのTrueDepthカメラが置かれていた。それはiPhone 14 Pro Maxでも変わりないが、スペースを確保するため、iPhone史上初めて近接センサーをディスプレイの下に移していることが確認できる。従来の近接センサーは、Face ID用のパーツと一緒にノッチ内に収納されていた。
ほか分解動画では、強化された背面カメラなどが確認できる。上記したとおり、より詳細な分解や分析は、専門の機材を揃えて知見もあるiFixitの報告を待つことになるだろう。ともあれ、「納期1ヶ月以上の超人気モデル」を惜しげなく分解した動画を、発売当日に見られるのはありがたいことだ。
Source: PBK Reviews
via: MacRumors
今回の分解レポートは、YouTubeチャンネルPBK Reviewsによるものだ。修理業者iFixitほど詳細な分析はないが、昨年のiPhone 13 Pro Maxからの設計の変更や内部パーツの配置換えなど、概要はつかめる内容となっている。
まず分かりやすいのが、大きな面積を取っている内蔵バッテリーだろう。昨年のiPhone 13 Pro Maxと同じくL字型ではあるが、先日の報告にもあったように若干小さくなっているようだ。
次にディスプレイの裏面には、放熱を助けるためのグラファイトシート(熱伝導シートの一種)が貼られていることが分かる。ほか、ロジックボードを覆う金属板があり、こちらも放熱のためと推測される。アップルは8日に開催された「Far Out」イベントの基調講演で、iPhone 14シリーズ全モデルで熱管理を改善したと述べていたが、PBK Reviewsはこれらを指しているのではないか、と指摘している。
さらに画面上部のノッチ(切り欠き)にかわるパンチホール部分にも分解の手はおよんでいる。アップルいわく「Dynamic Island」であり、2つの穴を1つにまとめつつ、通知や操作ボタンなどが表示される領域でもある。
これまでノッチの下には、顔認証のFace IDを実現するためのTrueDepthカメラが置かれていた。それはiPhone 14 Pro Maxでも変わりないが、スペースを確保するため、iPhone史上初めて近接センサーをディスプレイの下に移していることが確認できる。従来の近接センサーは、Face ID用のパーツと一緒にノッチ内に収納されていた。
ほか分解動画では、強化された背面カメラなどが確認できる。上記したとおり、より詳細な分解や分析は、専門の機材を揃えて知見もあるiFixitの報告を待つことになるだろう。ともあれ、「納期1ヶ月以上の超人気モデル」を惜しげなく分解した動画を、発売当日に見られるのはありがたいことだ。
Source: PBK Reviews
via: MacRumors