ガジェットStudio Sound、Headphone Tunerも検討中か
Spotify HiFi、いよいよ登場か? 月19.99ドル「プラチナ」プランを調査中
Spotifyが、発表から2年近くが経過しようとしているロスレスストリーミングサービス「Spotify HiFi」を、いよいよ開始するかもしれないという情報が入ってきた。
テックサイトのThe Vergeは、RedditのあるユーザーがSpotifyから受けたアンケートについて紹介している。そのユーザーがApple Musicに乗り換えるためにPremiumプランを解約したところ、「Platinum」(プラチナ)プランに乗り換えるかどうか尋ねられたという。なお、読者からの同様の報告については、9to5Macも紹介している。
Redditユーザーはそのアンケートのスクリーンショットを貼り付けており、それを見ると、プラチナプランの内容として「Spotify HiFi」「Studio Sound」「Headphone Tuner」「Audio Insights」「Library Pro」「Playlist Pro」「Limited-ad Spotify podcast」などの文言が書かれている。また、価格が月額19.99ドルであるとも記載されている。
もともと「Spotify HiFi」は、2021年2月に発表された。その時点では「2021年後半から、いくつかの国・地域で開始する」としていた。また音質の品位については「CDクオリティのロスレスオーディオフォーマット」と説明していた。
その後、2021年中には何のアナウンスもなかったが、2022年1月になり、ユーザーコミュニティの投稿に答えるかたちで、「私たちは、HiFi品質のオーディオがユーザーにとって重要と理解しています。将来的にSpotify HiFiをプレミアムユーザーに提供できることが楽しみです。しかし、まだ詳細をお伝えできるタイミングではありません」とコメントし、計画が継続中であると述べていた。しかしその後、Spotify HiFiに関する情報は再び途絶えた。
ご存じの通り、Apple MusicとAmazon Musicは、ロスレスやハイレゾストリーミングサービスをすでに提供している。また、ドルビーアトモスや360 Reality Audioによる空間オーディオ楽曲も増やしている。
両サービスはロスレス/ハイレゾや空間オーディオの楽曲ラインナップを増やしても月額料金は変えておらず、米国の場合はApple Musicが9.99ドルから、Amazon Music Unlimitedが8.99ドルから利用できる。
Spofityが行っているユーザー調査の内容から、同社がプレミアムの上位にあたるプラチナプランの導入を検討しており、それがどういった内容で、どの程度の価格なら受け入れられるか調べているものと考えられる。
とはいえ、Spotify HiFiと並んで記載された機能、たとえばStudio Soundが何を意味するのか、Headphone Tunerでどのような機能が追加されるのか、Audio Insightsでどういった体験が得られるかなどは、名称だけではわからない。そして、もしプラチナプランが導入されたとして、これらのサービスすべてが実現するとも限らない。
価格についても、現時点では月額19.99ドル、つまりプレミアムの個人プランである月額9.99ドルに10ドル上乗せした場合の受容度を調査している段階と考えられる。本当に10ドル上げるかどうかは調査の結果次第となるだろう。そもそも本当にプラチナプランが提供されるかも不明という状況だ。
ただし、導入を約束していたSpotify HiFiが遅れているのは事実。かたちがどうなるにせよ、早くスタートして欲しいというのが、音質にこだわるSpofityユーザーの本音ではないだろうか。
Source: The Verge
via: 9to5Mac
テックサイトのThe Vergeは、RedditのあるユーザーがSpotifyから受けたアンケートについて紹介している。そのユーザーがApple Musicに乗り換えるためにPremiumプランを解約したところ、「Platinum」(プラチナ)プランに乗り換えるかどうか尋ねられたという。なお、読者からの同様の報告については、9to5Macも紹介している。
Redditユーザーはそのアンケートのスクリーンショットを貼り付けており、それを見ると、プラチナプランの内容として「Spotify HiFi」「Studio Sound」「Headphone Tuner」「Audio Insights」「Library Pro」「Playlist Pro」「Limited-ad Spotify podcast」などの文言が書かれている。また、価格が月額19.99ドルであるとも記載されている。
もともと「Spotify HiFi」は、2021年2月に発表された。その時点では「2021年後半から、いくつかの国・地域で開始する」としていた。また音質の品位については「CDクオリティのロスレスオーディオフォーマット」と説明していた。
その後、2021年中には何のアナウンスもなかったが、2022年1月になり、ユーザーコミュニティの投稿に答えるかたちで、「私たちは、HiFi品質のオーディオがユーザーにとって重要と理解しています。将来的にSpotify HiFiをプレミアムユーザーに提供できることが楽しみです。しかし、まだ詳細をお伝えできるタイミングではありません」とコメントし、計画が継続中であると述べていた。しかしその後、Spotify HiFiに関する情報は再び途絶えた。
ご存じの通り、Apple MusicとAmazon Musicは、ロスレスやハイレゾストリーミングサービスをすでに提供している。また、ドルビーアトモスや360 Reality Audioによる空間オーディオ楽曲も増やしている。
両サービスはロスレス/ハイレゾや空間オーディオの楽曲ラインナップを増やしても月額料金は変えておらず、米国の場合はApple Musicが9.99ドルから、Amazon Music Unlimitedが8.99ドルから利用できる。
Spofityが行っているユーザー調査の内容から、同社がプレミアムの上位にあたるプラチナプランの導入を検討しており、それがどういった内容で、どの程度の価格なら受け入れられるか調べているものと考えられる。
とはいえ、Spotify HiFiと並んで記載された機能、たとえばStudio Soundが何を意味するのか、Headphone Tunerでどのような機能が追加されるのか、Audio Insightsでどういった体験が得られるかなどは、名称だけではわからない。そして、もしプラチナプランが導入されたとして、これらのサービスすべてが実現するとも限らない。
価格についても、現時点では月額19.99ドル、つまりプレミアムの個人プランである月額9.99ドルに10ドル上乗せした場合の受容度を調査している段階と考えられる。本当に10ドル上げるかどうかは調査の結果次第となるだろう。そもそも本当にプラチナプランが提供されるかも不明という状況だ。
ただし、導入を約束していたSpotify HiFiが遅れているのは事実。かたちがどうなるにせよ、早くスタートして欲しいというのが、音質にこだわるSpofityユーザーの本音ではないだろうか。
Source: The Verge
via: 9to5Mac