ガジェット初期Quest 2ほど安くなるかどうか
「Meta Quest 3」CAD画像リーク。パンケーキレンズで小型軽量に?
Meta社の次期VRヘッドセット「Quest 3」のモックアップと称されるCAD画像や、機能の詳細に関する噂が報じられている。同社は高級VRヘッドセット「Project Cambria」を10月12日午前2時(日本時間)に発表する見通しだが、今回はそれとは別物で、「Quest 2」の後継機にあたるようだ。
なお、Project Cambriaの製品名は「Quest Pro」になるとの説が有力であり、先日その実物がホテルに置き忘れられていたという動画が公開されていた。
YouTuberでVR関連リーカーのBradley Lynch氏によれば、Quest 3にはQuest Proのように顔の表情を認識する、アイトラッキングやフェイストラッキングは一切搭載しないそうだ。
物理的なデザインはおおむねQuest Proに基づいており、同じくパンケーキレンズの採用により軽量化を図っているという。現行のQuest 2はフレネルレンズを使っているが、パンケーキレンズはディスプレイとの距離が近づけやすいため、デバイスの小型化に繋がるものだ。
またQuest 3の外部にはIPD(瞳孔間距離)ホイールがあるかもしれないとのこと。Quest 2のIPD調整は3段階で、しかもゴーグルを装着しながらでは調整できないため、これが本当であれば朗報だろう。
そして本体を頭に固定するためのストラップは、Quest 2とほぼ同じ布製のようだ。MetaはQuest 2用の公式アクセサリーとしてプラスチック製かつ後頭部のダイヤルで調整できる「Eliteストラップ」を別売りしているが、同じ路線を続けるらしい。Quest 2用の純正品は高価なため、安価なサードパーティ製ストラップに人気があるが、Quest 3との互換性も気になるところだ。
その一方で、充電ドックに使えそうな端子が確認できるのも歓迎されそうだ。Quest 2でも側面のUSB-C端子から充電できるサードパーティ製ドックが発売されているが、無理に対応させるためか、少し高価となっていた。
ハードウェアの仕様をまとめておくと、ざっと以下の通りだ。
・Quest 2のような布ストラップ、背面バッテリー非搭載・6自由度トラッキング用カメラ×2・外部カメラはBW(白黒)×2とRGB×2・深度センサー・LCDディスプレイ×2・メカニカルIPD調整・パンケーキレンズ・アイトラッキングとフェイストラッキングは非搭載・冷却用にシングルファン搭載・SoCはクアルコム社製「Snapdragon XR2(第2世代)」・ドック充電用コネクター
ほかQuest 3は、Meta社が取り組む「Project Razor」にも対応しているという。このプロジェクトはクラウドでVR処理することで、ヘッドセット単体では動作できないハイエンドのVRゲームを遊べるようにするものだそうだ。
製品的な位置づけとしては、Quest 2のようにVRヘッドセットの入門機となり、いずれユーザーをQuest Proへの購入に導く狙いのようだ。そうした戦略的な商品であれば、価格も初期のQuestのように安価に抑えることが望まれそうだ。
Source: Bradley Lynch(YouTube)
via: Road to VR
なお、Project Cambriaの製品名は「Quest Pro」になるとの説が有力であり、先日その実物がホテルに置き忘れられていたという動画が公開されていた。
YouTuberでVR関連リーカーのBradley Lynch氏によれば、Quest 3にはQuest Proのように顔の表情を認識する、アイトラッキングやフェイストラッキングは一切搭載しないそうだ。
物理的なデザインはおおむねQuest Proに基づいており、同じくパンケーキレンズの採用により軽量化を図っているという。現行のQuest 2はフレネルレンズを使っているが、パンケーキレンズはディスプレイとの距離が近づけやすいため、デバイスの小型化に繋がるものだ。
またQuest 3の外部にはIPD(瞳孔間距離)ホイールがあるかもしれないとのこと。Quest 2のIPD調整は3段階で、しかもゴーグルを装着しながらでは調整できないため、これが本当であれば朗報だろう。
そして本体を頭に固定するためのストラップは、Quest 2とほぼ同じ布製のようだ。MetaはQuest 2用の公式アクセサリーとしてプラスチック製かつ後頭部のダイヤルで調整できる「Eliteストラップ」を別売りしているが、同じ路線を続けるらしい。Quest 2用の純正品は高価なため、安価なサードパーティ製ストラップに人気があるが、Quest 3との互換性も気になるところだ。
その一方で、充電ドックに使えそうな端子が確認できるのも歓迎されそうだ。Quest 2でも側面のUSB-C端子から充電できるサードパーティ製ドックが発売されているが、無理に対応させるためか、少し高価となっていた。
ハードウェアの仕様をまとめておくと、ざっと以下の通りだ。
・Quest 2のような布ストラップ、背面バッテリー非搭載・6自由度トラッキング用カメラ×2・外部カメラはBW(白黒)×2とRGB×2・深度センサー・LCDディスプレイ×2・メカニカルIPD調整・パンケーキレンズ・アイトラッキングとフェイストラッキングは非搭載・冷却用にシングルファン搭載・SoCはクアルコム社製「Snapdragon XR2(第2世代)」・ドック充電用コネクター
ほかQuest 3は、Meta社が取り組む「Project Razor」にも対応しているという。このプロジェクトはクラウドでVR処理することで、ヘッドセット単体では動作できないハイエンドのVRゲームを遊べるようにするものだそうだ。
製品的な位置づけとしては、Quest 2のようにVRヘッドセットの入門機となり、いずれユーザーをQuest Proへの購入に導く狙いのようだ。そうした戦略的な商品であれば、価格も初期のQuestのように安価に抑えることが望まれそうだ。
Source: Bradley Lynch(YouTube)
via: Road to VR